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公開番号
2025102826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2025044702,2023539289
出願日
2025-03-19,2021-03-30
発明の名称
不揮発性メモリシステムにおいてシステムデータを記憶及び検索するための改良されたアーキテクチャ
出願人
シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド
,
SILICON STORAGE TECHNOLOGY, INC.
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
G11C
16/26 20060101AFI20250701BHJP(情報記憶)
要約
【課題】不揮発性メモリシステムにおいてシステムデータを記憶及び検索するための改良されたアーキテクチャを提供する。
【解決手段】システムデータアーキテクチャにおいて、読み出し動作中、ワード線601及び603の両方が選択される。不揮発性メモリ(NVM)セル801及び802からの読み出し電流は、共通ビット線604において結合される。合計された電流は、その論理状態を判定するために、基準電流に対してセンス増幅器104によって検知される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
不揮発性メモリシステムであって、
複数の行及び複数の列に配置された不揮発性メモリセルのアレイと、
読み出し動作中に、前記アレイの第1の列内の第1の不揮発性メモリセルから電流を受け取って、前記第1の不揮発性メモリセルに記憶された第1の値を示し、前記アレイの第2の列内の第2の不揮発性メモリセルから電流を受け取って、前記第2の不揮発性メモリセルに記憶された第2の値を示すように構成されたセンス増幅器と、
前記センス増幅器から、前記示された第1の値及び前記示された第2の値を受信し、前記示された第1の値及び前記示された第2の値に基づいてデータビット出力を生成するための論理回路と、を備える、不揮発性メモリシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1の不揮発性メモリセル及び前記第2の不揮発性メモリセルは、前記アレイ内の同じ行にある、請求項1に記載の不揮発性メモリシステム。
【請求項3】
前記論理回路は、前記データビット出力を生成するために、前記第1の示された値及び前記第2の示された値に対してAND演算を実行する、請求項2に記載の不揮発性メモリシステム。
【請求項4】
前記論理回路は、前記データビット出力を生成するために、前記第1の示された値及び前記第2の示された値に対してOR演算を実行する、請求項2に記載の不揮発性メモリシステム。
【請求項5】
前記第1の不揮発性メモリセル及び前記第2の不揮発性メモリセルは、前記アレイ内の異なる行にある、請求項1に記載の不揮発性メモリシステム。
【請求項6】
前記論理回路は、前記データビット出力を生成するために、前記第1の示された値及び前記第2の示された値に対してAND演算を実行する、請求項5に記載の不揮発性メモリシステム。
【請求項7】
前記論理回路は、前記データビット出力を生成するために、前記第1の示された値及び前記第2の示された値に対してOR演算を実行する、請求項5に記載の不揮発性メモリシステム。
【請求項8】
不揮発性メモリシステムであって、
複数の行及び複数の列に配置された不揮発性メモリセルのアレイと、
読み出し動作中に、前記アレイの選択された列内の第1の不揮発性メモリセル及び第2の不揮発性メモリセルから合成電流を受け取り、前記合成電流に基づく値を示すデータビット出力を生成するように構成されたセンス増幅器と、を備える、不揮発性メモリシステム。
【請求項9】
不揮発性メモリシステムであって、
複数の行及び複数の列に配置された不揮発性メモリセルのアレイであって、各行は、前記不揮発性メモリセルのワードと、前記ワードから計算された誤り訂正符号データと、を備える、不揮発性メモリセルのアレイと、
読み出し動作中に、前記アレイから電流を受け取り、ワード及び前記ワードの誤り訂正符号データを出力するように構成されたセンス増幅器と、
前記ワードの前記誤り訂正符号データを使用して前記ワード内の1つ以上の誤りを訂正するための誤り訂正符号エンジンと、を備える、不揮発性メモリシステム。
【請求項10】
ワードの前記誤り訂正符号データは、ハミング符号を使用して生成される、請求項9に記載の不揮発性メモリシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(優先権の主張)
本出願は、2020年12月29日に出願された「Architectures for Storing and Retrieving System Data in a Non-Volatile Memory System」と題する米国特許仮出願第63/131,624号、及び2021年3月11日に出願された「Architectures for Storing and Retrieving System Data in a Non-Volatile Memory System」と題する米国特許出願第17/199,383号の優先権を主張する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【0002】
(発明の分野)
不揮発性メモリシステムにおいてシステムデータを記憶及び検索するための改良されたアーキテクチャの多数の実施形態が開示される。
【背景技術】
【0003】
