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公開番号2025100808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025069754,2023198969
出願日2025-04-21,2018-08-03
発明の名称アフィン予測を用いてビデオ信号を処理する方法及び装置
出願人オッポ広東移動通信有限公司,GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/513 20140101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】アフィン動き予測モード(AFモード)に基づいて現在ブロックを含むビデオ信号をデコードする方法を提供する。
【解決手段】現在ブロックに対してAFモードが適用されるか否かを確認するステップと、ここで、AFモードはアフィン動きモデルを利用する動き予測モードを示し、現在ブロックに対してAFモードが適用される場合、AF4モードが利用されるか否かを確認するステップと、ここで、AF4モードは、アフィン動きモデルを構成する4つのパラメータを利用して動きベクトルを予測するモードを示し、AF4モードが利用されると、4つのパラメータを利用して動きベクトル予測子を生成し、AF4モードが利用されないと、アフィン動きモデルを構成する6つのパラメータを利用して動きベクトル予測子を生成するステップと、動きベクトル予測子に基づいて現在ブロックの動きベクトルを取得するステップとを含む。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
アフィン動き予測モード(AFモード)に基づいて現在ブロックを含むビデオ信号をデコードする方法において、
前記ビデオ信号からマージフラグを取得するステップであって、前記マージフラグは、マージモードが前記現在ブロックに適用されるか否かを表し、前記マージモードにおいて利用可能な候補のセットは、空間的に隣り合う候補、時間的候補、及び生成された候補から構成される、ステップと、
前記マージモードが前記現在ブロックに適用されないことに基づいて、前記ビデオ信号から、前記現在ブロックの幅と高さが16と等しいか、又は16より大きいことに基づいてアフィンフラグを取得するステップであって、前記アフィンフラグは、前記AFモードが前記現在ブロックに適用されるか否かを表し、前記AFモードは、アフィン動きモデルを用いた動き予測モードを表し、前記アフィン動きモデルは制御点動きベクトルを用いてピクセル単位又はサブブロック単位で動きベクトルを誘導する、ステップと、
前記AFモードが前記現在ブロックに適用されることに基づいて、前記アフィン動きモデルに対して4つのパラメータ又は6つのパラメータが使用されるか否かを表すアフィンパラメータフラグを取得するステップと、
前記アフィン動きモデルに対して前記4つのパラメータ又は前記6つのパラメータが使用されることに基づいて、動きベクトル予測子を取得するステップと、
前記動きベクトル予測子に基づいて、前記現在ブロックに対する予測サンプルを取得するステップと、
前記現在ブロックに対するレジデュアルサンプルを取得するステップと、
前記予測サンプル及び前記レジデュアルサンプルに基づいて、前記現在ブロックを復元するステップと、
前記復元された現在ブロックをフィルタリングするステップと、を含み、
前記マージモードが前記現在ブロックに適用されないことを前記マージフラグが表すことに基づいて、前記アフィンフラグ及び前記アフィンパラメータフラグが取得される、方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記アフィンフラグ及び前記アフィンパラメータフラグは、コーディングユニットのレベルにおいて定義される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記現在ブロックの前記幅と前記高さが16より小さいことに基づいて、前記現在ブロックは、前記AFモード以外のコーディングモードに基づいてデコードされる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
アフィン動き予測モード(AFモード)に基づいて現在ブロックを含むビデオ信号をエンコードする方法において、
マージモードが前記現在ブロックに適用されるか否かを表すマージフラグを生成し、前記マージモードにおいて利用可能な候補のセットは、空間的に隣り合う候補、時間的候補、及び生成された候補から構成される、ステップと、
前記マージモードが前記現在ブロックに適用されないことに基づいて、前記現在ブロックの幅と高さが16と等しいか、又は16より大きいことに基づいてアフィンフラグを生成するステップであって、前記アフィンフラグは、前記AFモードが前記現在ブロックに適用されるか否かを表し、前記AFモードは、アフィン動きモデルを用いた動き予測モードを表し、前記アフィン動きモデルは制御点動きベクトルを用いてピクセル単位又はサブブロック単位で動きベクトルを誘導する、ステップと、
前記AFモードが前記現在ブロックに適用されることに基づいて、前記アフィン動きモデルに対して4つのパラメータ又は6つのパラメータが使用されるか否かを表すアフィンパラメータフラグを生成するステップと、
前記アフィン動きモデルに対して前記4つのパラメータ又は前記6つのパラメータが使用されることに基づいて、動きベクトル予測子を取得するステップと、
前記動きベクトル予測子に基づいて、前記現在ブロックに対する予測サンプルを生成するステップと、
