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公開番号2025100074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217171
出願日2023-12-22
発明の名称化粧料
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人
主分類A61K 8/49 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】べたつきがなく、かつなじみの早さに優れる化粧料を提供すること。
【解決手段】本発明に係る化粧料の一態様は、(A)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、(B)ポリグリセリン脂肪酸エステルと、(C)油分と、(D)ピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩と、を含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、
(B)ポリグリセリン脂肪酸エステルと、
(C)油分と、
(D)下記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩と、
TIFF
2025100074000008.tif
95
169
(前記一般式(1)において、R

、R

、R

、及びR

はそれぞれ独立して炭素数1~3のアルキル基を示し、R

及びR

はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1~3のアルキル基を示す。)
を含有することを特徴とする化粧料。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記(D)前記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩におけるR

及びR

が水素原子である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
前記(D)前記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩におけるR

、R

、R

、及びR

がメチル基である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項4】
前記(D)前記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩の含有量が0.1質量%~1質量%である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項5】
前記(C)油分が、エステル油である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項6】
前記エステル油が、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル及びテトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスタットからなる群より選択される少なくともいずれかを含有する、請求項5に記載の化粧料。
【請求項7】
前記(C)油分の含有量が1質量%以下である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項8】
化粧水に用いられる、請求項1に記載の化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
皮膚からの水分蒸散を抑えてうるおいを保ち、皮膚を柔らかくするエモリエント作用を目的として使用される化粧料においては、エモリエント作用のみならず、使用感の良さも求められている。通常、油分の含有量が多いほど高い保湿作用及びエモリエント作用が得られる。一方、油分の含有量が多いと、べたつきが強くなり、使用感が悪くなる。反対に、油分を少なくし、水性成分の占める割合を多くすると、べたつきは軽減されるものの、エモリエント作用が劣る傾向がある。そのため、特に化粧水のような水性成分が多い化粧料においては、エモリエント作用の実現が難しい。
【0003】
これに対し、例えば、特許文献1には、エモリエント作用を有することが知られているポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びポリグリセリン脂肪酸エステルと、多価アルコールと、特定のアニオン界面活性剤とを含有する組成物が、湯船に投入して希釈した場合であっても、化粧水の有する効果を実感できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-188953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記に鑑みて、本発明の一態様は、べたつきがなく、かつなじみの早さに優れる化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る化粧料の一態様は(A)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、(B)ポリグリセリン脂肪酸エステルと、(C)油分と、(D)下記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩と、を含有することを特徴とする。
【0007】
TIFF
2025100074000001.tif
95
169
(前記一般式(1)において、R

、R

、R

、及びR

はそれぞれ独立して炭素数1~3のアルキル基を示し、R

及びR

はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1~3のアルキル基を示す。)
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、べたつきがなく、かつなじみの早さに優れる化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、実施形態は以下の記述によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、本明細書において数値範囲を示す「~」は、別段の断りがない限り、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
【0010】
(化粧料)
一実施形態に係る化粧料は、(A)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、(B)ポリグリセリン脂肪酸エステルと、(C)油分と、(D)下記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩と、を含有し、更に必要に応じて、その他の成分を含有する。
(【0011】以降は省略されています)

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