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公開番号
2025109107
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002828
出願日
2024-01-11
発明の名称
枕
出願人
株式会社CCM
代理人
個人
主分類
A47G
9/10 20060101AFI20250716BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】 詰め物材として従来よりも強度の高い発泡ビーズを用いることにより、へたりの少ない枕を提供すること。
【解決手段】 枕の詰め物材として、ポリスチレン樹脂及びポリエチレン樹脂の共重合体発泡樹脂ビーズである複合ビーズと、該複合ビーズの0.8~2倍の粒径を有する粒状の綿とを混合したものを含む。粒状の綿は、0.01~0.1mg/cm3の嵩密度であり、複合ビーズは粒径4~7mmの範囲、粒状の綿は粒径5~8mmの範囲にあるのが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
枕であって、該枕の詰め物材として、ポリスチレン樹脂及びポリエチレン樹脂の共重合体発泡樹脂ビーズである複合ビーズと、該複合ビーズの0.8~2倍の粒径を有する粒状の綿とを混合したものを含むことを特徴とする枕。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記粒状の綿は、0.01~0.1mg/cm
3
の嵩密度であることを特徴とする請求項1に記載の枕。
【請求項3】
前記複合ビーズは粒径4~7mmの範囲にあり、前記粒状の綿は粒径5~8mmの範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の枕。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は枕に係り、特にその詰め物材に特徴のある枕に関する。
ここで、枕とは頭部を支える枕のみならず、所謂抱き枕も含む。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、外装材と該外装材内に充填された詰め物材とからなる枕において、発泡樹脂ビーズや、そば殻などの詰め物材に使用する材料を工夫して、長期間使用時のへたりを改善するなどの改善が図られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ポリスチレン発泡体(以下、従来ビーズという)、炭、そば殻などの種々の材料を詰め物体として用いることが記載されている。
【0004】
ところで、へたりの原因は、枕の詰め物材に用いられる発泡樹脂ビーズの割れや潰れ等に起因する体積減少である。特許文献1に記載された発泡樹脂ビーズは、ポリスチレンを発泡させて製造している。この従来ビーズは硬いがもろいため、これを枕に充填して長時間使用すると、発泡樹脂ビーズの内部の微細なセルが潰れることに起因して、へたりが生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-208974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、従来よりも強度の高い発泡樹脂ビーズを用いることにより、へたりの少ない枕を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
例えば、特開2006-35835号公報等に記載されている、ポリスチレン樹脂及びポリエチレン樹脂の共重合体発泡樹脂ビーズ(以下、「複合ビーズ」という。)は、従来のポリスチレン製ビーズに比べて強度が高いため、耐へたり効果が期待できる。しかしながら、流動性が劣るために枕に使用した際にガサガサと音がして快適性に欠ける。このため、複合ビーズは枕の詰め物材としては使用されてこなかった。
【0008】
発明者らは、枕の詰め物材としてこの複合ビーズを用いると共に、使用時の音の抑制効果が期待できる綿を混在させた枕を製作した。ところが、この枕を長時間使用すると、図8に示すように、複合ビーズが固まり15となって偏在してしまうという問題が生じた。これは複合ビーズの流動性が低いためと考えられる。発明者らは、綿に改良を加えることにより、この問題を解決して使用時の音を抑制すると共に、長時間使用時の複合ビーズの偏在を防ぐことに成功した。
【0009】
具体的には、本発明に係る枕は、詰め物材として、ポリスチレン樹脂及びポリエチレン樹脂の共重合体発泡樹脂ビーズである複合ビーズと、該複合ビーズの0.8~2倍の粒径を有する粒状に成型された綿(粒綿)とを混合したものを含むことを特徴とする。具体的には、複合ビーズの直径が5mmのとき、粒綿の直径は、4mm~10mm程度が好ましい。より好ましくは、複合ビーズと粒綿を同程度の大きさにするのがよい。
【0010】
上記の粒綿の嵩密度は、使用感により調整するのが良いが、0.01~0.1mg/cm
3
の範囲(平均して概ね0.02g/cm
3
程度)が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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