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公開番号2025087044
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201413
出願日2023-11-29
発明の名称化粧料
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/49 20060101AFI20250603BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】使用感に優れた化粧料を提供する。
【解決手段】(A)ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテル、(B)特定の構造を有するピリミジルピラゾール化合物、および(C)水を含んでなる化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテル、
(B)式(1)で表されるピリミジルピラゾール化合物またはその塩、および
(C)水
を含んでなる化粧料。
TIFF
2025087044000004.tif
53
170
(式中、


、R

、R

およびR

は、それぞれ独立に、C
1-3
アルキル基であり、かつ、


およびR

は、それぞれ独立に、水素原子、またはC
1-3
アルキル基である)
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】


およびR

が、水素原子である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】


、R

、R

およびR

が、メチル基である、請求項1または2に記載の化粧料。
【請求項4】
(A)成分が、PEG/ポリブチレングリコール-44/15メチルエーテル水添ダイマージリノレイルである、請求項1または2に記載の化粧料。
【請求項5】
(A)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~1質量%である、請求項1または2に記載の化粧料。
【請求項6】
(B)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~1.5質量%である、請求項1または2に記載の化粧料。
【請求項7】
(A)成分と(B)成分との配合量比が、質量比で、(A):(B)=1:0.2~1:60である、請求項1または2に記載の化粧料。
【請求項8】
(D)油分の配合量が、化粧料の総量に対して、0質量%以上1質量%以下である、請求項1または2に記載の化粧料。
【請求項9】
水性化粧料である、請求項1または2に記載の化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料に関する。具体的には、本発明は、ピリミジルピラゾール化合物またはその塩を含んでなる化粧料に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
化粧料には、化粧水、乳液、クリーム等さまざまな剤型があり、中でも化粧水は基礎化粧には欠かせないアイテムの1つとなっている。化粧水には、水や保湿成分の水溶性物質以外に、香料、油分、油溶性薬剤等の非水溶性物質を安定配合させるために、さまざまな界面活性剤が配合されている。例えば、特定の構造を有するアルキレンオキシド誘導体を界面活性剤として配合することが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
皮膚のしみ、そばかすなどの色素沈着は、ホルモンの異常や紫外線の刺激がきっかけとなって、表皮色素細胞内でのメラニン産生が亢進し、メラニンが表皮に過剰に沈着するために生じる。このようなメラニン色素の異常沈着の防止や改善を目的として、化粧料に美白剤が配合されている。美白剤として配合されている成分としては種々知られているが、近年、ピリミジルピラゾール化合物も、有用な美白剤として知られている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-29909号公報
国際公開2009/099192
【発明の概要】
【0005】
本発明者らの検討によると、ピリミジルピラゾール化合物を化粧料に用いる場合に、べたつきを生じやすい傾向にあることがわかってきた。本発明者らは、驚くべきことに、ピリミジルピラゾール化合物またはその塩と、ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテルとの組み合わせを含む化粧料を用いることで、優れた使用感を達成できることを見いだした。本発明はこれらの知見に基づくものである。
【0006】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1](A)ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテル、(B)式(1)で表されるピリミジルピラゾール化合物、および(C)水を含んでなる化粧料。
TIFF
2025087044000001.tif
55
170
(式中、


、R

、R

およびR

は、それぞれ独立に、C
1-3
アルキル基であり、かつ、


およびR

は、それぞれ独立に、水素原子、またはC
1-3
アルキル基である)
[2]R

およびR

が、水素原子である、[1]に記載の化粧料。
[3]R

、R

、R

およびR

が、メチル基である、[1]または[2]に記載の化粧料。
[4](A)成分が、PEG/ポリブチレングリコール-44/15メチルエーテル水添ダイマージリノレイルである、[1]~[3]のいずれかに記載の化粧料。
[5](A)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~1質量%である、[1]~[4]のいずれかに記載の化粧料。
[6](B)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~1.5質量%である、[1]~[5]のいずれかに記載の化粧料。
[7](A)成分と(B)成分との配合量比が、質量比で、(A):(B)=1:0.2~1:60である、[1]~[6]のいずれかに記載の化粧料。
[8](D)油分の配合量が、化粧料の総量に対して、0質量%以上1質量%以下である、[1]~[7]のいずれかに記載の化粧料。
[9]水性化粧料である、[1]~[8]のいずれかに記載の化粧料。
【0007】
本発明によれば、使用感に優れた化粧料を提供することができる。特に、塗布中はみずみずしく、塗布後はべたつきを抑制することができる。
【発明の概要】
発明の具体的説明
【0008】
本発明は、(A)ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテル、(B)特定の構造を有するピリミジルピラゾール化合物、および(C)水を含んでなる化粧料に関するものである。
【0009】
(A)ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテル
本発明による化粧料は、(A)ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテルを含んでなる。
【0010】
(A)成分は、好ましくは、以下の式で表される。
Z-{О-[(AO)

-(EO)

]-R}

式中、
Zは、ダイマージオールから水酸基を除いた残基であり、好ましくは炭素数24~48のダイマージオール残基である。
AOは、炭素数3または4のオキシアルキレン基であり、好ましくは、オキシプロピレン基、オキシブチレン基であり、さらに好ましくはオキシブチレン基であり、
炭素数3または4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の付加形態はブロックであり、付加順序は、ダイマージオールに対して、AO、EOの順で結合していることが好ましい。
aおよびbは、それぞれ、オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦2×a≦150、1≦2×b≦150であり、好ましくは、2≦2×a≦70、5≦2×b≦120であり、より好ましくは、2≦2×a≦50、10≦2×b≦100である。
オキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は10~99質量%であり、好ましくは20~70質量%である。
Rは、それぞれ独立に、炭素数1~4の炭化水素基であり、好ましくはメチル基またはエチル基である。
(【0011】以降は省略されています)

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