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公開番号
2025102041
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219232
出願日
2023-12-26
発明の名称
クリップ
出願人
ポップリベット・ファスナー株式会社
代理人
個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
,
個人
主分類
F16B
2/10 20060101AFI20250701BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ステーの保持力を向上させたクリップを提供する。
【解決手段】ステー60に差し込んで固定するクリップ10は、クリップ本体20と、その側面に結合されたヒンジ40と、ヒンジ40を介してクリップ本体20に回動可能に結合され、かつ開閉可能である蓋30とを備え、クリップ本体20は、ステー係止爪53を備えるステー挿し穴52を含むステー保持部50を備え、ステー挿し穴52にステー60を差し込んで、ステー係止爪53がステー60を係止することによって、ステー保持部50はステー60を保持し、蓋30は、蓋本体部31と内側に第1の規制面34を備える規制部32とを備え、規制部32はヒンジ40に結合され、蓋本体部31をクリップ本体20に対して閉じたときに、第1の規制面34がステー保持部30と当接し、ステー保持部30を押圧することによって、第1の方向へのステー保持部50の動きを規制するように構成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ステーに差し込んで固定するクリップであって、
前記クリップは、クリップ本体と、前記クリップ本体の側面に結合されたヒンジと、前記ヒンジを介して前記クリップ本体に対して回動可能に結合され、前記ヒンジを介して前記クリップ本体に対して開閉可能である蓋とを備え、
前記クリップ本体は、前記クリップ本体の側面にステー保持部を備え、前記ステー保持部は、前記ステー保持部に含まれるステー挿し穴に前記ステーを差し込んで、前記ステー保持部の前記ステー挿し穴の側面に備えるステー係止爪が前記ステーを係止することによって、前記ステーを保持し、
前記蓋は、蓋本体部と、前記蓋本体部から垂直に延びる規制部とを備え、前記規制部は前記ヒンジに結合され、前記規制部の内側に第1の規制面を備え、
前記蓋本体部を前記クリップ本体に対して閉じたときに、前記第1の規制面が前記ステー保持部の外側の側面と当接し、前記ステー保持部を前記クリップ本体の内側に向かって押圧することによって、前記ステー係止爪と前記ステーとの係止が解除される方向である第1の方向への前記ステー保持部の動きを規制するように構成される、
クリップ。
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【請求項2】
前記ステー保持部は、前記ステー保持部の上部側面に第1の突起部をさらに備え、
前記規制部は、前記第1の規制面と垂直な面で、かつ、前記蓋本体部に対面する第2の規制面をさらに備え、
前記蓋本体部を前記クリップ本体に対して閉じたときに、前記第2の規制面が前記第1の突起部の下面と当接し、前記第1の突起部を上面側へ押圧することによって、前記ステーが脱落する方向である第2の方向への前記ステー保持部の動きを規制するように構成される、
請求項1に記載のクリップ。
【請求項3】
前記蓋本体部は、前記蓋本体部の内側に第3の規制面をさらに備え、
前記蓋本体部を前記クリップ本体に対して閉じたときに、前記第3の規制面が、前記クリップ本体と当接し、前記第1の規制面が押圧する前記ステー保持部の面と反対側の面を、前記クリップ本体を介して前記第1の方向に押圧することによって、前記第1の方向への前記第1の規制面の動きを規制し、前記第1の方向への前記ステー保持部の動きを規制するように構成される、
請求項1または2に記載のクリップ。
【請求項4】
前記蓋本体部は、前記蓋本体部の内側に第4の規制面をさらに備え、
前記蓋本体部を前記クリップ本体に対して閉じたときに、前記第4の規制面が、前記クリップ本体と当接し、前記第2の規制面が押圧する前記ステー保持部の前記第1の突起部の下面と反対側の上面を、前記クリップ本体を介して前記第2の方向に押圧することによって、前記第2の方向への前記第2の規制面の動きを規制し、前記第2の方向への前記ステー保持部の動きを規制するように構成される、
請求項2に記載のクリップ。
【請求項5】
前記蓋本体部は、前記蓋本体部の内側であって、前記第3の規制面と垂直な位置に第4の規制面をさらに備え、
