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公開番号2025100831
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025070555,2024030632
出願日2025-04-22,2019-06-25
発明の名称画像コーデック方法、画像デコーデック方法、およびデコーダ
出願人オッポ広東移動通信有限公司,GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
代理人個人,個人
主分類H04N 19/593 20140101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】コーデックの効率を効果的に改善する画像コーデック方法、画像デコーデック方法およびデコーダを提供する。
【解決手段】エンコーダは、MIPモードに従ってコーディング処理を実行する前に、予測値の右シフトビット数を指示するためのオフセットパラメータに従って、異なるサイズおよび異なるMIPモード番号に対応する初期右シフトパラメータを統一化させる補正を実行し、MIPモードに従ってコーディング処理を実行する場合、オフセットパラメータに従ってコーディング処理を実行する。デコーダは、MIPモードに従ってデコーディング処理を実行する前に、オフセットパラメータに従って、異なるサイズ及び異なるMIPモード番号に対応する初期右シフトパラメータを統一化させる補正を実行し、MIPモードに従ってデコーディング処理を実行する場合、オフセットパラメータに従ってデコーディング処理を実行する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
エンコーダに適用される、画像コーディング方法であって、
現在のブロックのモードパラメータを決定することと、
前記モードパラメータにマトリックスベースのイントラ予測(MIP)モードによって前記現在のブロックの予測値を決定することが示されることを決定したことに応答して、オフセットパラメータに基づいてMIPによって前記現在のブロックを予測することであって、前記オフセットパラメータは6と等しいことと、を含む、
画像コーディング方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記オフセットパラメータは、前記予測値を計算するための右シフトのビット数を示す、
請求項1に記載の画像コーディング方法。
【請求項3】
全てのサイズと全てのMIPモード番号とに対応する全ての予測値を計算するための右シフトのビット数は同じである、
請求項2に記載の画像コーディング方法。
【請求項4】
オフセットパラメータに基づいてMIPによって前記現在のブロックを予測することは、
全てのサイズと全てのMIPモード番号に対する同じオフセットパラメータに基づいて前記現在のブロックを予測することを含む、
請求項1に記載の画像コーディング方法。
【請求項5】
オフセットパラメータに基づいてMIPによって前記現在のブロックを予測することは、
前記オフセットパラメータ、初期重みマトリックスおよび初期バイアスマトリックスに基づいて前記現在のブロックを予測することを含む、
請求項1に記載の画像コーディング方法。
【請求項6】
デコーダに適用される、画像デコーディング方法であって、
現在のブロックのモードパラメータを決定することと、
前記モードパラメータにマトリックスベースのイントラ予測(MIP)モードによって前記現在のブロックの予測値を決定することが示されることを決定したことに応答して、オフセットパラメータに基づいてMIPによって前記現在のブロックを予測することであって、前記オフセットパラメータは6と等しいことと、を含む、
画像デコーディング方法。
【請求項7】
前記オフセットパラメータは、前記予測値を計算するための右シフトのビット数を示す、
請求項6に記載の画像デコーディング方法。
【請求項8】
全てのサイズと全てのMIPモード番号とに対応する全ての予測値を計算するための右シフトのビット数は同じである、
請求項7に記載の画像デコーディング方法。
【請求項9】
オフセットパラメータに基づいてMIPによって前記現在のブロックを予測することは、
全てのサイズと全てのMIPモード番号に対する同じオフセットパラメータに基づいて前記現在のブロックを予測することを含む、
請求項6に記載の画像デコーディング方法。
【請求項10】
オフセットパラメータに基づいてMIPによって前記現在のブロックを予測することは、
前記オフセットパラメータ、初期重みマトリックスおよび初期バイアスマトリックスに基づいて前記現在のブロックを予測することを含む、
請求項6に記載の画像デコーディング方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願実施例は、ビデオコーデックの技術分野に関し、特に、画像コーデック方法、エンコーダ、デコーダおよび記憶媒体に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
