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公開番号2025100941
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-04
出願番号2023217015
出願日2023-12-22
発明の名称金属酸化物を含むグラファイト状窒化炭素及びその製造方法
出願人ロレアル,L’OREAL,国立研究開発法人物質・材料研究機構
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 8/19 20060101AFI20250627BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】美容的使用において好適である、グラファイト状窒化炭素を効率的に製造するための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、主として、グラファイト状窒化炭素を調製するための方法であって、少なくとも1種の前駆体化合物を少なくとも1種の金属酸化物粒子とともに加熱する工程を含む、方法に関する。本発明はまた、グラファイト状窒化炭素と、金属酸化物粒子とを含む、本発明による方法によって調製された混合製品に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
グラファイト状窒化炭素を調製するための方法であって、少なくとも1種の前駆体化合物を少なくとも1種の金属酸化物粒子とともに加熱する工程を含む、方法。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前駆体化合物が、尿素、チオ尿素、メラミン、グアニジン、アルギニン、シアナミド、ジシアンジアミド、及びその塩、並びにそれらの組合せから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
金属酸化物粒子が、シリカ(SiO
2
)、ゼオライト、酸化アルミニウム(Al
2
O
3
)、並びにそれらの混合物及び複合物から選択される、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
金属酸化物粒子が、0.01から30μm、好ましくは0.05から20μmの範囲の平均粒径を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前駆体化合物と金属酸化物粒子との質量比が、1:99から99:1、好ましくは1:49から49:1、より好ましくは1:24から24:1、更により好ましくは1:9から9:1、特に1:5から5:1の範囲である、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
加熱が、少なくとも450℃で、少なくとも1分の期間実施される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
加熱が、酸化剤としての酸素含有種、例えばO
2
、湿気、O
3
、原子状O及び/又はイオン性酸素の存在下で実施され、好ましくは、加熱工程中に使用される酸化剤が、ガス形態であり、より好ましくは、酸素含有種が、過マンガン酸塩由来でも過酸化水素由来でもない、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前駆体化合物若しくは金属酸化物粒子、又は前駆体化合物及び金属酸化物粒子の両方について追加の予熱工程を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
グラファイト状窒化炭素が、多孔質構造を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
グラファイト状窒化炭素と、金属酸化物粒子とを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法によって調製された混合製品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主として、グラファイト状窒化炭素を調製するための方法、特にグラファイト状窒化炭素と金属酸化物との混合物を調製するための方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
UV保護効果は、化粧料にとって重要な要素の1つである。グラファイト状窒化炭素は、無機化合物であり、UV吸収特性を示すことが知られている。窒化炭素材料を製造するための技術に関しては、これまでにいくつかの文献が公表されている。
【0003】
例えば、JP2020-152609Aは、グラファイト状窒化炭素をより高収率で且つより低コストで製造するための方法、及び新規なグラファイト状窒化炭素を提供することを開示している。
【0004】
メイクアップ化粧用組成物は、ケラチン物質、例えば皮膚、特に顔の皮膚に、所望の色の外観を付与するために使用される。環境に優しいUV吸収材料としてのグラファイト状窒化炭素の新たな効率的な製造方法の開発が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
JP2020-152609A
【非特許文献】
【0006】
Chem. Rev. 2016、116、7159~7329、Ong, W.J.;Tan, L.L.;Ng, Y.H.;Yong, S.T.;Chai, S.P.
Catalysts 2019、9(10)、805、Seong Jun Mun及びSoo-Jin Park;https://doi.org/10.3390/catal9100805
Nan Liu等(ACS Omega、2020、5、12557~12567)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、美容的使用において好適である、グラファイト状窒化炭素を効率的に製造するための方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の上記の目的は、グラファイト状窒化炭素を調製するための方法であって、少なくとも1種の前駆体化合物を少なくとも1種の金属酸化物粒子とともに加熱する工程を含む、方法によって達成することができる。
【0009】
前駆体化合物は、尿素、チオ尿素、メラミン、グアニジン、アルギニン、シアナミド、ジシアンジアミド、及びその塩、並びにそれらの組合せから選択され得る。
【0010】
金属酸化物粒子は、シリカ(SiO
2
)、ゼオライト及び酸化アルミニウム(Al
2
O
3
)粒子、並びにそれらの混合物及び複合物から選択され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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