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公開番号2025099268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215798
出願日2023-12-21
発明の名称メモリシステムおよび半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類G11C 5/04 20060101AFI20250626BHJP(情報記憶)
要約【課題】一実施形態は、メモリシステムの電気的特性の向上を図る。
【解決手段】一実施形態は、メモリシステムは、第1基板と、コントローラと、半導体記憶装置とを有する。前記半導体記憶装置は、第2基板と、複数の半導体メモリチップと、複数の接続端子とを有する。前記複数の半導体メモリチップの各々は、データ信号またはタイミング信号を転送可能な端子として、所定数の端子から構成された1チャンネル分の複数の第1端子のみを有する。前記複数の接続端子は、前記データ信号または前記タイミング信号を転送可能な端子として、前記所定数の端子から構成された前記1チャンネル分の複数の第2端子のみを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1基板と、
前記第1基板に実装されたコントローラと、
前記第1基板に実装された半導体記憶装置と、
を備え、
前記半導体記憶装置は、
第1面と、前記第1面とは反対側に位置した第2面とを含む第2基板と、
前記第2基板の厚さ方向から見た場合に前記第1面を覆う封止部材と、
前記第1面と前記封止部材との間に配置された複数の半導体メモリチップと、
前記第1面と前記複数の半導体メモリチップとを接続した複数のボンディングワイヤと、
前記第2面に設けられて前記第1基板に接続された複数の接続端子と、
を有し、
前記複数の半導体メモリチップの各々は、データ信号またはタイミング信号を転送可能な端子として、所定数の端子から構成された1チャンネル分の複数の第1端子のみを有し、
前記複数の接続端子は、前記データ信号または前記タイミング信号を転送可能な端子として、前記所定数の端子から構成された前記1チャンネル分の複数の第2端子のみを含む、
メモリシステム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記複数の半導体メモリチップは、複数の第1半導体メモリチップと、複数の第2半導体メモリチップとを含み、
前記複数のボンディングワイヤは、前記複数の第1半導体メモリチップの各々の前記複数の第1端子に接続された複数の第1ボンディングワイヤと、前記複数の第2半導体メモリチップの各々の前記複数の第1端子に接続された複数の第2ボンディングワイヤとを含み、
前記半導体記憶装置は、前記複数の第2端子と前記複数の第1ボンディングワイヤとを電気的に接続する経路と、前記複数の第2端子と前記複数の第2ボンディングワイヤとを電気的に接続する経路とが分岐する分岐部を含む、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項3】
前記第2基板は、前記分岐部を含む、
請求項2に記載のメモリシステム。
【請求項4】
前記分岐部は、前記第1面に設けられた複数のパッドを含み、
前記複数の第1ボンディングワイヤは、前記複数のパッドに接続され、
前記複数の第2ボンディングワイヤは、前記複数の第1ボンディングワイヤと電気的に並列に前記複数のパッドに接続されている、
請求項3に記載のメモリシステム。
【請求項5】
前記半導体記憶装置は、前記第2基板に実装された中継部品をさらに有し、
前記中継部品は、前記分岐部を含む、
請求項2に記載のメモリシステム。
【請求項6】
前記複数の第1ボンディングワイヤは、前記第2基板に接続され、前記第2基板を介して前記中継部品に電気的に接続され、
前記複数の第2ボンディングワイヤは、前記第2基板に接続され、前記第2基板を介して前記中継部品に電気的に接続されている、
請求項5に記載のメモリシステム。
【請求項7】
前記第1面に沿う方向を第1方向とする場合、
前記中継部品の前記第1方向の中心は、前記第2基板の前記第1方向の中心に対して、前記第1方向に1mm以上ずれて配置されている、
請求項6に記載のメモリシステム。
【請求項8】
前記第1面に沿う方向を第1方向とする場合、
前記中継部品の前記第1方向の中心は、前記第2基板の前記第1方向の中心に対して、前記コントローラに近い側にずれて配置されている、
請求項6に記載のメモリシステム。
【請求項9】
前記中継部品は、複数の端子を含むパッケージ部品であり、前記第1面にフリップチップ実装されており、
前記複数の第1半導体メモリチップは、前記第2基板とは反対側から前記中継部品に積層されている、
請求項5から請求項8のうちいずれか1項に記載のメモリシステム。
【請求項10】
前記複数の第1半導体メモリチップは、前記第2基板とは反対側から前記中継部品に積層されている、
請求項9に記載のメモリシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、メモリシステムおよび半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
