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公開番号2025107427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025080364,2021170241
出願日2025-05-13,2021-10-18
発明の名称機械式駐車装置及びその安全確認方法並びに車両搬送台車
出願人三菱重工機械システム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04H 6/42 20060101AFI20250710BHJP(建築物)
要約【課題】車内における人等の検出精度を向上させること。
【解決手段】車両搬送台車60は、乗降室内に設けられた所定の停車エリアに停止された車両を積載し、車両を乗降室から乗降室外の駐車エリアへ移動させる自走式の車両搬送台車である。車両搬送台車60は、車両を積載するための積載部61と、積載部61に積載された車両の内部における人又は動物を検知するための車内人検知センサ20とを備えている。車両搬送台車60は、車両を積載した状態で、車内人検知センサ20によって、車両の内部における人又は動物を検知する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
乗降室内に設けられた所定の停車エリアに停止された車両を積載し、前記車両を乗降室から乗降室外の駐車エリアへ移動させる自走式の車両搬送台車であって、
前記車両を積載するための積載部と、
前記積載部に積載された車両の内部における人又は動物を検知するための車内人検知センサと
を備える車両搬送台車。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記車内人検知センサは、
前記積載部に前記車両が積載された状態で、前記車両の内部に向けてマイクロ波を送信し、該マイクロ波の反射波を受信する送受信部と、
前記反射波を用いて、前記車両の内部における人又は動物を検知する検知部と
を具備する請求項1に記載の車両搬送台車。
【請求項3】
前記送受信部は、前記車両の側方からサイドガラスに向けてマイクロ波を送信する請求項2に記載の車両搬送台車。
【請求項4】
前記車内人検知センサは、前記積載部の側面に水平軸線回りに回転可能に取り付けられた長尺状の支持部材に支持され、
前記支持部材は、前記車内人検知センサの使用状態に応じて、前記積載部の上面に対する傾斜角度が変更される請求項1から3のいずれかに記載の車両搬送台車。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載の車両搬送台車を備える機械式駐車装置。
【請求項6】
乗降室内に設けられた所定の停車エリアに停止された車両を自走式の車両搬送台車によって駐車エリアへ移動させる機械式駐車装置に適用される安全確認方法であって、
前記車両搬送台車に車内人検知センサを搭載し、
前記乗降室内において、前記車両搬送台車が前記車両を積載した状態で、前記車内人検知センサによって、車両の内部における人又は動物を検知する機械式駐車装置の安全確認方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、機械式駐車装置及びその安全確認方法並びに車両搬送台車に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
機械式駐車装置では、例えばパレット等の搬送機を用いて、車両の入出庫が行われる乗降室と車両の格納が行われる格納庫(駐車エリア)との間で車両を搬送している。例えば車両を入庫する場合(車両を乗降室から格納庫へ搬送する場合)、搬送機が稼働するため、車両の搬送を開始する前に乗降室内の安全確認を行う必要がある。安全確認では、例えば、乗降室内に人やペット、障害物等が存在しないことを確認したり、車内に人やペットなどが置き去りにされていないかを確認したりする必要がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、乗降室内に停車された車両の前方にマイクロ波ドップラーセンサを設け、このセンサから車両のフロントガラスに向けてマイクロ波を放射し、その反射波に基づいて車内の人等を検知する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3527362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の方法では、運転席や助手席のシートなどの車内部品に邪魔されてマイクロ波が後部座席まで届かず、後部座席における人やペットを検知することが難しかった。また、フロントガラスの傾斜により、マイクロ波が反射、減衰することによって検出精度が低下する可能性があった。更に、車種によってフロントガラスの高さ、車体の形状、フロントガラスの傾斜が異なることから、センサの設置位置を調整する必要があった。
【0006】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、車内における人等の検知精度を向上させることのできる機械式駐車装置及びその安全確認方法並びに車両搬送台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の参考例としての一態様は、乗降室を有する機械式駐車装置であって、前記乗降室の側方領域に設置され、乗降室内に設定された所定の停車エリアに停止された車両のサイドガラスに向けてマイクロ波を送信するとともに、該マイクロ波の反射波を受信する送受信部と、前記反射波を用いて前記車両の内部における人又は動物を検知する検知部とを備える機械式駐車装置である。
【0008】
本開示の一態様は、乗降室内に設けられた所定の停車エリアに停止された車両を積載し、前記車両を乗降室から乗降室外の駐車エリアへ移動させる自走式の車両搬送台車であって、前記車両を積載するための積載部と、前記積載部に積載された車両の内部における人又は動物を検知するための車内人検知センサとを備える車両搬送台車である。
本開示の一態様は、上記車両搬送台車を備える機械式駐車装置である。
【0009】
本開示の参考例としての一態様は、乗降室を有する機械式駐車装置の安全確認方法であって、乗降室内に設定された所定の停車エリアに停止された車両のサイドガラスに向けてマイクロ波を送信するとともに、該マイクロ波の反射波を受信し、受信した前記反射波を用いて前記車両の内部における人又は動物を検知する機械式駐車装置の安全確認方法である。
【0010】
本開示の一態様は、乗降室内に設けられた所定の停車エリアに停止された車両を自走式の車両搬送台車によって駐車エリアへ移動させる機械式駐車装置に適用される安全確認方法であって、前記車両搬送台車に車内人検知センサを設け、前記乗降室内において、前記車両搬送台車が前記車両を積載した状態で、前記車内人検知センサによって、車両の内部における人又は動物を検知する機械式駐車装置の安全確認方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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