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公開番号2025104670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222629
出願日2023-12-28
発明の名称半導体記憶装置、半導体記憶装置の制御方法、および半導体記憶装置の製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H10B 43/27 20230101AFI20250703BHJP()
要約【課題】一実施形態は、電気的特性の向上を図ることができる半導体記憶装置、半導体記憶装置の制御方法、および半導体記憶装置の製造方法を提供する。
【解決手段】一実施形態の半導体記憶装置では、第1ゲート電極層と第1絶縁層との境界において、柱状体と隣り合う第1ゲート電極層の第1縁と、第1縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う第1ゲート電極層の第2縁との間の距離を第1距離とし、第1ゲート電極層と第2絶縁層との境界において、柱状体と隣り合う第1ゲート電極層の第3縁と、第3縁とは反対側から柱状体と隣り合う第1ゲート電極層の第4縁との間の距離を第2距離とし、第2ゲート電極層と第2絶縁層との境界において、柱状体と隣り合う第2ゲート電極層の第5縁と、第5縁とは反対側から柱状体と隣り合う第2ゲート電極層の第6縁との間の距離を第3距離とした場合、第2距離は、第1距離よりも大きく、かつ、第3距離よりも大きい。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数のゲート電極層と複数の絶縁層とを含み、前記複数のゲート電極層と前記複数の絶縁層とが第1方向に1層ずつ交互に積層された積層体と、
前記積層体内を前記第1方向に延び、メモリ膜およびチャネル層を含む柱状体と、
を備え、
前記複数のゲート電極層は、第1ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層に対して前記第1方向における第1側に配置され、前記複数のゲート電極層のなかで前記第1ゲート電極層の隣に位置した第2ゲート電極層とを含み、
前記複数の絶縁層は、前記第1方向における前記第1側とは反対の第2側から前記第1ゲート電極層に隣り合う第1絶縁層と、前記第1ゲート電極層と前記第2ゲート電極層との間に位置した第2絶縁層とを含み、
前記第1方向と直交した方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向に沿う断面で見た場合に、
前記第1ゲート電極層と前記第1絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第1境界において、前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第1縁と、前記第1縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第2縁との間の距離を第1距離とし、
前記第1ゲート電極層と前記第2絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第2境界において、前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第3縁と、前記第3縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第4縁との間の距離を第2距離とし、
前記第2ゲート電極層と前記第2絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第3境界において、前記柱状体と隣り合う前記第2ゲート電極層の第5縁と、前記第5縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第2ゲート電極層の第6縁との間の距離を第3距離とした場合、
前記第2距離は、前記第1距離よりも大きく、かつ、前記第3距離よりも大きい、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 4,400 文字)【請求項2】
前記第1方向から見た場合に、
前記第2境界では、前記第1ゲート電極層の縁によって前記第1ゲート電極層と前記柱状体との間に環状の第1境界線が規定され、
前記第3境界では、前記第2ゲート電極層の縁によって前記第2ゲート電極層と前記柱状体との間に環状の第2境界線が規定され、
前記第1方向から見た場合に、前記第2境界線は、前記第1境界線の内側に位置する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1ゲート電極層は、第1部分と、前記第1部分に対して前記第1側に位置した第2部分とを含み、
前記第1部分は、前記柱状体と隣り合う第1縁部を有し、
前記第2部分は、前記柱状体と隣り合う第2縁部を有し、
前記第2縁部は、前記第1縁部と比べて、前記第1方向に対して大きく傾斜し、
前記第2ゲート電極層は、第3部分と、前記第3部分に対して前記第1側に位置した第4部分とを含み、
前記第3部分は、前記柱状体と隣り合う第3縁部を有し、
前記第4部分は、前記柱状体と隣り合う第4縁部を有し、
前記第4縁部は、前記第3縁部と比べて、前記第1方向に対して大きく傾斜した、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記チャネル層と前記第1ゲート電極層の前記第3縁との間の最短距離は、前記チャネル層と前記第1ゲート電極層の前記第1縁との間の最短距離よりも大きい、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記柱状体の前記第1側の端の前記第2方向の幅は、前記柱状体の前記第2側の端の前記第2方向の幅よりも大きく、