基板と、基板に実装されたコントローラと、基板に実装された半導体記憶装置とを有したメモリシステムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許公開第2023/0004310号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一実施形態は、メモリシステムの電気的特性の向上を図る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態は、第1基板と、コントローラと、半導体記憶装置とを備える。前記コントローラは、前記第1基板に実装されている。前記半導体記憶装置は、前記第1基板に実装されている。前記半導体記憶装置は、第2基板と、封止部材と、複数の半導体メモリチップと、複数のボンディングワイヤと、複数の接続端子とを有する。前記第2基板は、第1面と、前記第1面とは反対側に位置した第2面とを含む。前記封止部材は、前記第2基板の厚さ方向から見た場合に前記第1面を覆う。前記複数の半導体メモリチップは、前記第1面と前記封止部材との間に配置されている。前記複数のボンディングワイヤは、前記第1面と前記複数の半導体メモリチップとを接続している。前記複数の接続端子は、前記第2面に設けられて前記第1基板に接続されている。前記複数の半導体メモリチップの各々は、データ信号またはタイミング信号を転送可能な端子として、所定数の端子から構成された1チャンネル分の複数の第1端子のみを有する。前記複数の接続端子は、前記データ信号または前記タイミング信号を転送可能な端子として、前記所定数の端子から構成された前記1チャンネル分の複数の第2端子のみを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態のメモリシステムを示す斜視図。
第1実施形態のコントローラとNANDパッケージとの接続関係を示す図。
第1実施形態のNANDパッケージを示す断面図。
第1実施形態のNANDパッケージを示す平面図。
第1実施形態のNANDパッケージを示す下面図。
図1中に示されたメモリシステムのF6―F6線に沿う断面図。
比較例のメモリシステムを示す断面図。
第1実施形態の第1変形例のNANDパッケージを示す下面図。
第1実施形態の第2変形例のNANDパッケージを示す断面図。
第1実施形態の第3変形例のNANDパッケージを示す断面図。
第2実施形態のNANDパッケージを示す断面図。
図11中に示されたF12線で囲まれた領域を拡大して示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態のメモリシステムおよび半導体記憶装置を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「平行」、「直交」、または「同じ」とは、それぞれ、「略平行」、「略直交」、または「略同じ」である場合を含み得る。本出願で「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続を含み得る。すなわち「接続」とは、対象物と直接に接続される場合に限定されず、別の部材を間に介在させて対象物と接続される場合を含み得る。
【0008】
本出願では、+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、および-Z方向は、以下のように定義される。+X方向、-X方向、+Y方向、および-Y方向は、後述する基板11の第1面11a(図1参照)と平行な方向である。+X方向は、後述するコントローラ12からNANDパッケージ14に向かう方向である(図1参照)。-X方向は、+X方向とは反対の方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合は、単に「X方向」と称する。+Y方向および-Y方向は、X方向とは交差する(例えば直交する)方向である。+Y方向は、後述するNANDパッケージ14の第3端部14e3から第4端部14e4に向かう方向である(図1参照)。-Y方向は、+Y方向とは反対の方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合は、単に「Y方向」と称する。
【0009】
+Z方向および-Z方向は、X方向およびY方向とは交差する(例えば直交する)方向であり、基板11の厚さ方向である。+Z方向は、基板11の第2面11bから第1面11aに向かう方向である(図1参照)。-Z方向は、+Z方向とは反対の方向である。+Z方向と-Z方向とを区別しない場合は、単に「Z方向」と称する。X方向は、「第1方向」の一例である。以下では、+Z方向側を「上」と称し、-Z方向側を「下」と称する場合がある。ただしこれら表現は説明の便宜上のものであり、重力方向を規定するものではない。
【0010】
(第1実施形態)
<A1.メモリシステムの全体構成>
図1から図6を参照し、第1実施形態のメモリシステム1について説明する。メモリシステム1は、例えばSSD(Solid State Drive)のようなストレージデバイスである。メモリシステム1は、ホスト機器と接続され、ホスト機器の記憶装置として使用される。ホスト機器は、パーソナルコンピュータ、モバイル機器、ビデオレコーダ、または車載機器などであるが、これら例には限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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