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公開番号
2025103436
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220833
出願日
2023-12-27
発明の名称
ドライブ回路及び減衰装置
出願人
日本電波工業株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H03F
1/34 20060101AFI20250702BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】異なる電圧値を有する複数のドライブ信号を簡便に出力できるようにする。
【解決手段】第1アナログ信号を増幅する第1増幅回路と、第1増幅回路の出力信号が第1電圧範囲に含まれる場合、所定の第1電圧にクリップした信号を第1ドライブ信号として出力する第1クリップ回路と、第1アナログ信号を増幅する第2増幅回路と、第2増幅回路の出力信号が第2電圧範囲に含まれる場合、所定の第2電圧にクリップした信号を第2ドライブ信号として出力する第2クリップ回路とを備え、第1クリップ回路は、第1電圧よりも第1増幅回路の出力信号の電圧値が小さいことを示す場合、第1電圧を出力する第1基準電圧源と第1増幅回路の出力とを電気的に接続する、ドライブ回路。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
入力した第1アナログ信号に基づき、複数のドライブ信号を出力するドライブ回路であって、
前記第1アナログ信号を増幅する第1増幅回路と、
前記第1増幅回路の出力信号が第1電圧範囲に含まれる場合、所定の第1電圧にクリップした信号を第1ドライブ信号として出力し、前記第1増幅回路の出力信号が前記第1電圧範囲に含まれない場合、前記第1増幅回路の出力信号を前記第1ドライブ信号として出力する第1クリップ回路と、
前記第1アナログ信号を増幅する第2増幅回路と、
前記第2増幅回路の出力信号が第2電圧範囲に含まれる場合、所定の第2電圧にクリップした信号を第2ドライブ信号として出力し、前記第2増幅回路の出力信号が前記第2電圧範囲に含まれない場合、前記第2増幅回路の出力信号を前記第2ドライブ信号として出力する第2クリップ回路と、
を備え、
前記第1クリップ回路は、
前記第1増幅回路の出力信号と前記第1電圧とを比較する第1比較回路と、
前記第1比較回路の比較結果が、前記第1電圧よりも前記第1増幅回路の出力信号の電圧値が小さいことを示す場合、前記第1電圧を出力する第1基準電圧源と前記第1増幅回路の出力とを電気的に接続する第1スイッチ回路と、
を有する、ドライブ回路。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記第2クリップ回路は、
前記第2増幅回路の出力信号と第2電圧とを比較する第2比較回路と、
前記第2比較回路の比較結果に応じて、前記第2電圧と前記第2増幅回路の出力とを電気的に接続するか否かを切り換える第2スイッチ回路と、
を有し、
前記第2スイッチ回路は、
前記第2比較回路の比較結果が、前記第2増幅回路の出力信号の電圧値が前記第2電圧以上を示す場合、前記第2電圧を出力する第2基準電圧源と前記第2増幅回路の出力とを電気的に接続し、
前記第2比較回路の比較結果が、前記第2増幅回路の出力信号の電圧値が前記第2電圧よりも小さいことを示す場合、前記第2電圧を出力する第2基準電圧源と前記第2増幅回路の出力とを電気的に切断する、
請求項1に記載のドライブ回路。
【請求項3】
前記第1増幅回路が入力した所定の前記第1アナログ信号に応じて前記第1電圧を出力した場合、前記第2増幅回路は、入力した当該所定の前記第1アナログ信号に応じて前記第2電圧を出力する、
請求項1に記載のドライブ回路。
【請求項4】
前記第1増幅回路と前記第2増幅回路は、それぞれ前記第1アナログ信号が入力する差動増幅回路である、
請求項1に記載のドライブ回路。
【請求項5】
前記第1増幅回路である差動増幅回路に入力する参照電圧の電圧値及び/又は参照電圧に接続されている分圧抵抗の抵抗値は、前記第2増幅回路である差動増幅回路に入力する参照電圧の電圧値及び/又は参照電圧に接続されている分圧抵抗の抵抗値とは異なる、
請求項4に記載のドライブ回路。
【請求項6】
第1入力信号に応じて入力した電気信号の信号強度を低減させる第1アッテネータと、第2入力信号に応じて前記第1アッテネータが出力した電気信号の信号強度を低減させる第2アッテネータとを有するアッテネータ回路と、
