特許ウォッチ

公開番号2025102220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219544
出願日2023-12-26
発明の名称舌機能維持改善用組成物及び舌機能維持改善方法
出願人サンスター株式会社
代理人個人,個人
主分類A61K 36/899 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】使用者にかかる負担を抑えることができる舌機能維持改善用組成物を提供する。
【解決手段】舌機能維持改善用組成物は、液体と、固形分とを含み、粘度が5mPa・s以上149mPa・s以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
液体と、固形分とを含み、
粘度が、５ｍＰａ・ｓ以上１４９ｍＰａ・ｓ以下であることを特徴とする舌機能維持改善用組成物。
続きを表示（約 270 文字）【請求項２】
前記固形分の含有量は、５体積％以上５０体積％以下である請求項１に記載の舌機能維持改善用組成物。
【請求項３】
前記固形分のメジアン径は、０．５μｍ以上１４０μｍ以下である請求項１に記載の舌機能維持改善用組成物。
【請求項４】
前記固形分は、個数割合で５０％以上の粒子の粒子径が０．０１μｍ以上３５０μｍ以下の範囲内である請求項１に記載の舌機能維持改善用組成物。
【請求項５】
請求項１～４のいずれか一項に記載の舌機能維持改善用組成物を嚥下することを特徴とする舌機能維持改善方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、舌機能維持改善用組成物及び舌機能維持改善方法に関する。
続きを表示（約 990 文字）【背景技術】
【０００２】
口腔機能の維持又は改善を目的とした食品が知られている。例えば、特許文献１は、舌機能の維持及び改善を目的とするゼリー食品を開示する。特許文献１に記載のゼリー食品は、第一のゼリーからなるゼリー相中に、第一のゼリーよりも硬い第二のゼリーからなるゼリー片を含ものである。当該ゼリー食品は、使用者が口内において舌で潰してから嚥下することにより、口腔機能の維持又は改善作用を発揮する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１４６０３６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１のゼリー食品は、上記のとおり、通常の飲食時において同様の固形物を摂取する場合とは異なる特殊な嚥下をする必要がある点において、使用者に負担を強いるものであった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決する各態様を記載する。
［態様１］
液体と、固形分とを含み、粘度が、５ｍＰａ・ｓ以上１４９ｍＰａ・ｓ以下であることを特徴とする舌機能維持改善用組成物。
【０００６】
［態様２］
前記固形分の含有量は、５体積％以上５０体積％以下である［態様１］に記載の舌機能維持改善用組成物。
【０００７】
［態様３］
前記固形分のメジアン径は、０．５μｍ以上１４０μｍ以下である［態様１］又は［態様２］に記載の舌機能維持改善用組成物。
【０００８】
［態様４］
前記固形分は、個数割合で５０％以上の粒子の粒子径が０．０１μｍ以上３５０μｍ以下の範囲内である［態様１］～［態様３］のいずれか１つに記載の舌機能維持改善用組成物。
【０００９】
［態様５］
［態様１］～［態様４］のいずれか１つに記載の舌機能維持改善用組成物を嚥下することを特徴とする舌機能維持改善方法。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の舌機能維持改善用組成物及び舌機能維持改善方法によれば、使用者にかかる負担を抑えることができる。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許