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公開番号2025101767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218732
出願日2023-12-26
発明の名称組成物、及び毛髪処理方法
出願人株式会社ミルボン
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/41 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】pHの経時的な低下が進み難い組成物、及び当該組成物を使用する毛髪処理方法の提供。
【解決手段】組成物は、ケイ酸塩鉱物及び/又はケイソウ土、高級アルコール、カチオン界面活性剤、並びに水が配合されたものであり、毛髪処理方法は、ケイ酸塩鉱物及び/又はケイソウ土、高級アルコール、カチオン界面活性剤、並びに水が配合された組成物を使用するものである。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項１】
ケイ酸塩鉱物及び／又はケイソウ土、高級アルコール、カチオン界面活性剤、並びに水が配合された組成物。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
ｐＨが６．５以上である請求項１に記載の組成物。
【請求項３】
ヘアケア剤、カラーリング剤、ブリーチ剤、又はスタイリング剤の用途に用いられる請求項２に記載の組成物。
【請求項４】
前記ケイ酸塩鉱物としてタルクが配合された請求項３に記載の組成物。
【請求項５】
前記タルクの配合量が０．３質量％以上である請求項４に記載の組成物。
【請求項６】
エステル油、油脂、及びノニオン界面活性剤から選ばれた一種又は二種以上が配合された請求項３に記載の組成物。
【請求項７】
前記エステル油及び前記油脂の合計配合量が０．５質量％以上、及び／又は、前記ノニオン界面活性剤の配合量が０．１質量％以上である請求項６に記載の組成物。
【請求項８】
請求項３～７のいずれか１項に記載の組成物を使用する毛髪処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、毛髪処理に適した組成物、及び当該組成物を使用する毛髪処理方法に関するものである。
続きを表示（約 950 文字）【背景技術】
【０００２】
高級アルコール及びカチオン界面活性剤が配合された組成物は、毛髪処理用途において汎用されており、多くの提案がなされている（例えば、特許文献１、特許文献２参照）。このような組成物においては毛髪の適用用途に応じた成分が配合され、その用途又は成分に適したｐＨ範囲が存在する。例えば、塩基性染料は、弱酸性からアルカリ性のｐＨであれば、染色性に効果的であるといわれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－１２２６６５号公報
特開２０２２－６２７４６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、配合する成分によっては組成物のｐＨが低下する場合があり、組成物におけるｐＨの経時的低下を抑える又は遅らせる技術の提供が望まれる。
【０００５】
本発明は、上記事情に鑑み、ｐＨの経時的な低下が進み難い組成物、及び当該組成物を使用する毛髪処理方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明者等は、毛髪用途で汎用的な高級アルコールとカチオン界面活性剤を配合した組成物においては、経時的にｐＨ低下が進行する課題があるとの知見の下に鋭意検討を行った結果、ケイ酸塩鉱物又はケイソウ土を配合すれば、そのｐＨ低下を抑制又は遅延させることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【０００７】
すなわち、本発明は、以下の［１］～［８］を含むものである。
［１］ケイ酸塩鉱物及び／又はケイソウ土、高級アルコール、カチオン界面活性剤、並びに水が配合された組成物。
【０００８】
［２］ｐＨが６．５以上である［１］に記載の組成物。
【０００９】
［３］ヘアケア剤、カラーリング剤、ブリーチ剤、又はスタイリング剤の用途に用いられる［１］又は［２］に記載の組成物。
【００１０】
［４］前記ケイ酸塩鉱物としてタルクが配合された［１］から［３］のいずれかに記載の組成物。
（【００１１】以降は省略されています）

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