前記第1アッテネータに前記第1入力信号として前記第1ドライブ信号を供給し、前記第2アッテネータに前記第2入力信号として前記第2ドライブ信号を供給する、請求項1から5のいずれか一項に記載のドライブ回路と、
を備える、減衰装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のドライブ信号を出力するドライブ回路及びドライブ回路を用いた減衰装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
外部から加えられた制御電圧に応じて決定したバイアス信号を高周波アッテネータ回路に供給し、制御電圧の直線的な変化に対応して高周波アッテネータ回路の減衰量を直線的に変化するように構成したバイアス回路が知られている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3066854号公報
特開平07-193464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなアッテネータ回路は、1つの入力電圧で減衰量を制御する回路もあれば、2つの入力電圧を用いて減衰量を制御する回路もある。そして、2つの入力電圧を用いるアッテネータ回路は、一方の入力電圧を所定の電圧値まで増加させた後に、他方の入力電圧を増加させることで減衰量を調節する特性を有する回路がある。この場合、アッテネータ回路に電圧を供給するドライブ回路を2系統用意することが考えられるが、コストや手間がかかるという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、異なる電圧値を有する複数のドライブ信号を簡便に出力できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様においては、入力した第1アナログ信号に基づき、複数のドライブ信号を出力するドライブ回路であって、前記第1アナログ信号を増幅する第1増幅回路と、前記第1増幅回路の出力信号が第1電圧範囲に含まれる場合、所定の第1電圧にクリップした信号を第1ドライブ信号として出力し、前記第1増幅回路の出力信号が前記第1電圧範囲に含まれない場合、前記第1増幅回路の出力信号を前記第1ドライブ信号として出力する第1クリップ回路と、前記第1アナログ信号を増幅する第2増幅回路と、前記第2増幅回路の出力信号が第2電圧範囲に含まれる場合、所定の第2電圧にクリップした信号を第2ドライブ信号として出力し、前記第2増幅回路の出力信号が前記第2電圧範囲に含まれない場合、前記第2増幅回路の出力信号を前記第2ドライブ信号として出力する第2クリップ回路と、を備え、前記第1クリップ回路は、前記第1増幅回路の出力信号と前記第1電圧とを比較する第1比較回路と、前記第1比較回路の比較結果が、前記第1電圧よりも前記第1増幅回路の出力信号の電圧値が小さいことを示す場合、前記第1電圧を出力する第1基準電圧源と前記第1増幅回路の出力とを電気的に接続する第1スイッチ回路と、
を有する、ドライブ回路を提供する。
【0007】
前記第2クリップ回路は、前記第2増幅回路の出力信号と第2電圧とを比較する第2比較回路と、前記第2比較回路の比較結果に応じて、前記第2電圧と前記第2増幅回路の出力とを電気的に接続するか否かを切り換える第2スイッチ回路と、を有し、前記第2スイッチ回路は、前記第2比較回路の比較結果が、前記第2増幅回路の出力信号の電圧値が前記第2電圧以上を示す場合、前記第2電圧を出力する第2基準電圧源と前記第2増幅回路の出力とを電気的に接続し、前記第2比較回路の比較結果が、前記第2増幅回路の出力信号の電圧値が前記第2電圧よりも小さいことを示す場合、前記第2電圧を出力する第2基準電圧源と前記第2増幅回路の出力とを電気的に切断してもよい。
【0008】
前記第1増幅回路が入力した所定の前記第1アナログ信号に応じて前記第1電圧を出力した場合、前記第2増幅回路は、入力した当該所定の前記第1アナログ信号に応じて前記第2電圧を出力してもよい。
【0009】
前記第1増幅回路と前記第2増幅回路は、それぞれ前記第1アナログ信号が入力する差動増幅回路であってもよい。
【0010】
前記第1増幅回路である差動増幅回路に入力する参照電圧の電圧値及び/又は参照電圧に接続されている分圧抵抗の抵抗値は、前記第2増幅回路である差動増幅回路に入力する参照電圧の電圧値及び/又は参照電圧に接続されている分圧抵抗の抵抗値とは異なってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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