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公開番号
2025112967
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007555
出願日
2024-01-22
発明の名称
振動発生制御装置、振動発生制御プログラム、振動発生制御方法及び振動発生システム
出願人
国立大学法人 東京大学
代理人
弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250725BHJP(計算;計数)
要約
【課題】疑似牽引力錯覚を用いた質感表現を可能とする振動発生制御装置、振動発生制御プログラム、振動発生制御方法及び振動発生システムを提供する。
【解決手段】振動を発生可能な振動機構を有するデバイスを制御する振動発生制御装置であって、デバイスが有する加速度センサによって測定されたデバイスの加速度を取得する加速度取得部と、加速度取得部が取得した加速度に応じて、デバイスを振動させることにより、いずれかの方向に対する引力をデバイスに発生させる振動発生制御部と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
振動を発生可能な振動機構を有するデバイスを制御する振動発生制御装置であって、
前記デバイスが有する加速度センサによって測定された前記デバイスの加速度を取得する加速度取得部と、
前記加速度取得部が取得した前記加速度に応じて、前記デバイスを振動させることにより、いずれかの方向に対する引力を前記デバイスに発生させる振動発生制御部と、を有する、振動発生制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記振動機構は、前記デバイスにおいて非対称振動を発生可能な機構である、請求項1に記載の振動発生制御装置。
【請求項3】
前記デバイスは、他の物体に対して固定されており、
前記加速度センサは、ユーザが前記デバイスを保持しながら前記デバイス及び前記他の物体を移動させることによって生じる加速度を測定する、請求項1に記載の振動発生制御装置。
【請求項4】
前記デバイスは、他の物体に対して固定されており、
前記加速度センサは、ユーザが前記他の物体を保持しながら前記デバイス及び前記他の物体を移動させることによって生じる加速度を測定する、請求項1に記載の振動発生制御装置。
【請求項5】
前記デバイスは、ユーザの手に装着され、
前記加速度センサは、前記ユーザが前記デバイスを介して他の物体を保持しながら前記デバイス及び前記他の物体を移動させることによって生じる加速度を測定する、請求項1に記載の振動発生制御装置。
【請求項6】
さらに、前記振動の波形を示すパラメータを取得するパラメータ取得部を有し、
前記振動発生制御部は、前記加速度取得部が取得した前記加速度と、前記パラメータ取得部が取得した前記パラメータとに応じた前記振動を発生させる、請求項1に記載の振動発生制御装置。
【請求項7】
前記振動発生制御部は、
前記加速度取得部が取得した前記加速度から波形の出力強度を算出し、
算出した前記出力強度に対応する第1波形を生成し、
生成した前記第1波形に対応する前記振動を前記デバイスに発生させる、請求項6に記載の振動発生制御装置。
【請求項8】
前記パラメータは、波形の種類を含み、
前記振動発生制御部は、
前記種類に対応する第2波形を生成し、
生成した前記第2波形に対応する前記振動を前記デバイスに発生させる、請求項6に記載の振動発生制御装置。
【請求項9】
前記パラメータは、波形の周波数を含み、
前記振動発生制御部は、
前記周波数に対応する第3波形を生成し、
生成した前記第3波形に対応する前記振動を前記デバイスに発生させる、請求項6に記載の振動発生制御装置。
【請求項10】
前記パラメータは、波形の出力強度を含み、
前記振動発生制御部は、
前記出力強度に対応する第4波形を生成し、
生成した前記第4波形に対応する前記振動を前記デバイスに発生させる、請求項6に記載の振動発生制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動発生制御装置、振動発生制御プログラム、振動発生制御方法及び振動発生システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザが保持しながら使用するデバイスは、例えば、自装置を振動させる振動機構(以下、単に振動機構とも呼ぶ)を有する場合がある。具体的に、このようなデバイスは、例えば、振動機構が所定の波形に対応する振動を発生させることによって、いずれかの方向に対して牽引力(以下、疑似牽引力とも呼ぶ)が発生しているかのような錯覚(以下、疑似牽引力錯覚とも呼ぶ)をユーザに知覚させることが可能である(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/043787号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記のような分野では、例えば、疑似牽引力錯覚を用いることによる様々な質感表現の実現が求められている。
【0005】
そこで、本発明の目的は、疑似牽引力錯覚を用いた質感表現を可能とする振動発生制御装置、振動発生制御プログラム、振動発生制御方法及び振動発生システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明における振動発生制御装置は、振動を発生可能な振動機構を有するデバイスを制御する振動発生制御装置であって、前記デバイスが有する加速度センサによって測定された前記デバイスの加速度を取得する加速度取得部と、前記加速度取得部が取得した前記加速度に応じて、前記デバイスを振動させることにより、いずれかの方向に対する引力を前記デバイスに発生させる振動発生制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明における振動発生制御装置、振動発生制御プログラム、振動発生制御方法及び振動発生システムによれば、疑似牽引力錯覚を用いた質感表現が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態における情報処理システム10の構成例を示す図である。
図2は、物体4が固定されている状態のデバイス2の具体例を説明する図である。
図3は、ユーザOBがデバイス2を移動させる場合の具体例を説明する図である。
図4は、ユーザOBがデバイス2を移動させる場合の具体例を説明する図である。
図5は、ユーザOBがデバイス2を移動させる場合の具体例を説明する図である。
図6は、第1の実施の形態における情報処理装置1の構成例を示す図である。
図7は、第1の実施の形態における振動発生制御処理の概略を説明する図である。
図8は、第1の実施の形態における振動発生制御処理の概略を説明する図である。
図9は、第1の実施の形態におけるパラメータ取得処理を説明するフローチャート図である。
図10は、第1の実施の形態におけるパラメータ取得処理を説明する図である。
図11は、第1の実施の形態におけるメイン処理を説明するフローチャート図である。
図12は、第1の実施の形態におけるメイン処理を説明する図である。
図13は、第1の実施の形態におけるメイン処理を説明する図である。
図14は、第1の実施の形態におけるメイン処理を説明する図である。
図15は、第1の実施の形態におけるメイン処理を説明する図である。
図16は、第1の実施の形態におけるメイン処理を説明する図である。
図17は、第1の実施の形態におけるメイン処理を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1の実施の形態における情報処理システム10の構成例]
初めに、第1の実施の形態における情報処理システム10(以下、振動発生システム10とも呼ぶ)の構成例について説明を行う。図1は、第1の実施の形態における情報処理システム10の構成例を示す図である。
【0010】
情報処理システム10は、例えば、情報処理装置1(以下、振動発生制御装置1とも呼ぶ)と、デバイス2(以下、振動発生装置2とも呼ぶ)と、コントローラ3とを有する。そして、情報処理装置1は、例えば、デバイス2と有線または無線によって接続しており、デバイス2と通信を行うことが可能である。また、情報処理装置1は、例えば、コントローラ3と有線または無線によって接続しており、コントローラ3と通信を行うことが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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