TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025110151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003923
出願日
2024-01-15
発明の名称
発熱体の制御方法及び加熱器
出願人
株式会社オリジン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A47J
36/24 20060101AFI20250718BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】被加熱対象物の温度を短時間で精度よく目標とする温度に昇温させることが可能な、発熱体の制御方法及び加熱器を提供すること。
【解決手段】本開示の発熱体の制御方法は、被加熱対象物の目標温度を設定する工程と、前記被加熱対象物に接触する構造体を、発熱体を動作させて加熱する工程と、前記加熱を開始した後の所定のタイミングにおける前記構造体の昇温速度を検出する工程と、前記温度変化から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程と、前記目標温度に到達する時間が経過したことを報知する工程と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被加熱対象物の目標温度を設定する工程と、
前記被加熱対象物に接触する構造体を、発熱体を動作させて加熱する工程と、
前記加熱を開始した後の所定のタイミングにおける前記構造体の昇温速度を検出する工程と、
前記昇温速度から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程と、
前記目標温度に到達する時間が経過したことを報知する工程と、を備える、
発熱体の制御方法。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記昇温速度から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程は、前記発熱体を含む加熱器に仮想の熱回路を適用し、検出された前記昇温速度から、前記熱回路を利用して前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する、
請求項1に記載の発熱体の制御方法。
【請求項3】
被加熱対象物の目標温度を設定する工程と、
前記被加熱対象物に接触する構造体を、発熱体を動作させて加熱する工程と、
前記加熱を開始した後の所定のタイミングにおける前記構造体の昇温速度を検出する工程と、
前記昇温速度から前記目標温度よりも高い前記構造体の到達温度及び前記被加熱対象物が目標温度に到達する時間を算出する工程と、
前記構造体の温度が前記到達温度に到達したか否かを検知する工程と、
前記構造体の温度が前記到達温度に到達したことを検知した際に、前記発熱体の加熱を停止する工程と、
前記目標温度に到達する時間が経過したことを報知する工程と、を備える、
発熱体の制御方法。
【請求項4】
前記所定のタイミングは、単位時間毎の前記昇温速度の変化率が3%以内となったタイミング、あらかじめ設定された加熱開始からの経過時間が経過したタイミング、もしくは、前記構造体があらかじめ設定された温度となったタイミングである、
請求項3に記載の発熱体の制御方法。
【請求項5】
前記被加熱対象物は液体を内包しており、前記発熱体は、前記液体の温度を前記目標温度にするよう制御される、
請求項3に記載の発熱体の制御方法。
【請求項6】
前記昇温速度から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程は、前記発熱体を含む加熱器に仮想の熱回路を適用し、検出された前記昇温速度から、前記熱回路を利用して前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する、
請求項3に記載の発熱体の制御方法。
【請求項7】
被加熱対象物の目標温度を設定する工程と、
前記被加熱対象物に接触する構造体を、発熱体を動作させて加熱する工程と、
前記加熱を開始した後の所定のタイミングにおける前記構造体の昇温速度を検出する工程と、
前記昇温速度から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程と、
前記昇温速度から前記加熱を実施する加熱時間を算出する工程と、
前記加熱時間が経過したか否かを検知する工程と、
前記加熱時間の経過を検知した際に、前記発熱体の加熱を停止する工程と、
前記目標温度に到達する時間が経過したことを報知する工程と、を備える、
発熱体の制御方法。
【請求項8】
前記昇温速度から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程は、前記発熱体を含む加熱器に仮想の熱回路を適用し、検出された前記昇温速度から、前記熱回路を利用して前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する、
請求項7に記載の発熱体の制御方法。
【請求項9】
被加熱対象物の目標温度を設定する工程と、
前記被加熱対象物に接触する構造体を、発熱体を動作させて加熱する工程と、
前記加熱を開始した後の所定のタイミングにおける前記構造体の昇温速度を検出する工程と、
前記昇温速度から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程と、 前記構造体の温度が前記目標温度よりも高い所定の上限温度に到達したか否かを検知する工程と、
