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公開番号2025104168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024024944
出願日2024-02-21
発明の名称熱交換型換気装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 7/08 20060101AFI20250702BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】居室に伝搬する騒音を抑制しつつ、熱交換効率を維持する熱交換型換気装置を提供する。
【解決手段】熱交換型換気装置2は、内部空間30aを有する筐体30と、内部空間30aを仕切る仕切板32と、仕切板32に設けられる連通口34と、分流空間30cにて仕切板32に対向する対向板40に設けられる内気吸気口42と、本体空間30bに設けられる熱交素子13と、仕切板32と対向板40との間に位置し、内気吸気口42から取り入れられた空気を、仕切板32との間を流通する第一空気と、対向板40との間を流通する第二空気と、に分流する分流板36と、を備える。連通口34と内気吸気口42とは、当該開口の属する平面に沿った方向にずらして設けられ、分流板36は、内気吸気口42の上方に設けられ、かつ、連通口34の一部を覆い、分流空間30cは、分流板36が位置しない通風空間30dを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内部空間を有する筐体と、
前記内部空間を上方の本体空間と下方の分流空間とに仕切る仕切板と、
前記仕切板に設けられ前記本体空間と前記分流空間とを連通する開口である連通口と、
前記分流空間にて前記仕切板に対向する対向板に設けられる開口である内気吸気口と、
前記本体空間にて前記連通口を覆って設けられる熱交素子と、
前記仕切板と前記対向板との間に位置し、前記内気吸気口から取り入れられた空気を、前記仕切板との間を流通する第一空気と、前記対向板との間を流通する第二空気と、に分流する分流板と、
を備え、
前記連通口と前記内気吸気口とは、それぞれの開口を当該開口の属する平面に沿った方向にずらして設けられ、
前記分流板は、前記内気吸気口の上方に設けられ、かつ、前記連通口の一部を覆い、
前記分流空間は、前記連通口の直下にて前記分流板が位置しない通風空間を備える、熱交換型換気装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記分流板は、下面視にして略矩形状の面を有し当該略矩形状を形成する各辺と前記分流空間の内面との間に空間を有して設けられる、請求項1に記載の熱交換型換気装置。
【請求項3】
前記連通口は、下面視にして当該連通口の少なくとも一部が前記内気吸気口の外周よりも外側に位置し、
前記内気吸気口は、前記下面視にして当該内気吸気口の少なくとも一部が前記連通口の外周よりも外側に位置する、請求項1に記載の熱交換型換気装置。
【請求項4】
前記通風空間に設けられ前記第二空気を前記熱交素子に導くガイド部を備える、請求項1に記載の熱交換型換気装置。
【請求項5】
前記ガイド部は、前記通風空間にて前記分流板側とは逆側に設けられ、側面視にして前記分流板側が開口する略円弧形状を有する、請求項4に記載の熱交換型換気装置。
【請求項6】
前記分流板は、側面視にして当該内気吸気口の一端と前記本体空間内の騒音源とを結ぶ仮想線と交わる、請求項1に記載の熱交換型換気装置。
【請求項7】
前記一端は、側面視にして前記連通口側の端部である、請求項6に記載の熱交換型換気装置。
【請求項8】
前記一端は、側面視にして前記連通口側とは逆側の端部である、請求項6に記載の熱交換型換気装置。
【請求項9】
前記本体空間に設けられ屋内又は屋外へ空気を搬送する送風機を備え、
前記送風機は、ファンと、当該ファンを回転させるためのモータと、を備え、
前記騒音源は、前記ファン又は前記モータの少なくとも一方である、請求項6に記載の熱交換型換気装置。
【請求項10】
前記筐体は、本体部と、ルーバー部と、を備え、
前記本体部は、上面と下面と側面とで囲まれる本体空間を形成し、
前記仕切板は、前記下面の一部に属し、
前記ルーバー部は、前記本体部側が開口する略箱型形状を有し、
前記本体部の前記下面に取付けられることで、前記下面と当該ルーバー部の内面とで囲
まれる前記分流空間を形成する、請求項1に記載の熱交換型換気装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換型換気装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
熱交換型換気装置の一種として天井裏空間に設けられ、換気装置の内気吸気口と天井の開口とを共有するものが知られている(例えば、特許文献1)。このような装置は、給気用ファンと給気用モータとを内蔵する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-193797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、内気吸気口が天井の開口に設けられるため、間にダクトを介さない分、当該熱交換型換気装置の内部空間で生じる騒音が居室に伝搬しやすい。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、居室に伝搬する騒音を抑制しつつ、熱交換効率を維持する熱交換型換気装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の熱交換型換気装置は、内部空間を有する筐体と、内部空間を上方の本体空間と下方の分流空間とに仕切る仕切板と、仕切板に設けられ本体空間と分流空間とを連通する開口である連通口と、分流空間にて仕切板に対向する対向板に設けられる開口である内気吸気口と、本体空間にて連通口を覆って設けられる熱交素子と、仕切板と対向板との間に位置し、内気吸気口から取り入れられた空気を、仕切板との間を流通する第一空気と、対向板との間を流通する第二空気と、に分流する分流板と、を備える。連通口と内気吸気口とは、それぞれの開口を当該開口の属する平面に沿った方向にずらして設けられ、分流板は、内気吸気口の上方に設けられ、かつ、連通口の一部を覆い、分流空間は、連通口の直下にて分流板が位置しない通風空間を備える。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、又はコンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、居室に伝搬する騒音を抑制しつつ、熱交換効率を維持する熱交換型換気装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施例1に係る熱交換型換気装置を備える住宅の模式図である。
図2は、図1の熱交換型換気装置を示す側断面図である。
図3は、図1の熱交換型換気装置の一部を拡大して示す側断面図である。
図4は、図1の熱交換型換気装置の分流板の周囲を示す図である。
図5は、図1の熱交換型換気装置の連通口と内気吸気口を示す図である。
図6は、図1の熱交換型換気装置を示す側断面図である。
図7は、実施例2における熱交換型換気装置の側断面図である。
図8は、実施例2における熱交換型換気装置の下面断面図である。
図9は、実施例2における排気流の流れを示す、熱交換型換気装置の側断面図である。
図10は、実施例2における給気流の流れを示す、熱交換型換気装置の側断面図である。
図11は、実施例2における給気流の流れを示す、熱交換型換気装置の下面断面図である。
図12は、変形例における分流空間を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、並びに、ステップ(工程)およびステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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