不揮発性メモリシステムは、先行技術において周知である。図1は、先行技術の不揮発性メモリシステム100を示す。不揮発性メモリシステム100は、アレイ101、行デコーダ102、列デコーダ103、及びセンス増幅器104を備える。アレイ101は、行及び列に配置された不揮発性メモリセルのアレイを備える。行デコーダ102は、アレイ101内の不揮発性メモリセルの各行に結合され、典型的には、受信された行アドレスに応答して、読み出し、消去、又はプログラム動作のために1つ以上の行を有効にする。列デコーダ103は、アレイ101内の不揮発性メモリセルの各列に結合され、典型的には、受信された列アドレスに応答して、読み出し、消去、又はプログラム動作のために1つ以上の列を有効にする。不揮発性メモリセルがフラッシュメモリセルである場合、行デコーダ102は、典型的には、セルの各行のワード線に結合され、列デコーダ103は、典型的には、セルの各列のビット線に結合される。センス増幅器104は、選択された1つ又は複数のセルに記憶された値を検知するために、読み出し動作中に使用される。
【0004】
不揮発性メモリセルの様々な設計が先行技術において知られている。例えば、参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第5,029,130号(「’130号特許」)は、フラッシュメモリセルの一種である、スプリットゲート不揮発性メモリセルのアレイを開示する。このようなメモリセル210を図2に示す。各メモリセル210は、半導体基板12内に形成されたソース領域14及びドレイン領域16を含み、ソース領域14とドレイン領域16との間にはチャネル領域18がある。浮遊ゲート20は、チャネル領域18の第1の部分の上方に絶縁されて形成され(並びに、チャネル領域18の第1の部分の導電性を制御して)、ソース領域14の一部分の上方にかけて形成される。ワード線端子22(典型的には、ワード線に結合される)は、チャネル領域18の第2の部分の上方に絶縁されて配設される、(並びに、チャネル領域18の第2の部分の導電性を制御する)第1の部分と、浮遊ゲート20の上方で上に延在する第2の部分と、を有する。浮遊ゲート20及びワード線端子22は、ゲート酸化物によって基板12から絶縁される。ビット線24はドレイン領域16に結合される。
【0005】
メモリセル210は、基板領域12に対してワード線端子22に高い正電圧を加えることによって消去され(この場合、電子は浮遊ゲートから除去される)、これにより、浮遊ゲート20上の電子は、ファウラーノルドハイム(Fowler-Nordheim)トンネリングを介して、中間絶縁体を通って浮遊ゲート20からワード線端子22までトンネリングする。
【0006】
メモリセル210は、ワード線端子22に正電圧、及びソース領域14に正電圧を加えることによってプログラムされる(電子が浮遊ゲートに供給される)。電子は、ドレイン領域16からソース領域14に向かって流れる。電子は、ワード線端子22と浮遊ゲート20との間のギャップの下のチャネル領域18、及び浮遊ゲート20の下のチャネル領域18とを通って移動するときに加速され、加熱される。熱せられた電子の一部は、浮遊ゲート20からの静電引力と、上記引力によって生じる酸化物エネルギー障壁の減少に起因して、ゲート酸化物を通って浮遊ゲート20に注入されることになる。
【0007】
メモリセル210は、ソース領域14に対して、正の読み出し電圧をドレイン領域16及びワード線端子22に加える(ワード線端子の下方のチャネル領域18の部分をオンにする)ことによって読み出される。浮遊ゲート20が正に帯電する(すなわち、電子が消去される)場合、浮遊ゲート20の下のチャネル領域18の部分も同様にオンになり、電流はチャネル領域18を横切ってソース領域14に流れ、これが、消去された状態、すなわち、「1」の状態として検知される。浮遊ゲート20が負に帯電する(すなわち、電子でプログラムされる)場合、浮遊ゲート20の下のチャネル領域の部分はほとんど又は完全にオフになり、電流はチャネル領域18を通ってソース領域14に流れない(又はほとんど流れない)ことになり、これが、プログラムされた状態、すなわち、「0」の状態として検知される。
【0008】
表1は、読み出し、消去、及びプログラム動作を実行するためにメモリセル210の端子に印加することができる典型的な電圧/電流範囲を示す。
表1:図3のフラッシュメモリセル210の動作
JPEG
2025102826000002.jpg
31
128
【0009】
他の種類のフラッシュメモリセルとして、他のスプリットゲート型メモリセル構成も知られている。例えば、図3は、ソース領域14と、ドレイン領域16と、チャネル領域18の第1の部分の上方にある浮遊ゲート20と、チャネル領域18の第2の部分の上方にある選択ゲート22(典型的には、ワード線、WL、に結合される)と、浮遊ゲート20の上方にある制御ゲート28と、ソース領域14の上方にある消去ゲート30と、を含む4ゲートメモリセル310を示す。この構成は、米国特許第7,868,375号に記載されており、当該特許は、参照により全ての目的のために本明細書に組み込まれる。ここで、全てのゲートは、浮遊ゲート20を除いて、非浮遊ゲートであり、つまり、それらは電圧源に電気的に接続される又は接続可能である。プログラミングは、熱せられた電子がチャネル領域18から浮遊ゲート20にその電子自体を注入することによって実行される。消去は、電子が浮遊ゲート20から消去ゲート30へトンネリングすることによって実行される。
【0010】
表2は、読み出し、消去、及びプログラム動作を実行するためにメモリセル310の端子に印加することができる典型的な電圧/電流範囲を示す。
表2:図3のフラッシュメモリセル310の動作
JPEG
2025102826000003.jpg
31
140
(【0011】以降は省略されています)
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