前記第3縁および前記第4縁は、前記第1縁および前記第2縁に対して、前記第1側に位置する、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記柱状体の前記第2側の端の前記第2方向の幅は、前記柱状体の前記第1側の端の前記第2方向の幅よりも大きく、
前記第3縁および前記第4縁は、前記第1縁および前記第2縁に対して、前記第1側に位置する、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
制御回路をさらに備え、
前記第1ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第1メモリセルトランジスタが形成され、前記第2ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第2メモリセルトランジスタが形成され、
前記制御回路は、第1書き込み動作の後に第2書き込み動作を行うように、前記第1メモリセルトランジスタと前記第2メモリセルトランジスタを制御可能であり、
前記第1書き込み動作は、データを書き込む場合に、前記第1メモリセルトランジスタに電荷を注入する動作を含み、
前記第1書き込み動作は、データを書き込む場合に、前記第2メモリセルトランジスタに電荷を注入する動作を含む、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記複数のゲート電極層は、前記第1ゲート電極層に対して前記第2側に配置された第3ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層と前記第3ゲート電極層との間に配置され、前記複数のゲート電極層のなかで前記第3ゲート電極層の隣に位置した第4ゲート電極層とを含み、
前記複数の絶縁層は、前記第3ゲート電極層と前記第4ゲート電極層との間に位置した第3絶縁層と、前記第1側から前記第4ゲート電極層に隣り合う第4絶縁層とを含み、
前記断面で見た場合に、
前記第3ゲート電極層と前記第3絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第4境界において、前記柱状体と隣り合う前記第3ゲート電極層の第7縁と、前記第7縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第3ゲート電極層の第8縁との間の距離を第4距離とし、
前記第4ゲート電極層と前記第3絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第5境界において、前記柱状体と隣り合う前記第4ゲート電極層の第9縁と、前記第9縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第4ゲート電極層の第10縁との間の距離を第5距離として、
前記第4ゲート電極層と前記第4絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第6境界において、前記柱状体と隣り合う前記第4ゲート電極層の第11縁と、前記第11縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第4ゲート電極層の第12縁との間の距離を第6距離とした場合、
前記第5距離は、前記第4距離よりも大きく、かつ、前記第6距離よりも大きい、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
制御回路をさらに備え、
前記第1ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第1メモリセルトランジスタが形成され、前記第2ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第2メモリセルトランジスタが形成され、前記第3ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第3メモリセルトランジスタが形成され、前記第4ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第4メモリセルトランジスタが形成され、
前記制御回路は、第1書き込み動作の後に第2書き込み動作を行うように、および第4書き込み動作の後に第3書き込み動作を行うように、前記第1メモリセルトランジスタ、前記第2メモリセルトランジスタ、前記第3メモリセルトランジスタおよび前記第4メモリセルトランジスタを制御可能であり、
前記第1書き込み動作は、データを書き込む場合に、前記第1メモリセルトランジスタに電荷を注入する動作を含み、
前記第2書き込み動作は、データを書き込む場合に、前記第2メモリセルトランジスタに電荷を注入する動作を含み、
前記第3書き込み動作は、データを書き込む場合に、前記第3メモリセルトランジスタに電荷を注入する動作を含み、
前記第4書き込み動作は、データを書き込む場合に、前記第4メモリセルトランジスタに電荷を注入する動作を含む、
請求項8に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
半導体記憶装置の制御方法であって、
前記半導体記憶装置は、
複数のゲート電極層と複数の絶縁層とを含み、前記複数のゲート電極層と前記複数の絶縁層とが第1方向に1層ずつ交互に積層された積層体と、
前記積層体内を前記第1方向に延び、メモリ膜およびチャネル層を含む柱状体と、
を備え、
前記複数のゲート電極層は、第1ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層に対して前記第1方向における第1側に配置され、前記複数のゲート電極層のなかで前記第1ゲート電極層の隣に位置した第2ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層に対して前記第1方向における前記第1側とは反対の第2側に配置された第3ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層と前記第3ゲート電極層との間に配置され、前記複数のゲート電極層のなかで前記第3ゲート電極層の隣に位置した第4ゲート電極層とを含み、
