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公開番号
2025107178
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025061261,2023078065
出願日
2025-04-02,2018-04-10
発明の名称
動物モデル及び治療用分子
出願人
ゲノム・リサーチ・リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12N
5/071 20100101AFI20250710BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】1つには、げっ歯動物、細胞、抗体、及びそれらから産生されるその部分、例えばコンパニオンアニマルで使用するためのその後に改変された抗体、並びにそのようなげっ歯動物、細胞、抗体、及び抗体鎖の作製方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、とりわけ、i)1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH V領域遺伝子、1つ以上のコンパニオンアニマルのD領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのJ領域遺伝子と、ii)必要に応じて、1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパJ領域遺伝子;並びに/又は1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダJ領域遺伝子とを含むゲノムを有するげっ歯動物又はげっ歯動物細胞であって、げっ歯動物又はげっ歯動物細胞が、コンパニオンアニマルの可変領域遺伝子を発現して抗体鎖を形成することができ、コンパニオンアニマル種がげっ歯動物ではない、げっ歯動物又はげっ歯動物細胞に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
i)1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH V領域遺伝子、1つ以上のコンパニオンアニマルのD領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのJ領域遺伝子を含み、
ii)1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパJ領域遺伝子;並びに/又は1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダJ領域遺伝子を含んでもよい
ゲノムを有するげっ歯動物又はげっ歯動物細胞であって、
げっ歯動物又はげっ歯動物細胞が、コンパニオンアニマルの可変領域遺伝子を発現して抗体鎖を形成することができ、
コンパニオンアニマル種がげっ歯動物ではない、
げっ歯動物又はげっ歯動物細胞。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、とりわけ、コンパニオンアニマルの外因性DNAを含むように遺伝子操作されたげっ歯動物及び細胞、医学及び疾患の研究におけるそれらの使用、げっ歯動物及び細胞の産生方法、並びにそのような動物から産生される抗体及び抗体鎖並びにその誘導体に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ヒトDNAのげっ歯動物への挿入は、例えば、Murphy等、111巻、14号、5153~5158頁、doi:10.1073/pnas.1324022111;MacDonald等、111巻、14号、5147~5152頁、doi:10.1073/pnas.1323896111;及びLee等、Nature Biotechnology、32巻、356~363頁、発行年:2014DOI:, doi:10.1038/nbt.2825に開示されている。このアプローチは、ヒトの治療用途のための抗体製品を作製するために設計されている。しかしながら、コンパニオンアニマル等の他の種での使用に適した抗体を生成するためのげっ歯動物モデルは開発されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
US2017306352
【非特許文献】
【0004】
Murphy等、111巻、14号、5153~5158頁、doi:10.1073/pnas.1324022111
MacDonald等、111巻、14号、5147~5152頁、doi:10.1073/pnas.1323896111
Lee等、Nature Biotechnology、32巻、356~363頁、発行年:2014DOI:, doi:10.1038/nbt.2825
Harlow, E.及びLane, D.、1998、第5版、「Antibodies: A Laboratory Manual」、Cold Spring Harbor Lab. Press、Plainview、NY
Pasqualini及びArap、Proceedings of the National Academy of Sciences(2004)101:257~259頁
Sambrook, J及びRussell, D.(2001、第3版)「Molecular Cloning: A Laboratory Manual」(Cold Spring Harbor Lab. Press、Plainview、NY)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、そのようなげっ歯動物、細胞、抗体、及びそれらから産生されるその部分、例えばコンパニオンアニマルで使用するためのその後に改変された抗体、並びにそのようなげっ歯動物、細胞、抗体、及び抗体鎖の作製方法に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下に関する。
i)1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH V領域遺伝子、1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH D領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH J領域遺伝子と、
ii)必要に応じて、1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパJ領域遺伝子;並びに/又は1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダJ領域遺伝子と
を含むゲノムを有するげっ歯動物又はげっ歯動物細胞であって、
げっ歯動物又はげっ歯動物細胞が、コンパニオンアニマルの可変領域遺伝子を発現して抗体鎖を形成することができ、
コンパニオンアニマル種がげっ歯動物ではない、げっ歯動物又はげっ歯動物細胞。
【0007】
i)1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパJ領域遺伝子;並びに/又は1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダJ領域遺伝子と、
ii)必要に応じて、1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH V領域遺伝子、1つ以上のコンパニオンアニマル又は宿主のIGH D領域遺伝子、及び1以上のコンパニオンアニマル又は宿主のIGH J領域遺伝子と
を含むゲノムを有するげっ歯動物又はげっ歯動物細胞であって、
げっ歯動物又はげっ歯動物細胞が、コンパニオンアニマルの可変領域遺伝子を発現して抗体鎖を形成することができ、
コンパニオンアニマル種がげっ歯動物ではない、げっ歯動物又はげっ歯動物細胞。
【0008】
げっ歯動物又はげっ歯動物細胞を産生する方法であって、げっ歯動物細胞ゲノムに対し、
i)1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH V領域遺伝子、1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH D領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGH J領域遺伝子、並びに/又は
ii)1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLカッパJ領域遺伝子、並びに/又は
1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダV領域遺伝子、及び1つ以上のコンパニオンアニマルのIGLラムダJ領域遺伝子
のいずれかを挿入する工程を含み、
げっ歯動物又はげっ歯動物細胞が、コンパニオンアニマルの遺伝子を発現して、げっ歯動物又はコンパニオンアニマルの定常領域との組合せで抗体鎖を形成することができる、方法。
【0009】
所望の抗原に特異的な抗体鎖又は抗体を産生する方法であって、本明細書に開示されるげっ歯動物を所望の抗原で免疫する工程と、抗体鎖を単独で若しくは完全抗体の一部として回収するか、又は抗体鎖を単独で若しくは完全抗体の一部として産生する細胞を回収する工程とを含む方法。
【0010】
所望の抗原に特異的であり、単一種のコンパニオンアニマルに由来する抗体鎖又は抗体を産生する方法であって、本明細書に開示されるコンパニオンアニマルの遺伝子を含むげっ歯動物を免疫する工程と、次いで抗体鎖又は抗体をコードする核酸を適切に遺伝子操作することにより、げっ歯動物の抗体鎖の定常領域を同一のコンパニオン動物由来のコンパニオン動物の定常領域で置き換える工程とを含む方法。
(【0011】以降は省略されています)
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