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公開番号
2025096900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212886
出願日
2023-12-18
発明の名称
多剤式毛髪化粧料および毛髪処理方法
出願人
株式会社ミルボン
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/34 20060101AFI20250623BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 毛髪に均一性のある手触りと厚みとを毛髪に付与できる多剤式毛髪化粧料、及び前記多剤式毛髪化粧料を用いた毛髪処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の多剤式毛髪化粧料は、カチオン界面活性剤、高級アルコール、並びに、アミノ変性シリコーン及び/又はエステル(a)が配合された第1剤と、両性界面活性剤又はノニオン界面活性剤が配合されたクリーム状の第2剤とを有するものである。
上記エステル(a)は、25℃で固形であるか、又は25℃の粘度が10000mPa・s以上のエステルである。
また、本発明の毛髪処理方法は、本発明の多剤式毛髪化粧料を用い、毛髪に第1剤を塗布し、洗い流すことなく、さらに第2剤を塗布するか、又は毛髪に第2剤を塗布し、洗い流すことなく、さらに第1剤を塗布する工程を有する。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
カチオン界面活性剤、高級アルコール、並びに、アミノ変性シリコーン及び/又はエステル(a)が配合された第1剤と、
両性界面活性剤又はノニオン界面活性剤が配合されたクリーム状の第2剤
とを有する多剤式毛髪化粧料。
上記エステル(a):25℃で固形のエステルであるか、又は25℃の粘度が10000mPa・s以上のエステル。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
第2剤に、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸又はその塩がさらに配合された、請求項1に記載の多剤式毛髪化粧料。
【請求項3】
前記エステル(a)が、25℃で固形である請求項1又は請求項2に記載の多剤式毛髪化粧料。
【請求項4】
前記両性界面活性剤として、ミリスチン酸アミドプロピルベタイン、イソステアリン酸アミドプロピルベタイン及びヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインから選ばれるアミドプロピルベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、アミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤のいずれか1種又は2種以上が配合された、請求項1又は請求項2に記載の多剤式毛髪化粧料。
【請求項5】
毛髪に第1剤を塗布し、洗い流すことなく、さらに第2剤を塗布する、請求項1又は請求項2に記載の多剤式毛髪化粧料。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の多剤式毛髪化粧料を用いる毛髪処理方法であって、
毛髪に第1剤を塗布し、洗い流すことなく、さらに第2剤を塗布するか、又は
毛髪に第2剤を塗布し、洗い流すことなく、さらに第1剤を塗布する工程を有する毛髪処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、均一性のある手触りと厚みとを毛髪に付与できる多剤式毛髪化粧料、及び前記多剤式毛髪化粧料を用いた毛髪処理方法とに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、毛髪の手触りなどを改善する目的で、単剤式(1剤式)の毛髪化粧料(ヘアトリートメントなど)が汎用されているが、その一方で、異なる有効成分などが配合された複数の剤を組み合わせ、毛髪に順次適用する方法などによって使用される多剤式の毛髪化粧料も知られている。多剤式の毛髪化粧料は、毛髪の柔軟性や指通り、まとまり、厚みなどの種々の状態改善が要求される場において利用されており、一般に、単剤式の毛髪化粧料に比べて、こうした毛髪の改善を図る効果を高めることが期待できる。
【0003】
多剤式の毛髪化粧料としては、例えば、特許文献1では、アミノ変性シリコーンを配合した第1剤と、アニオン界面活性剤やエタノールなどを配合した第2剤とを組み合わせた多剤式毛髪処理剤が提案されている。特許文献1には、上記多剤式毛髪処理剤であれば、アミノ変性シリコーンを配合した剤を毛髪に適用した場合に生じ得る処理後のべたつきや、水洗時の毛髪のきしみを、第2剤の作用によって抑制できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-215541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
毛髪の状態改善を図るため、毛髪化粧料に配合される成分として、各種の油性成分が使用されている。油性成分のなかでも、毛髪に厚み(毛髪の1本1本の表面に何らかの物質がコーティングされたような手触り)を付与するために、アミノ変性シリコーンや、高粘性のエステルが使用されることがある。
【0006】
しかしながら、アミノ変性シリコーンや高粘性のエステルが配合されたトリートメントは、毛髪に塗布した際、これらの成分が毛髪に対して付着むらを起こしやすく、毛髪全体にわたって、これらの成分を均一に付着させることが容易ではない。そのため、これらの成分を用いた毛髪化粧料では、適用後に不均一な毛髪の手触りとなりやすいといった問題があった。
【0007】
ここで、上述した特許文献1の多剤式毛髪処理剤では、アミノ変性シリコーンが配合された第1剤と、アニオン界面活性剤やエタノールなどが配合された第2剤とを組み合わせた場合には、比較的、処理後の毛髪に均一性のある手触りを実現することが可能である。しかしながら、アミノ変性シリコーンや高粘性のエステルが配合された毛髪化粧料において、処理後の毛髪に均一性のある手触りを実現することについて、さらに検討の余地があった。また、特許文献1の多剤式毛髪処理剤では、アミノ変性シリコーンが用いられているものの、毛髪への厚みの付与が十分に発揮できない場合もあった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、毛髪に均一性のある手触りと厚みとを毛髪に付与できる多剤式毛髪化粧料、及び前記多剤式毛髪化粧料を用いた毛髪処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の多剤式毛髪化粧料は、
カチオン界面活性剤、高級アルコール、並びに、アミノ変性シリコーン及び/又はエステル(a)が配合された第1剤と、
両性界面活性剤又はノニオン界面活性剤が配合されたクリーム状の第2剤
とを有するものであり、
上記エステル(a)は、25℃で固形であるか、又は25℃の粘度が10000mPa・s以上のエステルである。
【0010】
また、本発明の毛髪処理方法は、本発明の多剤式毛髪化粧料を用い、毛髪に第1剤を塗布し、洗い流すことなく、さらに第2剤を塗布するか、又は毛髪に第2剤を塗布し、洗い流すことなく、さらに第1剤を塗布する工程を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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