TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025108203
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024001969
出願日2024-01-10
発明の名称換気装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 7/007 20060101AFI20250715BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】ユーザーの快適性の低下を抑制する換気装置を提供する。
【解決手段】屋外の空気を屋内に給気する給気ファン10と、屋内の空気を屋外に排気する排気ファン11と、屋外の空気の微粒子濃度値を測定する微粒子濃度測定部9と、屋内の空気の二酸化炭素濃度値を測定する二酸化炭素濃度測定部8と、給気ファン10と排気ファン11の制御を行う制御部12と、を備える。制御部12は、排気ファン11の排気風量と給気ファン10の給気風量が同じになるように風量制御を行う風量制御部26と、屋内の空気の二酸化炭素濃度値に基づいて排気風量および給気風量を決定する風量決定部23と、屋外の空気の微粒子濃度値に基づいて風量決定部23により決定された排気風量および給気風量を補正する風量補正部25と、を備える。風量制御部26は、風量補正部25により補正された排気風量および給気風量にて風量制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
屋外の空気を屋内に給気する給気ファンと、
屋内の空気を屋外に排気する排気ファンと、
前記屋外の空気の微粒子濃度値を測定する微粒子濃度測定部と、
前記屋内の空気の二酸化炭素濃度値を測定する二酸化炭素濃度測定部と、
前記給気ファンと前記排気ファンの制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記排気ファンの排気風量と前記給気ファンの給気風量が同じになるように風量制御を行う風量制御部と、
前記二酸化炭素濃度測定部が測定した前記屋内の空気の前記二酸化炭素濃度値に基づいて前記排気風量および前記給気風量を決定する風量決定部と、
前記微粒子濃度測定部が測定した前記屋外の空気の前記微粒子濃度値に基づいて前記風量決定部により決定された前記排気風量および前記給気風量を補正する風量補正部と、を備え、
前記風量制御部は、
前記風量補正部により補正された前記排気風量および前記給気風量にて風量制御を行う換気装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記風量決定部は、
前記二酸化炭素濃度値が大きい程、前記排気風量および前記給気風量を大きい風量に決定する請求項1に記載の換気装置。
【請求項3】
前記風量補正部は、
前記微粒子濃度値が大きい程、前記風量決定部により決定された前記排気風量および前記給気風量を小さい風量に補正する請求項1に記載の換気装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記屋外の微粒子濃度値よりも前記屋内の二酸化炭素濃度値を優先して前記排気風量および前記給気風量を決定する請求項1から3に記載の換気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、換気装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、屋内の空気状態を検出して換気を制御する換気扇(換気装置)が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-203139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の換気装置においては屋内の空気状態に基づいて換気を制御しており、屋外の空気状態については考慮されていない。例えば、屋内の空気を排出すると屋内が負圧になり、屋外の空気が屋内に流入することが考えられる。このとき、屋外の空気状態によっては屋外の空気の流入によりユーザーの快適性が低下する可能性がある。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、ユーザーの快適性の低下を抑制する換気装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、この目的を達成するために、本発明にかかる換気装置は、屋外の空気を屋内に給気する給気ファンと、屋内の空気を屋外に排気する排気ファンと、屋外の空気の微粒子濃度値を測定する微粒子濃度測定部と、屋内の空気の二酸化炭素濃度値を測定する二酸化炭素濃度測定部と、給気ファンと排気ファンの制御を行う制御部と、を備え、制御部は、排気ファンの排気風量と給気ファンの給気風量が同じになるように風量制御を行う風量制御部と、二酸化炭素濃度測定部が測定した屋内の空気の二酸化炭素濃度値に基づいて排気風量および給気風量を決定する風量決定部と、微粒子濃度測定部が測定した屋外の空気の微粒子濃度値に基づいて風量決定部により決定された排気風量および給気風量を補正する風量補正部と、を備え、風量制御部は、風量補正部により補正された排気風量および給気風量にて風量制御を行うもので、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザーの快適性の低下を抑制する換気装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係る換気装置の構成図である。
本発明の実施の形態に係る制御部及び周辺部の概略機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するために例示するものであって、本発明は以下のものに特定しない。特に実施の形態に記載されている材質、形状、構成要素、構成要素の配置及び相対的配置等は一例であって、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨
ではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
【0010】
(実施の形態)
まず、本発明の実施の形態に係る換気装置について説明する。本実施の形態に係る換気装置は屋内への空気の給気及び屋内の空気の排気が可能な装置である。図1は、本実施の形態に係る換気装置の構成図である。
換気装置100は、建物内の天井裏または、側面壁内もしくは床下などに設置可能であり、屋内空間と屋外空間を接続し、屋内から屋外に排気される空気(後述する排気流7)と屋外から屋内に給気される空気(後述する給気流6)により屋内の換気を行う。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
即湯器
7か月前
個人
空気調和機
2か月前
個人
エアコン室内機
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
6か月前
株式会社コロナ
加湿装置
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
給湯装置
12日前
株式会社コロナ
加湿装置
6か月前
株式会社コロナ
空調装置
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
6か月前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
5か月前
株式会社コロナ
給湯装置
6か月前
個人
住宅換気空調システム
5か月前
株式会社コロナ
空気調和機
3か月前
株式会社コロナ
空気調和機
11日前
株式会社パロマ
給湯器
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯機
2か月前
個人
ソーラークッカー
6か月前
ホーコス株式会社
排気フード
7日前
株式会社パロマ
給湯器
6か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
6か月前
株式会社コロナ
直圧式給湯機
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
6か月前
三菱電機株式会社
送風機
3か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
2か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
5か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
2か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
6か月前
3ms株式会社
風調整具
6か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
5か月前
続きを見る