前記複数の絶縁層は、前記第2側から前記第1ゲート電極層に隣り合う第1絶縁層と、前記第1ゲート電極層と前記第2ゲート電極層との間に位置した第2絶縁層と、前記第3ゲート電極層と前記第4ゲート電極層との間に位置した第3絶縁層と、前記第1側から前記第4ゲート電極層に隣り合う第4絶縁層とを含み、
前記第1方向と直交した方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向に沿う断面で見た場合に、
前記第1ゲート電極層と前記第1絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第1境界において、前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第1縁と、前記第1縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第2縁との間の距離を第1距離とし、
前記第1ゲート電極層と前記第2絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第2境界において、前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第3縁と、前記第3縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第4縁との間の距離を第2距離とし、
前記第2ゲート電極層と前記第2絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第3境界において、前記柱状体と隣り合う前記第2ゲート電極層の第5縁と、前記第5縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第2ゲート電極層の第6縁との間の距離を第3距離とした場合、
前記第2距離は、前記第1距離よりも大きく、かつ、前記第3距離よりも大きく、
前記第3ゲート電極層と前記第3絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第4境界において、前記柱状体と隣り合う前記第3ゲート電極層の第7縁と、前記第7縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第3ゲート電極層の第8縁との間の距離を第4距離とし、
前記第4ゲート電極層と前記第3絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第5境界において、前記柱状体と隣り合う前記第4ゲート電極層の第9縁と、前記第9縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第4ゲート電極層の第10縁との間の距離を第5距離とし、
前記第4ゲート電極層と前記第4絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第6境界において、前記柱状体と隣り合う前記第4ゲート電極層の第11縁と、前記第11縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第4ゲート電極層の第12縁との間の距離を第6距離とした場合、
前記第5距離は、前記第4距離よりも大きく、かつ、前記第6距離よりも大きく、
前記第1ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第1メモリセルトランジスタが形成され、前記第2ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第2メモリセルトランジスタが形成され、前記第3ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第3メモリセルトランジスタが形成され、前記第4ゲート電極層と前記柱状体との交差部分には、第4メモリセルトランジスタが形成され、
前記制御方法は、データを書き込む場合に、
前記第1メモリセルトランジスタに電荷を注入する第1書き込み動作の後に、前記第2メモリセルトランジスタに電荷を注入する第2書き込み動作を行い、
前記第3メモリセルトランジスタに電荷を注入する第3書き込み動作の後に、前記第4メモリセルトランジスタに電荷を注入する第4書き込み動作を行う、
ことを含む、
半導体記憶装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置、半導体記憶装置の制御方法、および半導体記憶装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
導電層と絶縁層とが交互に積層された積層体と、積層体を貫通した柱状体とを有した半導体記憶装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2023/0065666号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一実施形態は、電気的特性の向上を図ることができる半導体記憶装置、半導体記憶装置の制御方法、および半導体記憶装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態の半導体記憶装置は、積層体と、柱状体とを備える。前記積層体は、複数のゲート電極層と複数の絶縁層とを含む。前記複数のゲート電極層と前記複数の絶縁層とは、第1方向に1層ずつ交互に積層されている。前記柱状体は、前記積層体内を前記第1方向に延び、メモリ膜およびチャネル層を含む。前記複数のゲート電極層は、第1ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層に対して前記第1方向における第1側に配置され、前記複数のゲート電極層のなかで前記第1ゲート電極層の隣に位置した第2ゲート電極層とを含む。前記複数の絶縁層は、前記第1方向における前記第1側とは反対の第2側から前記第1ゲート電極層に隣り合う第1絶縁層と、前記第1ゲート電極層と前記第2ゲート電極層との間に位置した第2絶縁層とを含む。