前記予測サンプルに基づいて、前記現在ブロックに対するレジデュアルサンプルを生成するステップと、
前記レジデュアルサンプルに対して変換、量子化、及びエントロピーエンコードを行うステップと、を含み、
前記予測サンプル及び前記レジデュアルサンプルに基づいて、前記現在ブロックが復元され、
前記マージモードが前記現在ブロックに適用されないことを前記マージフラグが表すことに基づいて、前記アフィンフラグ及び前記アフィンパラメータフラグが生成される、方法。
【請求項5】
ビデオ信号に対するデータの送信方法において、
前記ビデオ信号に対するビットストリームを生成するステップであって、前記ビットストリームは、エンコード方法により生成される、ステップと、
前記ビットストリームを含む前記データを送信するステップと、を含み、
前記エンコード方法は、
マージモードが現在ブロックに適用されるか否かを表すマージフラグを生成し、前記マージモードにおいて利用可能な候補のセットは、空間的に隣り合う候補、時間的候補、及び生成された候補から構成される、ステップと、
前記マージモードが前記現在ブロックに適用されないことに基づいて、前記現在ブロックの幅と高さが16と等しいか、又は16より大きいことに基づいてアフィンフラグを生成するステップであって、前記アフィンフラグは、アフィン動き予測モード(AFモード)が前記現在ブロックに適用されるか否かを表し、前記AFモードは、アフィン動きモデルを用いた動き予測モードを表し、前記アフィン動きモデルは制御点動きベクトルを用いてピクセル単位又はサブブロック単位で動きベクトルを誘導する、ステップと、
前記AFモードが前記現在ブロックに適用されることに基づいて、前記アフィン動きモデルに対して4つのパラメータ又は6つのパラメータが使用されるか否かを表すアフィンパラメータフラグを生成するステップと、
前記アフィン動きモデルに対して前記4つのパラメータ又は前記6つのパラメータが使用されることに基づいて、動きベクトル予測子を取得するステップと、
前記動きベクトル予測子に基づいて、前記現在ブロックに対する予測サンプルを生成するステップと、
前記予測サンプルに基づいて、前記現在ブロックに対するレジデュアルサンプルを生成するステップと、
前記レジデュアルサンプルに対して変換、量子化、及びエントロピーエンコードを行うステップと、を含み、
前記予測サンプル及び前記レジデュアルサンプルに基づいて、前記現在ブロックが復元され、
前記マージモードが前記現在ブロックに適用されないことを前記マージフラグが表すことに基づいて、前記アフィンフラグ及び前記アフィンパラメータフラグが生成される、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオ信号のエンコード/デコード方法及び装置に関し、より具体的に、アフィン予測(affine prediction)を適応的に行う方法及び装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
圧縮符号化とは、デジタル化した情報を通信回線を介して送信するか、格納媒体に適した形態で格納するための一連の信号処理技術を意味する。画像、イメージ、音声などのメディアが圧縮符号化の対象となり、特に、画像を対象にして圧縮符号化を行う技術をビデオ画像圧縮という。
【0003】
次世代ビデオコンテンツは、高解像度(high spatial resolution)、高フレーム率(high frame rate)及び画像表現の高次元化(high dimensionality of scene representation)という特徴を有する。そのようなコンテンツを処理するためには、メモリ格納(memory storage)、メモリアクセス率(memory access rate)及び処理電力(processing power)の側面で多大な増加をもたらすだろう。
【0004】
従って、次世代ビデオコンテンツをより効率的に処理するためのコーディングツールをデザインする必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、より効率的にビデオ信号をエンコード、デコードする方法を提案する。
【0006】
また、本発明は、4つのパラメータを利用するアフィン予測(Four parameter affine prediction)モードであるAF4モード及び6つのパラメータを利用するアフィン予測(six parameter affine prediction)モードであるAF6モードを両方とも考慮してエンコード又はデコードする方法を提案する。
【0007】
また、本発明は、ブロックサイズに基づいてAF4モード又はAF6モードの少なくとも1つに基づいて最適のコーディングモードを適応的に決定(又は、選択)する方法を提案する。
【0008】
また、本発明は、隣接ブロックがアフィン予測によりコーディングされたか否かに基づいてAF4モード又はAF6モードの少なくとも1つに基づいて最適のコーディングモードを適応的に決定(又は、選択)する方法を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した技術的課題を解決するために、
【0010】
本発明は、ブロックサイズに基づいてアフィン予測(affine prediction)を適応的に行う方法を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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