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公開番号
2025106726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000287
出願日
2024-01-04
発明の名称
繊維用集束剤および繊維
出願人
竹本油脂株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
D06M
15/55 20060101AFI20250709BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】水溶液の状態となったときに結晶化を抑制することができ、かつ、集束性に優れた繊維用集束剤を提供する。
【解決手段】化学式(1)で表されるエポキシ樹脂(A)および非イオン性界面活性剤(B)を含有する繊維用集束剤であって、化学式(1)において、nが1であるエポキシ樹脂(A1)、nが2であるエポキシ樹脂(A2)、nが3であるエポキシ樹脂(A3)、及びnが4であるエポキシ樹脂(A4)を含有することを特徴とする繊維用集束剤。
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1
:C1~C3のアルキレン基、n:0以上20以下の整数
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記化学式(1)で表されるエポキシ樹脂(A)および非イオン性界面活性剤(B)を含有する繊維用集束剤であって、
下記化学式(1)において、nが1であるエポキシ樹脂(A1)、nが2であるエポキシ樹脂(A2)、nが3であるエポキシ樹脂(A3)、及びnが4であるエポキシ樹脂(A4)を含有することを特徴とする繊維用集束剤。
TIFF
2025106726000006.tif
31
168
R
1
:C1~C3のアルキレン基
n:0以上20以下の整数
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記エポキシ樹脂(A1)および前記エポキシ樹脂(A3)の合計質量をW1、前記エポキシ樹脂(A2)および前記エポキシ樹脂(A4)の合計質量をW2としたとき、W1/W2の値が0.15以上5以下である請求項1に記載の繊維用集束剤。
【請求項3】
前記W1/W2の値が0.3以上2未満である請求項2に記載の繊維用集束剤。
【請求項4】
前記エポキシ樹脂(A)および前記非イオン性界面活性剤(B)の含有割合の合計を100質量%としたとき、前記エポキシ樹脂(A)を10~90質量%、および前記非イオン性界面活性剤(B)を10~90質量%の割合で含有する請求項1に記載の繊維用集束剤。
【請求項5】
前記エポキシ樹脂(A)以外のエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂およびビニルエステル樹脂から選ばれる少なくとも1つの樹脂(C)をさらに含有する請求項1に記載の繊維用集束剤。
【請求項6】
前記エポキシ樹脂(A)、前記非イオン性界面活性剤(B)および前記樹脂(C)の含有割合の合計を100質量%としたとき、前記エポキシ樹脂(A)を10~90質量%、前記非イオン性界面活性剤(B)を10~90質量%および前記樹脂(C)を0~80質量%(0を除く)の割合で含有する請求項5に記載の繊維用集束剤。
【請求項7】
請求項1~6の何れか一項に記載の繊維用集束剤が付着していることを特徴とする繊維。
【請求項8】
強化繊維である請求項7に記載の繊維。
【請求項9】
炭素繊維またはガラス繊維に前記繊維用集束剤が付着している請求項7に記載の繊維。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維用集束剤および繊維に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
集束剤は、炭素繊維などの繊維材料に塗布される薬剤であり、繊維材料の損傷を抑える、繊維材料の集束性を高める、などの目的で使用される。
【0003】
特許文献1には、下記化学式(2)で表されるビスフェノール型エポキシ樹脂(A)と、非イオン性界面活性剤(B)と、を含有する繊維用集束剤組成物であって、
ビスフェノール型エポキシ樹脂(A)が、少なくとも、下記化学式(2)中のnが0または1のエポキシ樹脂(A1)と、下記化学式(2)中のnが2以上のエポキシ樹脂(A2)と、を含み、ビスフェノール型エポキシ樹脂(A)1分子あたりの下記化学式(2)中のnは20以下であり、
下記化学式(2)中のnが0または1のエポキシ樹脂(A1)の総重量W1と、下記化学式(2)中のnが2以上のエポキシ樹脂(A2)の総重量W2との比(W1/W2)が15/85~90/10であり、
ビスフェノール型エポキシ樹脂(A)は、前記化学式(2)中のnが0のエポキシ樹脂、前記化学式(2)中のnが2のエポキシ樹脂及び前記化学式(2)中のnが4以上のエポキシ樹脂を含む繊維用集束剤組成物が記載してある。
【0004】
TIFF
2025106726000001.tif
40
168
【0005】
式中、R
1
はそれぞれ独立に水素原子、炭素原子数1~4のアルキル基または炭素原子数1~4のアルコキシ基であり、R
2
はそれぞれ独立にメチレン基又はイソプロピリデン基のいずれかで表される構造部位であり、nは0以上の整数である。
【0006】
特許文献1に記載の集束剤は、集束性に優れ、かつ繊維とマトリックス樹脂との接着性に優れたものとなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第7220323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に記載の集束剤は、水溶液の状態となったときに集束剤の成分の一部が結晶化することがあった。当該結晶化が集束剤の保存中に発生すれば、集束剤の使用に際して使い難くなるといった不都合が生じていた。
【0009】
従って、本発明の目的は、水溶液の状態となったときに結晶化を抑制することができ、かつ、集束性に優れた繊維用集束剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明に係る繊維用集束剤は、下記化学式(1)で表されるエポキシ樹脂(A)および非イオン性界面活性剤(B)を含有する繊維用集束剤であって、その特徴構成は、下記化学式(1)において、nが1であるエポキシ樹脂(A1)、nが2であるエポキシ樹脂(A2)、nが3であるエポキシ樹脂(A3)、及びnが4であるエポキシ樹脂(A4)を含有することを特徴とする点にある。
(【0011】以降は省略されています)
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