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公開番号
2025107056
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000781
出願日
2024-01-05
発明の名称
安定なサンケア組成物
出願人
ロレアル
,
L’OREAL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/81 20060101AFI20250710BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】オイル様/グリース様の感触がない又は少ない、及び軽い/みずみずしい感覚が改善されているといった、改善された美容的感覚をもたらすことができる、安定な組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、(a)少なくとも1種のUV遮蔽剤、(b)1種又は複数種のアクリル単位及び/又はメタクリル単位を含む少なくとも1種の会合性ポリマー、(c)少なくとも1種のポリグリセリル脂肪酸エステル、並びに(d)少なくとも1種の有機充填剤を含む、組成物に関する。本発明による組成物は、安定であり、オイル様/グリース様の感触がなく又は少なく、軽くてみずみずしい感覚をケラチン物質にもたらすことができる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)少なくとも1種のUV遮蔽剤、
(b)1種又は複数種のアクリル単位及び/又はメタクリル単位を含む少なくとも1種の会合性ポリマー、
(c)少なくとも1種のポリグリセリル脂肪酸エステル、並びに
(d)少なくとも1種の有機充填剤
を含む、組成物、好ましくは化粧用組成物、より好ましくは皮膚化粧用組成物。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記(a)UV遮蔽剤が、少なくとも1種の有機UV遮蔽剤及び少なくとも1種の無機UV遮蔽剤を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記有機UV遮蔽剤が、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(DHHB)等のアミノベンゾフェノン化合物、エチルヘキシルトリアゾン等のトリアジン化合物、ブチルメトキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン化合物、ビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等のビス-レゾルシニルトリアジン化合物、及びドロメトリゾールトリシロキサン等のベンゾトリアゾール化合物、並びにこれらの混合物から選択され、且つ/又は
前記無機UV遮蔽剤が、金属酸化物、例えば、二酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、及びこれらの混合物から選択される、
請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記組成物中の前記有機UV遮蔽剤の量が、前記組成物の総質量に対して、2.5質量%~25質量%、好ましくは5質量%~20質量%、より好ましくは7.5質量%~15質量%の範囲である、請求項2に記載の組成物。
【請求項5】
前記組成物中の前記無機UV遮蔽剤の量が、前記組成物の総質量に対して、0.5質量%~15質量%、好ましくは1質量%~10質量%、より好ましくは1.5質量%~5質量%の範囲である、請求項2に記載の組成物。
【請求項6】
前記(b)会合性ポリマーが、1種又は複数種の(メタ)アクリル酸(C
1
~C
12
)アルキルエステル単位を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記(b)会合性ポリマーが、ポリオキシアルキレン化脂肪族アルコールに由来する1種又は複数種の単位を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
前記組成物中の前記(b)会合性ポリマーの量が、前記組成物の総質量に対して、0.1質量%~5質量%、好ましくは0.3質量%~3質量%、より好ましくは0.5質量%~1質量%の範囲である、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
前記(c)ポリグリセリル脂肪酸エステルが、2~10個のグリセリン、好ましくは2~8個のグリセリン、より好ましくは2~6個のグリセリンに由来するポリグリセリル部分を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
前記(c)ポリグリセリル脂肪酸エステルが、2つ以上のタイプのポリグリセリル脂肪酸エステルを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物、好ましくは化粧用組成物、より好ましくは、美容的感覚が改善された安定なサンケア化粧用組成物に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
皮膚に快適なテクスチャを与えることは、化粧料、特にサンケア化粧料の主要な特性の1つである。
【0003】
不安定であり、容易に組成物の構造の崩壊を生じる組成物は、しばしば、快適な使用感を提供することに留意するべきである。これは、使用時の快適感と良好な安定性の両方を同時にもたらすことが困難であることを意味する。
【0004】
これまでに、改善されたテクスチャ及び安定性を付与するゲル様組成物又はエマルション組成物に関する技術が幾つか報告された。
【0005】
例えば、JP H11-246379Aは、(A)エタノール、(B)1μm以上の平均一次粒子直径を有するデンプン粉末及び/又は無水ケイ酸、並びに(C)UV光散乱剤及び/又はUV光吸収剤の成分を含む日焼け止め化粧品を開示している。
【0006】
また、WO 2007/144670は、エマルションの形態のスキンケア組成物であって、
a)ビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン及びメチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノールからなる群から選択される少なくとも1種の日焼け止め剤を含む有機日焼け止め成分、
b)湿潤特性を有するデンプン又はその誘導体及び高分子四元化合物塩を含む保湿システム、並びに
c)油性相、水性相及び乳化システムを含む担体であり、前記乳化システムが、アニオン性又は非イオン性乳化剤から選択される少なくとも1種の乳化剤を含む、担体
を含む、スキンケア組成物を開示している。
【0007】
また、WO 2017/103083は、特にケラチン物質をケア及び/又はメーキャップするための組成物であって、少なくとも:
- 親水性ゲル化剤を含有する少なくとも1つの水性相と、
- 少なくとも:
- 材料の総質量に対して、3質量%から15質量%の少なくとも1種の親油性ゲル化剤、
- 材料の総質量に対して、10質量%から50質量%の充填剤、及び
- 材料の総質量に対して、40質量%から85質量%の少なくとも1つの脂肪相
から形成される少なくとも1種の無水複合材料の分散体と、
を含む、組成物を開示している。
【0008】
しかしながら、軽い/みずみずしい感覚及び低減されたグリース様の感触といった、改善されたテクスチャをケラチン物質にもたらすことができ、且つ良好な安定性を有する組成物が依然として求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
JP H11-246379A
WO 2007/144670
WO 2017/103083
US 3 915 921
US 4 509 949
WO 00/31154
EP-A-750 899
US5 089 578
【非特許文献】
【0010】
Cosmetics & Toiletries、1990年2月、第105巻、53~64頁
Yotaro Morishima著、Self-assembling amphiphilic polyelectrolytes and their nanostructures、Chinese Journal of Polymer Science、18巻、40号(2000年)、323~336頁
Yotaro Morishima著、Micelle formation of random copolymers of sodium 2-(acrylamido)-2-methylpropanesulfonate and a nonionic surfactant macromonomer in water as studied by fluorescence and dynamic light scattering、Macromolecules、2000年、33巻、10号、3694~3704頁
Yotaro Morishima著、Solution properties of micelle networks formed by nonionic moieties covalently bound to a polyelectrolyte:salt effects on rheological behavior、Langmuir、2000年、16巻、12号、5324~5332頁
Yotaro Morishima著、Stimuli responsive amphiphilic copolymers of sodium 2-(acrylamido)-2-methylpropanesulfonate and associative macromonomers、Polym. Preprint, Div. Polym. Chem. 1999年、40(2)、220~221頁
Walter Noll著、Chemistry and Technology of Silicones(1968)、Academic Press
Cosmetics and Toiletries、第91巻、76年1月、27~32頁、Todd & Byers、Volatile Silicone Fluids for Cosmetics
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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