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公開番号2025102187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219488
出願日2023-12-26
発明の名称間仕切壁
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E04B 2/74 20060101AFI20250701BHJP(建築物)
要約【課題】振動スピーカーによる音の出力方向を変えることが可能な間仕切壁を提供する。
【解決手段】間仕切壁100は、第1面材10と、厚さ方向において第1面材10に対向する第2面材20と、第1面材10又は第2面材20に接触する振動スピーカー30と、振動スピーカー30を厚さ方向に移動可能に支持する支持機構40と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1面材と、
厚さ方向において前記第1面材に対向する第2面材と、
前記第1面材又は前記第2面材に接触する振動スピーカーと、
前記振動スピーカーを前記厚さ方向に移動可能に支持する支持機構と、を備えることを特徴とする間仕切壁。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記支持機構は、
前記振動スピーカーを上方から支持する吊り下げ棒と、
前記吊り下げ棒に連結され、壁幅方向に延びる連結棒と、
前記連結棒に連結され、前記厚さ方向に延びるレバーと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の間仕切壁。
【請求項3】
前記第1面材には前記厚さ方向に貫通する開口部が形成され、
前記レバーは、前記開口部を貫通し、前記第1面材の外部まで延びている請求項2に記載の間仕切壁。
【請求項4】
前記第1面材と前記第2面材との間に配置され、前記第1面材及び前記第2面材を支持する竪桟と、
前記竪桟に固定された固定板と、
前記固定板に接続され、壁幅方向に張り出す棚板と、を備え、
前記棚板の底面には、前記振動スピーカーの移動を案内するガイド部が形成されている請求項1に記載の間仕切壁。
【請求項5】
前記振動スピーカーに接続され、前記棚板に搭載されたアンプを備え、
前記第1面材には前記厚さ方向に貫通する開口部が形成され、
前記厚さ方向に見て、前記開口部は、前記アンプに重なる位置に形成されている請求項4に記載の間仕切壁。
【請求項6】
リビングルームに形成されたワークスペースを仕切る袖壁である請求項1に記載の間仕切壁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、間仕切壁に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、スピーカーを壁体内に収容した壁面構造が知られている(例えば特許文献1参照)。このスピーカーを備えた壁面構造では、スピーカーの表面を壁面と調和する形状とし、かつ、スピーカーと見掛け上同様の化粧パネルを設けてスピーカーと連設し、スピーカーの存在を認識させることなく、壁面の一部を構成できる。
【0003】
また、振動スピーカーをユニットバスの天井部分に設置したバスサウンドシステムが知られている。このバスサウンドシステムでは、天井部分がスピーカーとして音を放射することにより、使用者は、通常のスピーカーよりも臨場感のある音を楽しむことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-114959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、ライフスタイルの多様化の観点から、壁の内部に配置された振動スピーカーを活用して、様々な要望に応えることが求められている。従来技術に係るスピーカーを備える壁面構造では、用途に応じて音の出力方向を変えることが難しかった。
【0006】
本発明は、用途に応じて、振動スピーカーによる音の出力方向を変えることが可能な間仕切壁を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による間仕切壁は、
第1面材と、
厚さ方向において前記第1面材に対向する第2面材と、
前記第1面材又は前記第2面材に接触する振動スピーカーと、
前記振動スピーカーを前記厚さ方向に移動可能に支持する支持機構と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、支持機構を用いて、振動スピーカーを間仕切壁の厚さ方向に移動させて、第1面材から音を出力させたり、反対側の第2面材から音を出力させたりすることができる。この間仕切壁によれば、必要に応じて振動スピーカーの配置を変えて、第1面材又は第2面材から音を出力することができ、用途に応じて、振動スピーカーによる音の出力方向を変えることができる。
【0009】
また、本発明の他の態様において、
前記支持機構は、
前記振動スピーカーを上方から支持する吊り下げ棒と、
前記吊り下げ棒に連結され、壁幅方向に延びる連結棒と、
前記連結棒に連結され、前記厚さ方向に延びるレバーと、を備える。
【0010】
本態様によれば、吊り下げ棒を用いて、振動スピーカーを上方から吊り下げて配置することができる。また、間仕切壁の厚さ方向に延びるレバーが、壁幅方向に延びる連結棒を介して、吊り下げ棒に連結されていることにより、壁幅方向において、振動スピーカーから離れた位置にレバーを配置することができる。本態様によれば、使用者はレバーを持って操作することにより、振動スピーカーの位置を変更できる。
(【0011】以降は省略されています)

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