前記蓋本体部を前記クリップ本体に対して閉じたときに、前記第4の規制面が、前記クリップ本体と当接し、第2の規制面が押圧する前記ステー保持部の第1の突起部の下面と反対側の上面を、前記クリップ本体を介して前記ステーが脱落する方向である第2の方向に押圧することによって、前記第2の方向への前記第2の規制面の動きを規制し、前記第2の方向へ前記ステー保持部の動きを規制するように構成される、
請求項3に記載のクリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はクリップ、具体的にはステー挿しクリップに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、被取付部材である自動車ボディ等に、取付部材であるバスバー等を取り付けて固定する際には、あらかじめクリップを自動車ボディ等に設けられたステーに差し込んで固定した後に、クリップにバスバー等を取り付けて固定する。このような用途のクリップとして、例えば特許文献1に見られるようなクリップが提供されている。
【0003】
このようなクリップについて、例えばステーに対するクリップの保持力が低い場合は、自動車が衝突したとき等に生じるバスバーの変位をクリップが抑制しきれず外れてしまう場合がある。このような場合、バスバー1本当たりに対して取り付けるクリップの数を増やすことも考えられる。しかし、クリップの数を単純に増やしてしまうと、部品点数及び取付点が増加することになり、コスト及び取付工数の観点から好ましくない。したがって、クリップ単体として、ステーの保持力を向上させたクリップが求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-138445
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記で説明した事情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、ステーの保持力を向上させたクリップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、本発明の一実施形態におけるクリップは、ステーに差し込んで固定するクリップであって、クリップは、クリップ本体と、クリップ本体の側面に結合されたヒンジと、ヒンジを介してクリップ本体に対して回動可能に結合され、ヒンジを介してクリップ本体に対して開閉可能である蓋とを備え、クリップ本体は、クリップ本体の側面にステー保持部を備え、ステー保持部は、ステー保持部に含まれるステー挿し穴にステーを差し込んで、ステー保持部のステー挿し穴の側面に備えるステー係止爪がステーを係止することによって、ステーを保持し、蓋は、蓋本体部と、蓋本体部から垂直に延びる規制部とを備え、規制部はヒンジに結合され、規制部の内側に第1の規制面を備え、蓋本体部をクリップ本体に対して閉じたときに、第1の規制面がステー保持部の外側の側面と当接し、ステー保持部をクリップ本体の内側に向かって押圧することによって、ステー係止爪とステーとの係止が解除される方向である第1の方向へのステー保持部の動きを規制するように構成される、クリップである。
【0007】
また、他の一実施形態におけるクリップは、ステー保持部は、ステー保持部の上部側面に第1の突起部をさらに備え、規制部は、第1の規制面と垂直な面で、かつ、蓋本体部に対面する第2の規制面をさらに備え、蓋本体部をクリップ本体に対して閉じたときに、第2の規制面が第1の突起部の下面と当接し、第1の突起部を上面側へ押圧することによって、ステーが脱落する方向である第2の方向へのステー保持部の動きを規制するように構成されてもよい。
【0008】
また、他の一実施形態におけるクリップは、蓋本体部は、蓋本体部の内側に第3の規制面をさらに備え、蓋本体部をクリップ本体に対して閉じたときに、第3の規制面が、クリップ本体と当接し、第1の規制面が押圧するステー保持部の面と反対側の面を、クリップ本体を介して第1の方向に押圧することによって、第1の方向への第1の規制面の動きを規制し、第1の方向へのステー保持部の動きを規制するように構成されてもよい。
【0009】
また、他の一実施形態におけるクリップは、蓋本体部は、蓋本体部の内側に第4の規制面をさらに備え、蓋本体部をクリップ本体に対して閉じたときに、第4の規制面が、クリップ本体と当接し、第2の規制面が押圧するステー保持部の第1の突起部の下面と反対側の上面を、クリップ本体を介して第2の方向に押圧することによって、第2の方向への第2の規制面の動きを規制し、第2の方向へのステー保持部の動きを規制するように構成されてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明のクリップによれば、ステーの保持力を向上させたクリップを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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