前記構造体の温度が前記上限温度に到達したことを検知した際に、前記上限温度を維持するように前記発熱体を制御する工程と、
前記目標温度に到達する時間が経過したことを報知する工程と、を備える、
発熱体の制御方法。
【請求項10】
前記昇温速度から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程は、前記発熱体を含む加熱器に仮想の熱回路を適用し、検出された前記昇温速度から、前記熱回路を利用して前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する、
請求項9に記載の発熱体の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、対象物を加熱する発熱体の制御方法及び加熱器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
被加熱対象物、例えば調理済みの食品等をパウチ内部に収容したレトルト食品(pre-packaged food)を発熱体を用いて加熱する加熱器が広く用いられている。例えば、レトルト食品を加熱(加温)するための装置として、例えば下記特許文献1には、開口部から挿入されたレトルト食品をその一面から押圧することで熱板の間に挟持し、この熱板を、出力を一定としたヒータで加熱することでレトルト食品を加温する装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平06-079430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の装置では、装置内の雰囲気温度を温度センサで検出し、その雰囲気温度が所定の温度に到達したか否かに基づいて加熱調理の制御を行っている。しかし、上述した方法では、レトルト食品の表面付近の温度を測定しているため、実際の内容物の温度とは異なる場合がある。さらに、レトルト食品の内容物により、仕上がり温度に差ができることが予想される。
【0005】
上述の課題を考慮して、本開示は、被加熱対象物の温度を短時間で精度よく目標とする温度に昇温させることが可能な、発熱体の制御方法及び加熱器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様に係る発熱体の制御方法は、被加熱対象物の目標温度を設定する工程と、前記被加熱対象物に接触する構造体を、発熱体を動作させて加熱する工程と、前記加熱を開始した後の所定のタイミングにおける前記構造体の温度変化を検出する工程と、前記温度変化から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程と、前記目標温度に到達する時間が経過したことを報知する工程と、を含むものである。
【0007】
このような発熱体の制御方法においては、構造体の温度変化から被加熱対象物が目標温度に到達する時間を算出するため、被加熱対象物を短時間で精度良く目標温度に昇温させることができる。
【0008】
本開示の第2の態様に係る発熱体の制御方法は、上記本開示の第1の態様に係る発熱体の制御方法において、前記昇温速度から前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程は、前記発熱体を含む加熱器に仮想の熱回路を適用し、検出された前記昇温速度から、前記熱回路を利用して前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する。
【0009】
このような発熱体の制御方法においては、被加熱対象物が目標温度に到達する時間を精度よく算出できる。
【0010】
本開示の第3の態様に係る発熱体の制御方法は、被加熱対象物の目標温度を設定する工程と、前記被加熱対象物に接触する構造体を、発熱体を動作させて加熱する工程と、前記加熱を開始した後の所定のタイミングにおける前記構造体の温度変化を検出する工程と、前記温度変化から前記目標温度よりも高い前記構造体の到達温度及び前記被加熱対象物が前記目標温度に到達する時間を算出する工程と、前記構造体の温度が前記到達温度に到達したか否かを検知する工程と、前記構造体の温度が前記到達温度に到達したことを検知した際に、前記発熱体の加熱を停止する工程と、前記目標温度に到達する時間が経過したことを報知する工程と、を含むものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
椅子
1か月前
個人
家具
2か月前
個人
自助箸
5か月前
個人
掃除機
7か月前
個人
枕
3か月前
個人
ソファー
8日前
個人
掃除用具
2か月前
個人
体洗い具
8か月前
個人
耳拭き棒
9か月前
個人
枕
6か月前
個人
掃除道具
7か月前
個人
ハンガー
5か月前
個人
屋外用箒
5か月前
個人
片手代替具
9か月前
個人
エコ掃除機
10か月前
個人
組立式棚板
5か月前
個人
開閉トング
4か月前
個人
掃除シート
7か月前
個人
収納型額縁
11か月前
個人
物品
1か月前
個人
省煙消臭器
7か月前
個人
学童机
12か月前
個人
転倒防止装置
3か月前
個人
受け皿
4か月前
個人
シャワー装置
4か月前
個人
紙コップ 蓋
17日前
個人
ゴミ袋保持枠
5か月前
個人
経典表示装置
2か月前
個人
折り畳み椅子
11か月前
個人
食品用トング
11か月前
個人
中身のない枕
5か月前
個人
洗面台
9か月前
個人
靴ベラ
17日前
個人
ホバー掃除機。
4か月前
個人
首支持具
1か月前
個人
コーナーシール
8か月前
続きを見る
他の特許を見る