多機能ビデオコーディング(VVC:Versatile Video Coding)の参照ソフトウェアテストプラットホームにおいて、新しいイントラコーディング技術であるマトリックスベースのイントラ予測(MIP:Matrix-based Intra Prediction)が提案されている。MIPは、ニューラルネットワークに基づくイントラ予測技術であり、即ち、多層ニューラルネットワークを使用して、隣接する再構築された輝度ブロックに基づいて現在のブロックの輝度値を予測するものである。具体的に、従来のイントラモードと同様に、MIPモードを使用してイントラ予測を実行する場合、MIP予測の入力も、現在のブロックの前の行および左の列に隣接する輝度ブロックのデータであり、出力は、現在のブロックの輝度成分予測値である。具体的な予測プロセスは、ダウンサンプリング、マトリックスベクトル乗算および補間の、3つのステップに分けられる。
【0003】
しかしながら、MIPモードを介して輝度予測を実行するとき、異なるサイズの輝度ブロックで使用されるパラメータも、異なる可能性もあり、したがって、大きな記憶スペースを占有して多数のパラメータを記憶する必要があり、且つ、予測プロセスのパラメータの検索と呼び出しも、全体的な時間を増加して、コーデックの効率を低下させる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願実施例は、画像コーデック方法、エンコーダ、デコーダおよび記憶媒体を提供し、コーデック性能を保証する基で、コーデックプロセスに必要な記憶スペースおよび全体的な時間を減らし、コーデックの効率を効果的に改善する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願実施例の技術的解決策は、以下のように実現される。
【0006】
本願実施例は、エンコーダに適用される、画像コーディング方法を提供し、前記方法は、
MIPモードに従ってコーディング処理を実行する前に、オフセットパラメータに従って、異なるサイズおよび異なるMIPモード番号に対応する初期右シフトパラメータを統一化させる補正を実行することであって、ここで、前記オフセットパラメータは、予測値の右シフトビット数を指示するために使用されること、および、
前記MIPモードに従ってコーディング処理を実行する場合、前記オフセットパラメータに従って、コーディング処理を実行すること、を含む。
【0007】
本願実施例は、デコーダに適用される、画像デコーディング方法を提供し、前記方法は、
MIPモードに従ってデコーディング処理を実行する前に、オフセットパラメータに従って、異なるサイズおよび異なるMIPモード番号に対応する初期右シフトパラメータを統一化させる補正を実行することであって、ここで、前記オフセットパラメータは、予測値の右シフトビット数を指示するために使用されること、および、
前記MIPモードに従ってデコーディング処理を実行する場合、前記オフセットパラメータに従って、デコーディング処理を実行すること、を含む。
【0008】
本願実施例は、エンコーダを提供し、前記エンコーダは、第1補正部分およびコーディング部分を備え、
前記第1補正部分は、MIPモードに従ってコーディング処理を実行する前に、オフセットパラメータに従って、異なるサイズおよび異なるMIPモード番号に対応する初期右シフトパラメータを統一化させる補正を実行するように構成され、ここで、前記オフセットパラメータは、予測値の右シフトビット数を指示するために使用され、
前記コーディング部分は、前記MIPモードに従ってコーディング処理を実行する場合、前記オフセットパラメータに従って、コーディング処理を実行するように構成される。
【0009】
本願実施例は、デコーダを提供し、前記デコーダは、第2補正部分およびデコーディング部分を備え、
前記第2補正部分は、MIPモードに従ってデコーディング処理を実行する前に、オフセットパラメータに従って、異なるサイズおよび異なるMIPモード番号に対応する初期右シフトパラメータを統一化させる補正を実行するように構成され、ここで、前記オフセットパラメータは、予測値の右シフトビット数を指示するために使用され、
前記コーディング部分は、前記MIPモードに従ってデコーディング処理を実行する場合、前記オフセットパラメータに従って、デコーディング処理を実行するように構成される。
【0010】
本願実施例は、エンコーダを提供し、前記エンコーダは、第1プロセッサと、前記第1プロセッサの実行可能命令を記憶する第1メモリと、第1通信インターフェース、および、前記第1プロセッサと、前記第1メモリおよび前記第1通信インターフェースを接続するために使用される第1バスを備え、前記命令が、前記第1プロセッサによって実行されるとき、上記の画像コーディング方法を実現する。
(【0011】以降は省略されています)

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