TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025106930
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000541
出願日2024-01-05
発明の名称送風システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 7/007 20060101AFI20250710BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】花粉などの微粒子が多い環境において、微粒子が少ない空間を作る。
【解決手段】送風システム1は、吸気口12と吹出口11とを有し、吸気口12から吸い込まれる空気を吹出口11から上方へ向けて吹き出す送風ユニット10と、送風ユニット10の上方に配置され、吹出口11から上方へ向けて吹き出した気流を反射して少なくとも二方向から下方へ向かう気流に分割する反射部20と、送風ユニット10が吹き出す気流の量を制御する制御部14と、を備え、反射部20により分割された気流によって取り囲まれた空間を内部空間B1とし、反射部20により分割された気流よりも外側である空間を外部空間B2とすると、微粒子測定器30によって、内部空間B1または外部空間B2における微粒子の量が測定され、制御部14は、微粒子測定器30によって測定された微粒子の量に基づいて、送風ユニット10が吹き出す気流の量を変化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
吸気口と吹出口とを有し、前記吸気口から吸い込まれる空気を前記吹出口から上方へ向けて吹き出す送風ユニットと、
前記送風ユニットの上方に配置され、前記吹出口から上方へ向けて吹き出した気流を反射して少なくとも二方向から下方へ向かう気流に分割する反射部と、
前記送風ユニットが吹き出す気流の量を制御する制御部と、を備えた送風システムであって、
前記反射部により分割された気流によって取り囲まれた空間を内部空間とし、
前記反射部により分割された気流よりも外側である空間を外部空間とすると、
微粒子測定器によって、前記内部空間または前記外部空間における微粒子の量が測定され、
前記制御部は、前記微粒子測定器によって測定された微粒子の量に基づいて、前記送風ユニットが吹き出す気流の量を変化させることを特徴とする送風システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
第2風量を第1風量よりも大きい風量とすると、
前記制御部は、前記微粒子測定器によって測定された微粒子の量が第1微粒子量未満の場合は、前記送風ユニットが吹き出す気流の量が前記第1風量または0となるように制御し、
前記制御部は、前記微粒子測定器によって測定された微粒子の量が前記第1微粒子量以上の場合は、前記送風ユニットが吹き出す気流の量が前記第2風量となるように制御することを特徴とする請求項1に記載の送風システム。
【請求項3】
前記外部空間における風の速度を測定する風速測定器を備え、
第3風量を前記第2風量よりも大きい風量とすると、
前記制御部は、「前記微粒子測定器によって測定された微粒子の量が前記第1微粒子量以上」且つ「前記風速測定器によって測定された風の速度が所定風速未満」の場合は、前記送風ユニットが吹き出す気流の量が前記第2風量となるように制御し、
前記制御部は、「前記微粒子測定器によって測定された微粒子の量が前記第1微粒子量以上」且つ「前記風速測定器によって測定された風の速度が所定風速以上」の場合は、前記送風ユニットが吹き出す気流の量が前記第3風量となるように制御することを特徴とする請求項2に記載の送風システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記微粒子測定器によって測定された微粒子の量が前記第1微粒子量未満の場合は、前記風速測定器の測定値に関係なく、前記送風ユニットが吹き出す気流の量が前記第1風量または0となるように制御することを特徴とする請求項3に記載の送風システム。
【請求項5】
第2微粒子量を前記第1微粒子量よりも多い微粒子量とし、
第4風量を前記第3風量よりも大きい風量とすると、
前記制御部は、前記微粒子測定器によって測定された微粒子の量が前記第2微粒子量以上の場合は、前記風速測定器の測定値に関係なく、前記送風ユニットが吹き出す気流の量が前記第4風量となるように制御することを特徴とする請求項3に記載の送風システム。
【請求項6】
前記送風ユニットは微粒子を捕集するフィルタを有し、
前記吸気口から吸い込まれた空気は、前記フィルタを通過した後に、前記吹出口から吹き出され、
第5風量を前記第1風量よりも大きい風量とすると、
前記制御部は、前記送風ユニットが起動してから所定時間の間、前記送風ユニットが吹き出す気流の量が前記第5風量となるように制御することを特徴とする請求項2~5の何
れか1項に記載の送風システム。
【請求項7】
前記第5風量は、前記送風ユニットが吹き出すことができる最大風量であることを特徴とする請求項6に記載の送風システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、送風システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、部屋干しした洗濯物を効率よく乾燥させることができる空気調和機が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、空気調和機が部屋干し運転モードを有している。空気調和機は、通信部を介して洗濯物の重量又は運転制御情報を受信し、洗濯物の重量又は運転制御情報に基づいて運転時間などを制御する。このため、部屋干しした洗濯物を効率よく乾燥させることができると開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-34197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来の空気調和機においては、花粉や黄砂などが洗濯物に付着するのを防ぐために室内にて洗濯物を乾かす。このため、日光に十分に当てることが出来ず殺菌効果が得られにくい。
【0006】
そして、日光に当てるために、屋外において洗濯物などを配置すると、花粉などの微粒子によって洗濯物などが汚れてしまうという課題を有していた。
【0007】
そこで本開示は上記従来の課題から着想を得たものであり、屋外または屋内において微粒子が少ない空間を作ることが可能な送風システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そして、この目的を達成するために、本開示の一態様に係る送風システムは、吸気口と吹出口とを有し、吸気口から吸い込まれる空気を吹出口から上方へ向けて吹き出す送風ユニットと、送風ユニットの上方に配置され、吹出口から上方へ向けて吹き出した気流を反射して少なくとも二方向から下方へ向かう気流に分割する反射部と、送風ユニットが吹き出す気流の量を制御する制御部と、を備えた送風システムであって、反射部により分割された気流によって取り囲まれた空間を内部空間とし、反射部により分割された気流よりも外側である空間を外部空間とすると、微粒子測定器によって、内部空間または外部空間における微粒子の量が測定され、制御部は、微粒子測定器によって測定された微粒子の量に基づいて、送風ユニットが吹き出す気流の量を変化させることを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、微粒子が少ない空間を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施例1に係る送風システムの構成を示す斜視図
同送風ユニットの構成を示すブロック図
同送風システムのフローチャート図
本実施例2に係る送風ユニットの構成を示すブロック図
同送風システムのフローチャート図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
即湯器
6か月前
個人
空気調和機
1か月前
個人
エアコン室内機
1か月前
株式会社コロナ
加湿器
7か月前
株式会社コロナ
暖房装置
7か月前
株式会社コロナ
空調装置
25日前
株式会社コロナ
加湿装置
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
5か月前
株式会社コロナ
暖房装置
7か月前
株式会社コロナ
給湯装置
5か月前
株式会社コロナ
加湿装置
5か月前
株式会社コロナ
給湯装置
6か月前
株式会社コロナ
加湿装置
7か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
5か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
6か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
空気調和機
7か月前
株式会社コロナ
空気調和機
2か月前
個人
住宅換気空調システム
4か月前
株式会社パロマ
給湯器
5か月前
個人
ソーラークッカー
5か月前
株式会社パロマ
給湯器
15日前
株式会社パロマ
給湯器
5か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
5か月前
株式会社コロナ
直圧式給湯機
17日前
株式会社コロナ
貯湯式給湯機
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
6か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
5か月前
ダイダン株式会社
ブース
6か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
3か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
18日前
続きを見る