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公開番号2025091302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206493
出願日2023-12-06
発明の名称界面活性剤の安全性予測方法、化粧品の安全性予測方法、及び化粧品の製造方法
出願人株式会社ミルボン
代理人個人,個人
主分類G01N 33/15 20060101AFI20250611BHJP(測定;試験)
要約【課題】界面活性剤の安全性の予測における信頼性を向上させることが可能な界面活性剤の安全性予測方法、化粧品の安全性予測方法、及び化粧品の製造方法を提供する。
【解決手段】界面活性剤の安全性予測方法であって、安全性に関する情報が既知である物質又は物質群について定まる所定参照情報と、界面活性剤の疎水性に由来する疎水性情報と、に基づいて予測する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
界面活性剤の安全性予測方法であって、
安全性に関する情報が既知である物質又は物質群について定まる所定参照情報と、前記界面活性剤の疎水性に由来する疎水性情報と、に基づいて前記界面活性剤の安全性を予測する、
界面活性剤の安全性予測方法。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記所定参照情報と前記疎水性情報を用いて、前記界面活性剤との親和性を判断することにより、前記界面活性剤の安全性を予測する、
請求項1に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【請求項3】
前記親和性の判断は、前記所定参照情報及び前記疎水性情報それぞれの、極性を示す情報に基づいて判断する、
請求項2に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【請求項4】
前記親和性の判断は、前記所定参照情報及び前記疎水性情報それぞれの、ハンセン溶解度パラメータにおける分散力項と双極子間力項と水素結合力項の情報に基づいて判断する、
請求項3に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【請求項5】
前記所定参照情報は、複数種類の物質についての、安全性に関する情報、及び、極性を示す情報に基づいて定まる、
請求項1から4のいずれか1項に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【請求項6】
前記所定参照情報は、複数種類の物質についての、安全性に関する情報、及び、ハンセン溶解度パラメータにおける分散力項と双極子間力項と水素結合力項の情報に基づいて定まる、
請求項5に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【請求項7】
前記安全性の判断は、皮膚に対する刺激性の判断である、
請求項1から4のいずれか1項に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【請求項8】
前記皮膚に対する刺激性の判断は、皮膚一次刺激に関する判断である、
請求項7に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【請求項9】
前記界面活性剤は、イオン性界面活性剤である、
請求項1から4のいずれか1項に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【請求項10】
請求項1から4のいずれか1項に記載の界面活性剤の安全性予測方法に基づいて、前記界面活性剤が配合された化粧品の安全性を予測する、
化粧品の安全性予測方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、界面活性剤の安全性予測方法、化粧品の安全性予測方法、及び化粧品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、化粧品業界等では、安全性が明らかになっていない化粧品や医療品等について、人に対して実際に使用することで安全性の評価が行われてきた。しかし、被験者の同意を得ることが困難である場合があるばかりか、人としての検体の数にも限りがある。このため、人に対する試験によらずに安全性の評価を行うことが可能な試験が検討されている。また、化粧品や医療品等の人によらない試験として動物実験があるものの、近年、規制が進む等により、その代替法が注目されている。
【0003】
これに対して、例えば、特許文献1では、所定の安全性試験における被験物の安全性を予測するために、高安全性範囲等の予測範囲を、ハンセン溶解度パラメータ(Hansen Solubility Parameter:HSP)の値を基に特定することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2021/225063号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
化粧品や医療品等において配合される界面活性剤については、既存及び今後新たに開発される界面活性剤に対しても、信頼性の高い安全性の予測結果が特に望まれる。
【0006】
本発明は、上記の実状に鑑みてなされたものであり、界面活性剤の安全性の予測における信頼性を向上させることが可能な界面活性剤の安全性予測方法等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意努力した結果、安全性に関する情報が既知である物質について定まる情報を利用する際に、安全性が明らかになっていない界面活性剤の全体の性質について定まる情報又は界面活性剤の親水性に由来する情報を用いて溶解度等の親和性の関係に基づいて安全性を評価した場合よりも、界面活性剤の疎水性に由来する疎水性情報に着目して安全性を評価した場合の方が、信頼性の高い結果が得られることを初めて見出し、更に検討を重ねて本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち本発明は、以下の手段を備えるものである。
[1]界面活性剤の安全性予測方法であって、安全性に関する情報が既知である物質又は物質群について定まる所定参照情報と、界面活性剤の疎水性に由来する疎水性情報と、に基づいて前記界面活性剤の安全性を予測する、界面活性剤の安全性予測方法。
【0009】
[2]所定参照情報と疎水性情報を用いて、界面活性剤との親和性を判断することにより、界面活性剤の安全性を予測する、前項[1]に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
【0010】
[3]親和性の判断は、所定参照情報及び疎水性情報それぞれの、極性を示す情報に基づいて判断する、前項[2]に記載の界面活性剤の安全性予測方法。
(【0011】以降は省略されています)

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