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公開番号
2025105193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223567
出願日
2023-12-28
発明の名称
成型体収容容器
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
83/00 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】密閉性を確保しつつ成型体を保持でき、かつ成型体を一つずつ取り出すことができる、携帯性にすぐれた成型体収容容器を提供すること。
【解決手段】一端部が開口した容器本体2と、キャップ本体31と内筒部32を有するキャップ3と、基端側が前記内筒部32に外挿されて前記キャップ3に対して回動自在かつ該キャップ3に対して挿抜不能に接続され、前記複数の成型体が収容される筒状のホルダ部材4と、前記ホルダ部材4の内部かつ前記内筒部32の内部に配置され、該ホルダ部材4及び該内筒部32の軸方向に移動して前記ホルダ部材4に収容された前記複数の成型体を押し出す棒状の押出部材5と、前記ホルダ部材4を前記キャップ3に対して回動させることで前記押出部材5を前記軸方向に移動させる押出部材移動手段6と、前記ホルダ部材の先端側に配置され前記成型体の脱出を規制する脱出規制部7と、を備える成型体収容容器1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の成型体を収容する成型体収容容器であって、
一端部が開口した筒状の容器本体と、
蓋面及び側面を有し前記容器本体の前記一端部に着脱可能に装着されるキャップ本体、及び基端側が前記蓋面の内面に接続されて該キャップ本体の着脱方向に延び、先端側が開口した内筒部を有するキャップと、
基端側が前記内筒部に外挿されて前記キャップに対して回動自在かつ該キャップに対して挿抜不能に接続され、前記複数の成型体が収容される筒状のホルダ部材と、
前記ホルダ部材の内部かつ前記内筒部の内部に配置され、該ホルダ部材及び該内筒部の軸方向に移動して前記ホルダ部材に収容された前記複数の成型体を押し出す棒状の押出部材と、
前記ホルダ部材を前記キャップに対して回動させることで前記押出部材を前記軸方向に移動させる押出部材移動手段と、
前記ホルダ部材の先端側に配置され前記ホルダ部材に収容された前記成型体の脱出を規制する脱出規制部と、を備える成型体収容容器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記押出部材移動手段は、
前記ホルダ部材の内周面に形成された雌ネジ部と、
前記押出部材の外周面に形成され前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部と、
前記ホルダ部材を前記内筒部に対して回動させた場合における前記押出部材の前記内筒部に対する回動を規制する回動規制部と、を備える請求項1に記載の成型体収容容器。
【請求項3】
前記容器本体と前記ホルダ部材との間に気密保持手段を備える請求項1に記載の成型体収容容器。
【請求項4】
前記気密保持手段は、ホルダ部材4の外周面に周方向に沿って、容器本体2の一端部の内周面に当接するリブを配置することにより形成する請求項3に記載の成型体収容容器。
【請求項5】
前記回動規制部は、前記内筒部の内周面に形成され前記軸方向に延びる溝部と、前記押出部材の外周面に形成され前記溝部に係合する係合部と、を備える請求項2に記載の成型体収容容器。
【請求項6】
前記ホルダ部材は、基端側に配置され前記キャップに対して回動自在かつ該キャップに対して挿抜不能に接続される筒状の第1ホルダ部材と、前記第1ホルダ部材に対して着脱可能に装着される筒状の第2ホルダ部材と、を備える請求項1に記載の成型体収容容器。
【請求項7】
前記第2ホルダ部材は、
該第2ホルダ部材の一端に形成され前記第1ホルダ部材の先端に備えられた係合突起に係合する係合穴と、
該第2ホルダ部材の他端に形成される前記脱出規制部と、を備える請求項6に記載の成型体収容容器。
【請求項8】
前記第2ホルダ部材は、
該第2ホルダ部材の一端を塞ぐ剥離可能なシール部材と、
該第2ホルダ部材の他端を塞ぐホルダキャップと、を備える請求項7に記載の成型体収容容器。
【請求項9】
前記第2ホルダ部材は、
該第2ホルダ部材の一端側に形成され前記第1ホルダ部材の先端側に螺合可能な雄ネジ部と、
該第2ホルダ部材の他端側に形成される前記脱出規制部と、を備える請求項6に記載の成型体収容容器。
【請求項10】
前記第2ホルダ部材は、前記雄ネジ部に螺合して該第2ホルダ部材の一端側を塞ぐ第1ホルダキャップと、該第2ホルダ部材の他端側を塞ぐ第2ホルダキャップと、を備える請求項9に記載の成型体収容容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、密閉性を確保しつつ成型体を保持することができ、かつ成型体を一つずつ取り出すことができる成型体収容容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、有効成分が配合された高機能のスキンケア化粧品は、主に化粧水や美容液等の液体の状態で供され、毎日習慣的に用いることによって、その効果が発揮される。
【0003】
一方、近年では、旅先や出張先、あるいはスポーツジム等においてスキンケアが行われる機会が増加していることから、携帯の際に負担の少ない製品が求められている。また、携帯用に限らず、日常的に、あるいは肌の状態に応じて使用するスキンケア化粧品においても、手軽にかつカスタマイズして使用できる形態の製品の要求は高い。
【0004】
上記のような要求に応じる手段の一つとして、化粧水等液状の組成物を乾燥製剤とし、これを使用時に水に再溶解して使用するような製品の形態があり、液状組成物の乾燥製剤化に関する技術としては、例えば、水との共存下で不安定なL-アスコルビン酸-2-リン酸塩を、糖アルコールと低吸湿性のオリゴ糖及び水溶性高分子と混合した水溶液とし、凍結乾燥を行うことにより乾燥製剤を得る技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-149468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、乾燥製剤は、空気中の水分を吸着して変質し易く、携帯するための簡便な容器では、品質を維持することが難しい。また、外出先での使用は、適量の乾燥製剤を取り出し、これを水に再溶解する操作は煩わしく、乾燥製剤を落として無くしたりするなどの誤操作につながり易い。
【0007】
本発明は、乾燥製剤を成型して得た成型体を、密閉性を確保しつつ保持することができ、かつ成型体を一つずつ取り出すことができる、携帯性にすぐれた成型体収容容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、成型体収容容器において、実施態様に示されるような、容器本体、キャップ、ホルダ部材、押出部材、押出部材移動手段、及び脱出規制部を備えることにより、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
上記課題を解決するための具体的な手段には、以下の実施態様が含まれる。
【0010】
<1>
複数の成型体を収容する成型体収容容器であって、
一端部が開口した筒状の容器本体と、
蓋面及び側面を有し前記容器本体の前記一端部に着脱可能に装着されるキャップ本体、及び基端側が前記蓋面の内面に接続されて該キャップ本体の着脱方向に延び、先端側が開口した内筒部を有するキャップと、
基端側が前記内筒部に外挿されて前記キャップに対して回動自在かつ該キャップに対して挿抜不能に接続され、前記複数の成型体が収容される筒状のホルダ部材と、
前記ホルダ部材の内部かつ前記内筒部の内部に配置され、該ホルダ部材及び該内筒部の軸方向に移動して前記ホルダ部材に収容された前記複数の成型体を押し出す棒状の押出部材と、
前記ホルダ部材を前記キャップに対して回動させることで前記押出部材を前記軸方向に移動させる押出部材移動手段と、
前記ホルダ部材の先端側に配置され前記ホルダ部材に収容された前記成型体の脱出を規制する脱出規制部と、を備える成型体収容容器。
(【0011】以降は省略されています)
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