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公開番号2025105839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025074056,2020134453
出願日2025-04-28,2020-08-07
発明の名称包装用容器
出願人リスパック株式会社
代理人弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類B65D 43/08 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】
本願発明は、外れにくく、軽い力で嵌合が可能な蓋体、及び、包装用容器を提供する。
【解決手段】
天面110と、当該天面110の外側に、容器本体200の容器側嵌合部250に嵌合可能な蓋体側嵌合部150と、を備えた包装用容器300の蓋体100であって、蓋体側嵌合部150は、容器本体200の容器側嵌合部250の一部に係合可能な蓋体側係合部153を備えており、蓋体側係合部153の下端側に、天面110に対する水平軸Xよりも天面110に対する垂直軸Yへ向けて相対的に大きく傾斜した蓋体側傾斜面170を設けたことを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
天面と、
当該天面の外側に、容器本体の容器側嵌合部に嵌合可能な蓋体側嵌合部と、を備えた包装用容器の蓋体であって、
前記蓋体側嵌合部は、前記容器本体の容器側嵌合部の一部に係合可能な蓋体側係合部を備えており、
当該蓋体側係合部の下端側に、前記天面に対する水平軸よりも前記天面に対する垂直軸へ向けて相対的に大きく傾斜した蓋体側傾斜面を設けたことを特徴とする包装用容器の蓋体。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
容器側嵌合部を有する容器本体と、
前記容器側嵌合部に嵌合可能な蓋体側嵌合部を有する蓋体と、と備えた包装用容器であって、
前記容器側嵌合部は、前記蓋体側嵌合部の一部に係合可能な容器側係合部と、当該容器側係合部の上端側に容器側傾斜面を備え、
前記蓋体側嵌合部は、前記容器側嵌合部の一部に係合可能な蓋体側係合部と、当該蓋体側係合部の下端側に蓋体側傾斜面を備え、
前記蓋体を前記容器本体に載せて、前記蓋体側嵌合部が前記容器側嵌合部に嵌合する前の状態において、前記容器側傾斜面と前記蓋体側傾斜面は、互いに当接する箇所と当接しない箇所とを備えることを特徴とする包装用容器。
【請求項3】
前記容器側傾斜面、又は前記蓋体側傾斜面の表面は、凹凸状に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装用容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、包装用容器の蓋体、及び、蓋体と容器本体を備えた包装用容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、惣菜やご飯等の食品を収容する容器本体と、当該容器本体に嵌合可能な蓋体とからなる包装用容器が、スーパーやコンビニエンスストア等で使用されている。
【0003】
例えば、特許文献1の包装用容器は、容器本体と蓋体とを備えた包装用容器であり、蓋体を容器本体に被せて容器本体へ押し下げることで、蓋体の蓋体側嵌合部が、容器本体の容器側嵌合部に嵌合する。また、蓋体と容器本体の嵌合が不用意に外れないように、蓋体側嵌合部には、容器本体の容器側嵌合部の一部に係合可能な蓋体側係合部、いわゆる、アンダーカットが設けられている。しかしながら、蓋体側係合部が容器側嵌合部の一部を乗り越えるようにして、蓋体を容器本体に嵌合させるため、蓋体をある程度の力で下方へ押圧する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3814859号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本願発明は、上記問題に鑑み、外れにくく、軽い力で嵌合が可能な蓋体、及び、包装用容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本願発明の請求項1に係る包装用容器の蓋体は、天面と、当該天面の外側に、容器本体の容器側嵌合部に嵌合可能な蓋体側嵌合部と、を備えた包装用容器の蓋体であって、前記蓋体側嵌合部は、前記容器本体の容器側嵌合部の一部に係合可能な蓋体側係合部を備えており、当該蓋体側係合部の下端側に、前記天面に対する水平軸よりも前記天面に対する垂直軸へ向けて相対的に大きく傾斜した蓋体側傾斜面を設けたことを特徴とする。
【0007】
上記特徴によれば、蓋体側嵌合部と容器側嵌合部との嵌合は、蓋体側係合部よって外れにくくなっている。その一方で、蓋体を下方へ向けて押圧した際に、蓋体側係合部の下端側に連続する蓋体側傾斜面は、容器側嵌合部の上端側の一部を滑るように移動できるので、蓋体側傾斜面はガイド面の役割を果たし、蓋体側嵌合部と容器側嵌合部との嵌合を行い易くしている。特に、蓋体側傾斜面が、天面に対する水平軸よりも垂直軸へ向けて相対的に大きく傾斜しているので、蓋体側傾斜面は、容器側嵌合部の上端側の一部に当接した際に、下方へより滑りやすくなっている。その結果、蓋体を下方へ向けて押圧した際に、蓋体側傾斜面は、容器側嵌合部の上端側の一部上を下方へ向けてスムーズに滑り、蓋体側傾斜面の上端側の蓋体側嵌合部と容器側嵌合部とが容易に嵌合するのである。また、蓋体側傾斜面が下方へ向けてスムーズに滑るため、より軽い力で蓋体を下方へ押圧しても、蓋体を容器本体に嵌合させることが出来る。そして、より軽い力で蓋体を容器本体に嵌合させることができるため、作業効率が向上し、作業者の負担の軽減となる。
【0008】
さらに、本願発明の請求項2に係る包装用容器は、容器側嵌合部を有する容器本体と、前記容器側嵌合部に嵌合可能な蓋体側嵌合部を有する蓋体と、と備えた包装用容器であって、前記容器側嵌合部は、前記蓋体側嵌合部の一部に係合可能な容器側係合部と、当該容器側係合部の上端側に容器側傾斜面を備え、前記蓋体側嵌合部は、前記容器側嵌合部の一部に係合可能な蓋体側係合部と、当該蓋体側係合部の下端側に蓋体側傾斜面を備え、前記蓋体を前記容器本体に載せて、前記蓋体側嵌合部が前記容器側嵌合部に嵌合する前の状態において、前記容器側傾斜面と前記蓋体側傾斜面は、互いに当接する箇所と当接しない箇所とを備えることを特徴とする。
【0009】
上記特徴によれば、蓋体側傾斜面と容器側傾斜面は、互いに当接する箇所と当接しない箇所とを備えることから、蓋体側傾斜面と容器側傾斜面との接触面積が減って摩擦抵抗が少なくなり、蓋体側傾斜面は、容器側傾斜面上に当接した際に、下方により滑りやすくなっている。その結果、蓋体を下方へ向けて押圧した際に、蓋体側傾斜面は、容器側傾斜面上を下方へ向けてよりスムーズに滑り、蓋体側傾斜面の上端側の蓋体側嵌合部と容器側嵌合部とが、更に容易に嵌合するのである。また、蓋体側傾斜面が下方へ向けてスムーズに滑るため、より軽い力で蓋体を下方へ押圧しても、蓋体を容器本体に嵌合させることが出来る。
【0010】
さらに、本願発明の請求項3に係る包装用容器は、前記容器側傾斜面、又は前記蓋体側傾斜面の表面は、凹凸状に構成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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