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公開番号2025108197
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024001963
出願日2024-01-10
発明の名称ベタイン化合物を含む、ケラチン繊維のための組成物
出願人ロレアル,L’OREAL
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 8/34 20060101AFI20250715BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】柔らかさ及び滑らかさを付与する効果等、改善されたコンディショニング効果を、毛髪等のケラチン繊維にもたらすことができ、且つ粘度が増加された組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、
(a)20~26個の炭素原子を含有する炭素鎖を有する、少なくとも1種の脂肪族アルコール、
(b)少なくとも1種の脂肪アミド、
(c)少なくとも1種の糖エーテル界面活性剤、及び
(d)組成物の総質量に対して少なくとも1.5質量%の量の少なくとも1種のベタイン化合物
を含む、組成物に関する。
本発明による組成物は、化粧用組成物、特にヘアケア化粧用組成物に好適である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
組成物、好ましくはケラチン繊維のための化粧用組成物であって、
(a)20~26個の炭素原子を含有する炭素鎖を有する、少なくとも1種の脂肪族アルコール、
(b)少なくとも1種の脂肪アミド、
(c)少なくとも1種の糖エーテル界面活性剤、及び
(d)組成物の総質量に対して少なくとも1.5質量%の量の少なくとも1種のベタイン化合物
を含む、組成物。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記(a)脂肪族アルコールが、20~24個の炭素原子を含有する炭素鎖を有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記組成物中の前記(a)脂肪族アルコールの量が、前記組成物の総質量に対して、0.5質量%~20質量%、好ましくは1質量%~15質量%、より好ましくは2質量%~10質量%、更により好ましくは3質量%~7質量%の範囲である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記(b)脂肪アミドが、アルカノールアミンとC
4
~C
28
脂肪酸とを反応させることによって形成されるものから選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
前記(b)脂肪アミドが、コカミドMIPA、コカミドMEA(ココモノエタノールアミド)、及びこれらの混合物から選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
前記組成物中の前記(b)脂肪アミドの量が、前記組成物の総質量に対して、0.5質量%~20質量%、好ましくは1質量%~15質量%、より好ましくは2質量%~10質量%、更により好ましくは3質量%~7質量%の範囲である、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記(c)糖エーテル界面活性剤が、アルキルグルコシド型界面活性剤から選択される、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
前記アルキルグルコシド型界面活性剤が、以下の一般式:
R
1
O-(R
2
O)
t
(G)
v
[式中、
R
1
は水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、1~30個、好ましくは6~28個、より好ましくは8~26個の炭素原子を含むアルキル基、又は7~30個、好ましくは7~28個、より好ましくは7~26個の炭素原子を含むアラルキル基を表し、但し、少なくとも1つのR
1
は、1~30個の炭素原子を含む直鎖状又は分枝状のアルキル基を表し、
R
2
は、2~4個の炭素原子を含むアルキレン基を表し、
Gは、5個又は6個の炭素原子を含む還元糖を表し、
tは、0~10の範囲の値を示し、
vは、1~15の範囲の値を示す]によって表される、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
前記アルキルグルコシド型界面活性剤が、カプリリル/カプリルグルコシド、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、セテアリルグルコシド、アラキジルグルコシド、イソステアリルグルコシド、オレイルグルコシド、C
12~20
アルキルグルコシド、及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項7又は8に記載の組成物。
【請求項10】
前記組成物中の前記(c)糖エーテル界面活性剤の量が、前記組成物の総質量に対して、0.5質量%~20質量%、好ましくは1質量%~15質量%、より好ましくは1.5質量%~10質量%、更により好ましくは2質量%~7質量%の範囲である、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1種のベタイン化合物を含む、ケラチン繊維のための組成物、具体的には、少なくとも1種のベタイン化合物を含むヘアケア組成物、及び該組成物を使用する美容方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ヘア関連製品の、平滑及び柔軟効果が、顧客に広く好まれていることは周知である。また、大気物質の作用下に又は機械的若しくは化学的な処置(染色、脱色及び/若しくはパーマネントウェーブ操作等)の作用下に様々な程度まで感作された(すなわち、損傷を受けた且つ/又は脆化された)傷んだ毛髪の処置にヘアコンディショナーが推奨されることも周知である。毛髪は、傷んでいると、解きほぐしが難しく、柔らかさに欠くことが多い。毛髪の解きほぐしを容易にし、柔軟及び平滑効果を達成するために、毛髪の洗浄又はケアのための組成物中にヘアコンディショナーを使用することが、当技術分野において周知である。
【0003】
いくつかの従来技術が、ケラチン繊維のケアのための組成物を開示している。
【0004】
例えば、WO2013/189037は、真珠光沢コンディショニング組成物を含むパーソナルケア組成物であって、a)少なくとも22個の炭素原子の脂肪鎖を含有する少なくとも1種の脂肪族アルコール、b)少なくとも1種の脂肪アミド、
c)少なくとも1種のアルキルポリグリコシド、及びd)少なくとも1種のコンディショニング剤を含む、組成物を開示している。
【0005】
しかしながら、柔らかさ及び滑らかさをケラチン繊維に付与する効果等、改善されたコンディショニング効果をケラチン繊維にもたらすことができ、且つ、粘度が修復の合図を顧客に与える鍵となるため、増加された粘度を有する、化粧用組成物が、依然として求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
WO2013/189037
US4,131,576
仏国特許出願公開第FR-A-85 163 34
米国特許第4,957,732号
欧州特許第0186507号
欧州特許出願第0342834号
【非特許文献】
【0007】
Walter NOLL著「Chemistry and Technology of Silicones」(1968年)、Academic Press
Cosmetics and Toiletries、第91巻、1976年1月、27~32頁、TODD & BYERS、「Volatile Silicone Fluids for Cosmetics」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、柔らかさ及び滑らかさをケラチン繊維に付与する効果等、改善されたコンディショニング効果を、毛髪等のケラチン繊維にもたらすことができ、且つ、毛髪等のケラチン繊維をぺちゃんこにすることなく粘度が増加された組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記の目的は、
(a)20~26個の炭素原子を含有する炭素鎖を有する、少なくとも1種の脂肪族アルコール、
(b)少なくとも1種の脂肪アミド、
(c)少なくとも1種の糖エーテル界面活性剤、及び
(d)組成物の総質量に対して少なくとも1.5質量%の量の少なくとも1種のベタイン化合物
を含む、組成物によって達成することができる。
【0010】
(a)脂肪族アルコールは、20~24個の炭素原子を含有する炭素鎖を有しうる。
(【0011】以降は省略されています)

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