前記第1方向と直交した方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向に沿う断面で見た場合に、前記第1ゲート電極層と前記第1絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第1境界において、前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第1縁と、前記第1縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第2縁との間の距離を第1距離とし、前記第1ゲート電極層と前記第2絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第2境界において、前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第3縁と、前記第3縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第1ゲート電極層の第4縁との間の距離を第2距離とし、前記第2ゲート電極層と前記第2絶縁層との間に位置して前記第2方向に沿う第3境界において、前記柱状体と隣り合う前記第2ゲート電極層の第5縁と、前記第5縁とは反対側から前記柱状体と隣り合う前記第2ゲート電極層の第6縁との間の距離を第3距離とした場合、前記第2距離は、前記第1距離よりも大きく、かつ、前記第3距離よりも大きい。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の半導体記憶装置の構成の一部を示すブロック図。
第1実施形態のメモリセルアレイの一部の等価回路を示す図。
第1実施形態の半導体記憶装置の一部を示す断面図。
図3に示された半導体記憶装置のF4線で囲まれた領域を拡大して示す断面図。
図4に示された半導体記憶装置のF5-F5線に沿う断面図。
図4に示された半導体記憶装置のF6線で囲まれた領域を拡大して示す断面図。
図6に示された半導体記憶装置のF7-F7線に沿う断面図。
図6に示された半導体記憶装置のF8-F8線に沿う断面図。
図3に示された半導体記憶装置のF9-F9線に沿う断面図。
図9に示された半導体記憶装置のF10線に囲まれた領域を拡大して示す断面図。
第1実施形態の半導体記憶装置の書き込み動作の順序を示す図。
第1実施形態のメモリピラーを模式的に示す図。
第1実施形態の書き込み動作を説明するためのタイミングチャート。
第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図。
第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図。
第1実施形態の半導体記憶装置の作用を説明するための断面図。
第2実施形態の半導体記憶装置を示す断面図。
第3実施形態の半導体記憶装置を示す断面図。
第4実施形態の半導体記憶装置を示す断面図。
第5実施形態の半導体記憶装置を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の半導体記憶装置、半導体記憶装置の制御方法、および半導体記憶装置の製造方法を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。以下の説明において、区別のための数字または英字を末尾に伴う参照符号は、互いに区別されなくてもよい場合、末尾の数字または英字が省略される場合がある。
【0008】
本出願では用語は以下のように定義される。「平行」、「直交」、または「同じ」とは、それぞれ「略平行」、「略直交」、または「略同じ」である場合を含み得る。「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続を含み得る。すなわち「接続」とは、複数の要素が直接に接続される場合に限定されず、複数の要素が別の要素を間に介在させて接続される場合を含み得る。「隣」および「隣り合う」とは、接する場合に限定されず、別の要素を間に介在させて並ぶ場合も含み得る。
【0009】
+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、および-Z方向は、以下のように定義される。+X方向は、後述するワード線WLが延びた方向である(図3参照)。-X方向は、+X方向の反対方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合、単にX方向と称する。+Y方向は、X方向とは交差する(例えば直交する)方向である。+Y方向は、ビット線BLが延びた方向である(図3参照)。-Y方向は、+Y方向の反対方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合、単にY方向と称する。+Z方向は、X方向およびY方向と直交する方向である。+Z方向は、後述する積層体30からビット線BLに向かう方向である(図3参照)。-Z方向は、+Z方向の反対方向である。+Z方向と-Z方向とを区別しない場合、単にZ方向と称する。以下の説明では、Z方向の位置を「高さ」と称する場合がある。Z方向は、「第1方向」の一例である。X方向は、「第2方向」の一例である。以下に説明する図面では、説明と関連しない構成の図示が省略される場合がある。
【0010】
(第1実施形態)
<1.半導体記憶装置の構成>
図1は、半導体記憶装置1の構成の一部を示すブロック図である。半導体記憶装置1は、例えば、不揮発性の半導体記憶装置であり、NAND型フラッシュメモリである。半導体記憶装置1は、外部のホスト装置と接続可能であり、ホスト装置の記憶空間として使用され得る。半導体記憶装置1は、例えば、メモリセルアレイ11、コマンドレジスタ12、アドレスレジスタ13、制御回路(シーケンサ)14、ドライバモジュール15、ロウデコーダモジュール16、およびセンスアンプモジュール17を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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