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公開番号
2025100591
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025062645,2022538485
出願日
2025-04-04,2021-07-12
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H03K
5/08 20060101AFI20250626BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】消費電力が低減された半導体装置を提供する。
【解決手段】差動回路と、ラッチ回路と、を有する半導体装置であって、差動回路はチャネル形成領域に酸化物半導体を含むトランジスタを有し、ラッチ回路は、チャネル形成領域に単体の半導体または化合物半導体を含むトランジスタを有する。差動回路とラッチ回路は、互いに重なる領域を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
差動回路と、ラッチ回路と、を有し、
前記差動回路は、第1トランジスタと、第2トランジスタと、第3トランジスタと、第4トランジスタと、第5トランジスタと、を有し、
前記ラッチ回路は、第6トランジスタと、第7トランジスタと、第8トランジスタと、第9トランジスタと、第10トランジスタと、第11トランジスタと、第12トランジスタと、を有し、
前記第1トランジスタと、前記第2トランジスタと、前記第3トランジスタと、前記第4トランジスタと、前記第5トランジスタと、前記第11トランジスタと、前記第12トランジスタとは、チャネル形成領域に酸化物半導体を含み、
前記第6トランジスタと、前記第7トランジスタと、前記第8トランジスタと、前記第9トランジスタと、前記第10トランジスタとは、チャネル形成領域に単体の半導体または化合物半導体を含み、
前記第1トランジスタのソースまたはドレインの一方は第1端子と電気的に接続され、
前記第1トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第3トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第2トランジスタのソースまたはドレインの一方は前記第1端子と電気的に接続され、
前記第2トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第4トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第3トランジスタのソースまたはドレインの他方、および前記第4トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第5トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第1トランジスタのゲートおよび前記第2トランジスタのゲートは第2端子と電気的に接され、
前記第3トランジスタのゲートは第3端子と電気的に接され、
前記第4トランジスタのