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公開番号
2025110501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004359
出願日
2024-01-16
発明の名称
肌表面形状評価方法、肌表面形状評価システム、肌表面形状評価プログラム、および肌表面形状評価装置
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/107 20060101AFI20250722BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】肌の表面の形状のイメージが湧きやすい評価方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る方法は、対象者の肌の表面の形状の計測結果を示す計測データを取得し、前記計測データを構成する周波数成分のうち、複数の周波数区分のそれぞれに属する周波数成分により構成される複数の抽出データを生成し、前記抽出データごとに、前記肌の表面の形状に関する指標の値を導出し、前記導出された前記抽出データごとの前記指標の値に基づいて、前記肌の表面の形状を評価する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
対象者の肌の表面の形状の計測結果を示す計測データを取得し、
前記計測データを構成する周波数成分のうち、複数の周波数区分のそれぞれに属する周波数成分により構成される複数の抽出データを生成し、
前記抽出データごとに、前記肌の表面の形状に関する指標の値を導出し、
前記導出された前記抽出データごとの前記指標の値に基づいて、前記肌の表面の形状を評価する方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記複数の抽出データを生成することは、
複数の閾値のそれぞれについて、前記計測データを構成する周波数成分から、各閾値よりも小さな周波数を有する周波数成分を抽出すること、
を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数の抽出データを生成することは、
前記肌の表面の形状を示す波形を構成する周波数成分から、閾値よりも小さな波長を有する周波数成分が除去された波形を示す情報を、複数の閾値を用いて当該閾値ごとに出力すること、
を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記評価は、前記抽出データごとの前記指標を多変量解析することにより抽出された変数を用いて評価することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記評価は、前記肌の表面の形状を示す波形が、互いに波長の異なる複数の波形成分の重ね合わせとして表された場合における、波長が600μm以下である1以上の波形成分に基づいて、前記対象者の肌のキメを評価することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記評価は、前記肌の表面の形状を示す波形が、互いに波長の異なる複数の波形成分の重ね合わせとして表された場合における、波長が500μm以上である1以上の波形成分に基づいて、前記対象者の肌の全体の平滑性を評価することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記肌の表面の形状に関する指標は、前記肌の表面に対する表面反射である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
対象者の肌の表面の形状の計測結果を示す計測データを取得する肌表面形状取得部と、
前記計測データを構成する周波数成分のうち、複数の周波数区分のそれぞれに属する周波数成分により構成される複数の抽出データを生成する周波数成分抽出部と、
前記抽出データごとに、前記肌の表面の形状に関する指標の値を導出する指標値導出部と、
前記導出された前記抽出データごとの前記指標の値に基づいて、前記肌の表面の形状を評価する評価部と
を備えた、肌表面形状評価システム。
【請求項9】
肌表面形状評価システムを
対象者の肌の表面の形状の計測結果を示す計測データを取得する肌表面形状取得部、
前記計測データを構成する周波数成分のうち、複数の周波数区分のそれぞれに属する周波数成分により構成される複数の抽出データを生成する周波数成分抽出部、
前記抽出データごとに、前記肌の表面の形状に関する指標の値を導出する指標値導出部、
前記導出された前記抽出データごとの前記指標の値に基づいて、前記肌の表面の形状を評価する評価部
として機能させるためのプログラム。
【請求項10】
対象者の肌の表面の形状の計測結果を示す計測データを取得する取得部と、
前記肌の表面の形状に基づいて、前記肌の凹凸の度合いと、前記肌のキメと、前記肌の全体の平滑性と、が評価された結果を、ユーザに提示するための画面を生成する画面生成部と、
を備える、肌表面形状評価装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、肌表面形状評価方法、肌表面形状評価システム、肌表面形状評価プログラム、および肌表面形状評価装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、肌の表面の形状は、肌が健やかな状態であるかどうかの判断材料にされることが多い。さらに、肌の表面の形状は、肌のツヤ、光沢、光沢の質からくる滑らかさといった実際に人間が感じ取ることができる肌の質感に関係する。そのため、肌の表面の形状を評価することは重要である。
【0003】
長らく、肉眼では見えにくい数mmの範囲にある肌の表面の形状は、マイクロスコープを使って視感による官能評価が行われてきた。近年、画像や肌の表面の形状をシリコーンゲルに転写して得たデータを用いて肌の表面の形状を評価することが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4749122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の手法では、肌の表面の形状を評価した結果を見ても、肌の表面の形状の具体的なイメージが湧きにくかった。
【0006】
そこで、本発明では、肌の表面の形状のイメージが湧きやすい評価方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る方法は、対象者の肌の表面の形状の計測結果を示す計測データを取得し、前記計測データを構成する周波数成分のうち、複数の周波数区分のそれぞれに属する周波数成分により構成される複数の抽出データを生成し、前記抽出データごとに、前記肌の表面の形状に関する指標の値を導出し、前記導出された前記抽出データごとの前記指標の値に基づいて、前記肌の表面の形状を評価する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、肌の表面の形状のイメージが湧きやすい評価方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る肌表面形状評価の概要を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る肌表面形状評価システムの構成図である。
本発明の一実施形態に係る肌表面形状評価システムの機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る肌表面形状評価のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るカットオフ値と肌の表面の形状と光沢指標値との関係を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る各年代のカットオフ値と肌の表面の形状との関係を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る各年代のカットオフ値と光沢指標値との関係を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る主成分分析について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る肌の表面の形状の評価結果を示す画面の一例である。
本発明の一実施形態に係る光沢指標値の改善について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る光沢指標値の改善について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る肌表面形状評価装置およびユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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