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公開番号
2025107752
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001149
出願日
2024-01-09
発明の名称
空気調和システム
出願人
株式会社富士通ゼネラル
代理人
個人
,
個人
主分類
F24F
11/56 20180101AFI20250714BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】リモートコントローラによる空気調和機の遠隔操作ができなくなる問題の発生を抑制することができる空気調和システムを提供することを目的とする。
【解決手段】空気調和システムSCSは、BLE通信が可能なスマートフォン2と、BLE通信によってスマートフォン2と通信可能な空気調和機1とを備え、空気調和機1は、セントラルとして動作しているときにスマートフォン2が出力するビーコン信号を受信した場合に当該セントラルの動作からペリフェラルの動作に切り替わり、かつスマートフォン2との間でBLE通信を確立し、スマートフォン2はセントラルとして動作する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
近距離無線通信が可能な無線通信装置と、
前記近距離無線通信によって前記無線通信装置と通信可能な空気調和機と
を備え、
前記空気調和機は、親機として動作しているときに前記無線通信装置が出力する第一信号を受信した場合に前記親機の動作から子機の動作に切り替わり、かつ前記無線通信装置との間で前記近距離無線通信を確立し、
前記無線通信装置は親機として動作すること
を特徴とする空気調和システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記無線通信装置は、前記空気調和機を操作するためのアプリケーションを起動したときに前記第一信号を出力すること
を特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
【請求項3】
前記無線通信装置は、前記アプリケーションが非アクティブ状態からアクティブ状態に遷移したときに前記第一信号を出力すること
を特徴とする請求項2に記載の空気調和システム。
【請求項4】
前記無線通信装置は、前記アプリケーションが操作可能であり、かつ前記空気調和機との通信が確立していないときに前記第一信号を出力すること
を特徴とする請求項2に記載の空気調和システム。
【請求項5】
前記空気調和機は、前記無線通信装置から送信される第二信号を受信した場合に前記子機の動作から前記親機の動作に切り替わり、かつ前記無線通信装置との間の前記近距離無線通信を切断すること
を特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
【請求項6】
前記無線通信装置は、前記空気調和機を操作するためのアプリケーションを終了したときに前記第二信号を出力すること
を特徴とする請求項5に記載の空気調和システム。
【請求項7】
前記無線通信装置は、前記アプリケーションがアクティブ状態から非アクティブ状態に遷移したときに前記第二信号を出力すること
を特徴とする請求項6に記載の空気調和システム。
【請求項8】
前記無線通信装置は、前記アプリケーションに関連する画像を含む所定画像を表示する表示部を有し、
前記非アクティブ状態は、前記表示部の表示画面が消灯状態、前記アプリケーションがバックグラウンドで実行されている状態及び前記表示画面が自動ロック状態の少なくとも1つを含むこと
を特徴とする請求項7に記載の空気調和システム。
【請求項9】
前記近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標) low energyの通信であり、
前記親機は、セントラル機であり、
前記子機は、ペリフェラル機であり、
前記第一信号は、ビーコン信号であり、
前記第二信号は、ディスコネクト信号であること
を特徴とする請求項5から8までのいずれか一項に記載の空気調和システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定空間の空気を調和する空気調和システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近距離無線通信の1つであるBluetooth(登録商標)を拡張した仕様であるBLE(Bluetooth(登録商標) low energy)の無線通信においては、セントラル機とペリフェラル機との間で所定の手順を経て通信が確立され、必要なデータの授受が行われる(例えば特許文献1)。BLEを使用した機器として空気調和機が知られている(例えば特許文献2)。このような空気調和機では、当該空気調和機に設けられた室内機及びリモートコントローラとの間でBLEの通信が確立される。
【0003】
BLE通信の規格によって、システム内のセントラル機は1台に限定される。室内機とリモートコントローラとの間でBLEの通信を確立する場合、室内機がセントラル機として動作し、リモートコントローラがペリフェラル機として動作する。このため、室内機とリモートコントローラとの間でBLEの通信を確立することができる。
【0004】
近年では、空気調和機専用のリモートコントローラの他に、スマートフォンを用いて空気調和機を設定したり操作したりする場合がある。すなわちスマートフォンは空気調和機のリモートコントローラとして動作する。しかし、スマートフォンは一般的にセントラル機として動作するように設計され、ペリフェラル機として動作することができない。このため、特許文献2には、スマートフォンと室内機との間でBLEの通信を確立するために、セントラル機として動作する室内機をペリフェラル機として動作するように変更した上で、スマートフォンと室内機との間でBLEの通信を確立する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-177297号公報
特開2022-138615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の技術では、セントラル機として動作している室内機は、自己の無線通信範囲内にスマートフォンが進入してきた場合、進入しただけでは、当該スマートフォンが自己と無線通信を確立し、リモートコントローラとして動作するか否かが判別できない。このため、当該室内機は、一旦動作状態をセントラルからペリフェラルに変更した上で、スマートフォンとのネゴシエーション手順を開始する必要がある。しかしこの期間は、室内機と同じくペリフェラルとして動作している空気調和機専用のリモートコントローラによる空気調和機の遠隔操作ができなくなるという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、リモートコントローラによる空気調和機の遠隔操作ができなくなる問題の発生を抑制することができる空気調和システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一態様による空気調和システムは、近距離無線通信が可能な無線通信装置と、前記近距離無線通信によって前記無線通信装置と通信可能な空気調和機とを備え、前記空気調和機は、親機として動作しているときに前記無線通信装置が出力する第一信号を受信した場合に前記親機の動作から子機の動作に切り替わり、かつ前記無線通信装置との間で前記近距離無線通信を確立し、前記無線通信装置は親機として動作することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、リモートコントローラによる空気調和機の遠隔操作ができなくなる問題の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態による空気調和システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムに備えられた空気調和機の室内機の概略構成の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムに備えられた室内機の記憶部に記憶された設定テーブルの一例を示す図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムに備えられた空気調和機のリモートコントローラの概略構成の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムに備えられたスマートフォンの概略構成の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムの動作を説明する図であって、空気調和システム内にリモートコントローラを接続する際の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムの動作を説明する図であって、空気調和システム内にスマートフォンを接続する際の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムの動作を説明する図であって、空気調和システム内からスマートフォンを離脱させる際の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムの動作を説明する図であって、室内機とスマートフォンとの間の通信が切断された場合の再接続の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
本発明の一実施形態による空気調和システムの動作を説明する図であって、空気調和システム内からスマートフォンが非正常状態で離脱した場合に室内機にリモートコントローラを接続する際の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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