TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025104383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222102
出願日2023-12-28
発明の名称テント
出願人株式会社スノーピーク
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04H 15/32 20060101AFI20250703BHJP(建築物)
要約【課題】テントの開口部を静かに開閉する。
【解決手段】部分シート43は、側辺部431が開口部46の第1縁部461に沿ったシート42に固定され、部分シート43の中央側を挟んで反対側の側辺部433はシート42に固定されていない。開口部46の第1縁部461を除いた第2縁部に沿ったシート42に係止部が設けられると共に、係止部に向かうように他方側に張力を付与する開閉機構が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
開口部が設けられたシートと、
前記開口部を開閉可能に覆う部分シートと、を備え、
前記部分シートは、一方側が前記開口部の第1縁部に沿った前記シートに固定され、前記部分シートの中央側を挟んで前記一方側とは反対側の他方側は前記シートに固定されておらず、
前記開口部の前記第1縁部を除いた第2縁部に沿った前記シートに係止部が設けられると共に、前記係止部に向かうように前記他方側に張力を付与する開閉機構が設けられている、テント。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記係止部は、前記開口部を挟んで前記第1縁部とは反対側における前記第2縁部に沿った領域に設けられている、請求項1に記載のテント。
【請求項3】
前記係止部は、異なる位置に設けられる第1係止部及び第2係止部を含み、
前記開閉機構は、前記第1係止部に向かうように前記部分シートの他方側に張力を付与する第1開閉機構と、前記第2係止部に向かうように前記部分シートの他方側に張力を付与する第2開閉機構と、を含む、請求項1又は2に記載のテント。
【請求項4】
前記第2縁部は、前記第1縁部と前記開口部の中央側を挟んで配置される対向縁部と、前記第1縁部と前記対向縁部とを繋ぎ互いに対向配置される第1連結縁部及び第2連結縁部と、を含み、
前記第1係止部は、前記対向縁部に沿った領域と前記第1連結縁部に沿った領域とが繋がる領域に設けられ、
前記第2係止部は、前記対向縁部に沿った領域と前記第2連結縁部に沿った領域とが繋がる領域に設けられている、請求項3に記載のテント。
【請求項5】
前記開閉機構は、外力が付与されると伸び、外力が除去されると原寸に戻る弾性紐を含む、請求項1に記載のテント。
【請求項6】
前記開閉機構は、前記弾性紐に繋がる連結紐と、前記係止部に設けられると共に前記連結紐が沿う方向を変更する方向転換部と、を含み、
前記弾性紐の前記連結紐に繋がる一端とは反対側の他端が前記シートに固定され、
前記連結紐の前記弾性紐に繋がる一端とは反対側の他端が前記部分シートに固定されている、請求項5に記載のテント。
【請求項7】
前記弾性紐の他端は、前記方向転換部よりも前記第1縁部側において前記シートに固定されている、請求項6に記載のテント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、テントに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、開口部が設けられたテントが開示されている。テントの開口部は、スライドファスナーで開閉可能なように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-74448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、スライドファスナーの引手であるスライダーを持って、開口部に沿って動かすことで開閉動作を行っている。スライドファスナーは、一対のテープに噛み合わせ用の務歯を多数並べたものであ。スライドファスナーは、スライダーを動かすことで務歯が噛み合ったり、噛み合わせが解除されたりという動作を行う。
【0005】
スライドファスナーは汎用性の高い開閉機構であるが、務歯の噛み合わせ時や解除時に音が発生する。例えば、複数人が就寝中のテントにおいて一人が外に出ようとすると、スライドファスナーの音が発生し、他の人の安眠を妨げる可能性がある。また、スライドファスナーに限らず面ファスナーといった他のファスナーであっても、何らかの噛み合わせ機構を用いているため、音発生の懸念を解消することができない。
【0006】
本開示は、テントの開口部を静かに開閉することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示はテントであって、開口部が設けられたシートと、開口部を開閉可能に覆う部分シートと、を備えている。部分シートは、一方側が開口部の第1縁部に沿ったシートに固定され、部分シートの中央側を挟んで一方側とは反対側の他方側はシートに固定されておらず、開口部の第1縁部を除いた第2縁部に沿ったシートに係止部が設けられると共に、係止部に向かうように他方側に張力を付与する開閉機構が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、テントの開口部を静かに開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係るテントを示す外観図である。
図2は、図1の部分シートを開いた状態を示す図である。
図3は、図1の状態及び図2の状態を模式的に示す動作説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
キャチクランプ
1か月前
個人
水害と共にある家
2か月前
個人
地下型マンション
13日前
個人
鋼管結合資材
13日前
株式会社タナクロ
テント
16日前
個人
壁断熱パネル
1か月前
個人
津波と共にある漁港
2か月前
積水樹脂株式会社
フェンス
2か月前
個人
パーティション
2か月前
個人
地滑りと共にある山荘
2か月前
個人
循環流水式屋根融雪装置
15日前
大成建設株式会社
合成柱
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
28日前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
2か月前
株式会社永徳
建築用下地材
1か月前
鹿島建設株式会社
解体方法
8日前
ミサワホーム株式会社
住宅
9日前
ミサワホーム株式会社
躯体
1か月前
株式会社大林組
建物
7日前
個人
ペグ
1か月前
岡部株式会社
型枠緊結金具
9日前
藤本貴昭株式会社
養生ボード
27日前
株式会社竹中工務店
建物構造
1か月前
株式会社竹中工務店
ブレース
9日前
株式会社竹中工務店
制振構造
13日前
株式会社竹中工務店
改築工法
20日前
アイカ工業株式会社
化粧材の取付構造
9日前
株式会社竹中工務店
アーチ架構
16日前
ミサワホーム株式会社
連結構造
1か月前
個人
耐火構造材及び建物
20日前
株式会社竹中工務店
梁構築方法
15日前
ニチレイマグネット株式会社
施工方法
15日前
続きを見る