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公開番号
2025106485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025064682,2024121852
出願日
2025-04-10,2007-10-15
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
G11C
19/28 20060101AFI20250708BHJP(情報記憶)
要約
【課題】シフトレジスタにおいて、トランジスタのしきい値電圧の変動を抑制し、非選択
期間中にトランジスタが誤作動することを防止することを目的とする。
【解決手段】シフトレジスタに設けられたパルス出力回路において、パルスの出力が行わ
れない非選択期間にゲート電極がオンするように浮遊状態となっているトランジスタのゲ
ート電極に定期的に電位を供給することを特徴としている。また、トランジスタのゲート
電極への電位の供給は、他のトランジスタを定期的にオン又はオフすることにより行うこ
とを特徴としている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のトランジスタ乃至第9のトランジスタと、第1の入力端子乃至第6の入力端子及び出力端子を有し、
第1の電源線乃至第5の電源線と電気的に接続され、
前記第1のトランジスタは、第1の電極が前記第1の電源線に電気的に接続され、第2の電極が前記第3のトランジスタのゲート電極に電気的に接続され、ゲート電極が前記第4の入力端子に電気的に接続され、
前記第2のトランジスタは、第1の電極が前記第2の電源線に電気的に接続され、第2の電極が前記第3のトランジスタのゲート電極に電気的に接続され、ゲート電極が前記第4のトランジスタのゲート電極に電気的に接続され、
前記第3のトランジスタは、第1の電極が前記第1の入力端子に電気的に接続され、第2の電極が前記出力端子に電気的に接続され、
前記第4のトランジスタは、第1の電極が前記第3の電源線に電気的に接続され、第2の電極が前記出力端子に電気的に接続され、
前記第5のトランジスタは、第1の電極が前記第4の電源線に電気的に接続され、第2の電極が前記第2のトランジスタのゲート電極及び前記第4のトランジスタのゲート電極に電気的に接続され、ゲート電極が前記第4入力端子に電気的に接続され、
前記第6のトランジスタは、第1の電極が前記第4の電源線に電気的に接続され、第2の電極が前記第2のトランジスタのゲート電極及び前記第4のトランジスタのゲート電極に電気的に接続され、ゲート電極が前記第5の入力端子に電気的に接続され、
前記第7のトランジスタは、第1の電極が前記第5の電源線に電気的に接続され、第2の電極が前記第2のトランジスタのゲート電極及び前記第4のトランジスタのゲート電極に電気的に接続され、ゲート電極が前記第6の入力端子に電気的に接続され、
前記第8のトランジスタは、第1の電極が前記第5の電源線に電気的に接続され、第2の電極が前記第9のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、ゲート電極が前記第2の入力端子に電気的に接続され、
前記第9のトランジスタは、第1の電極が前記第2のトランジスタのゲート電極及び前記第4のトランジスタのゲート電極に電気的に接続され、ゲート電極が前記第3の入力端子に電気的に接続されていることを特徴とするパルス出力回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はパルス出力回路、シフトレジスタ並びに当該シフトレジスタを有する表示装置
、半導体装置及び電子機器に関し、特に単一導電型の薄膜トランジスタ(TFT)により
構成されたパルス出力回路、シフトレジスタ、表示装置、半導体装置及び電子機器に関す
る。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、絶縁体上、特にガラス、プラスチック基板上に半導体薄膜を用いてなる薄膜トラ
ンジスタ(以下、「TFT」とも表記する)を用いて回路を形成した表示装置、特にアク
ティブマトリクス型の表示装置の開発が進んでいる。TFTを用いて形成されたアクティ
ブマトリクス型表示装置は、マトリクス状に配置された数十万から数百万の画素を有し、
各画素に配置されたTFTによって、各画素の電荷を制御することによって映像の表示を
行っている。
【0003】
さらに最近の技術として、画素を構成する画素TFTの他に、画素部の周辺領域にTF
Tを用いて駆動回路を同時形成するといった方式が発展してきており、装置の軽薄短小化
、低消費電力化に大いに貢献し、それに伴って、近年その応用分野の拡大が著しい携帯情
報端末の表示部等には不可欠なデバイスとなってきている。
【0004】
一般的に、表示装置の駆動回路を構成する回路としては、N型TFTとP型TFTとを
組み合わせたCMOS回路が使用されている。CMOS回路の特徴としては、論理が変化
する(H(High(ハイ))レベルからL(Low(ロー))レベル、あるいはLレベ
ルからHレベル)瞬間にのみ電流が流れ、ある論理の保持中には、理想的には電流が流れ
ない(実際には微小なリーク電流の存在がある)ため、回路全体での消費電力を非常に低
く抑えることが可能な点、また互いの極性のTFTが相補的に動作するため、高速動作が
可能な点が挙げられる。
【0005】
しかし、製造工程を考えると、CMOS回路は、イオンドーピング工程等が複雑になる
ため、その工程数の多さが製造コストに直接影響を与えている。そこで、従来CMOS回
路によって構成されていた回路を、N型、P型いずれかの単極性のTFTを用いて構成し
、かつCMOS回路と同程度の高速動作を実現したものが提案されている(例えば、特許
文献1参照)。
【0006】
特許文献1に記載の回路は、図7(A)~(C)に示すように、出力端子に電気的に接
続されているTFT2050のゲート電極を、一時的に浮遊状態とすることによって、T
FT2050のゲートとソース間の容量結合を利用し、そのゲート電極の電位を、電源電
位よりも高い電位とすることが出来る。結果として、TFT2050のしきい値に起因し
た電圧降下を生ずることなく、振幅減衰のない出力が得られるものである。2010,2
020,2030,2040,及び2060はTFT、2070は容量素子、2100は
第1の振幅補償回路、2200は第2の振幅補償回路である。
【0007】
このような、TFT2050における動作は、ブートストラップ動作と呼ばれる。この
動作により、TFTのしきい値に起因した電圧降下を生ずることなく、出力パルスを得る
ことが出来る。
【0008】
また、図7(A)~(C)に記載の回路は、パルスの入出力がない期間において、TF
T2050、2060のゲート電極がいずれも浮遊状態となることによりノードαにノイ
ズのような電位の変動を生じるが、これを解決するためにパルスの入出力がない期間にT
FT1020、1060をオンした状態で浮遊状態とすることによりノードαに生じるノ
イズを低減する回路(図8(A)~(C)参照)が提案されている(例えば、特許文献2
参照)。1010,1030,1040,及び1050はTFT、1070は容量素子、
1100は第1の振幅補償回路、1200は第2の振幅補償回路である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2002-335153号公報
特開2004-226429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
図8において、SROut1に注目すると、パルスの出力後、やがてCK1はHレベル
からLレベルへと変化する。これに伴い、SROut1の電位も下降を始める。一方、C
K2がHレベルとなるタイミングで、前述と同様の動作が2段目においてもなされ、SR
Out2にパルスが出力される。このパルスは、1段目において、入力端子3に入力され
、TFT1030がオンする。これにより、TFT1020、1060のゲート電極の電
位が上昇し、オンする。これに伴い、TFT1050のゲート電極の電位、およびSRO
ut1の電位が下降する。その後、SROut2の出力がHレベルからLレベルになると
、TFT1030がオフする。よってTFT1020、1060のゲート電極はこの瞬間
、浮遊状態となる。以後、1段目においては次のSPが入力されるまで、この状態が続く
ことになる。
(【0011】以降は省略されています)
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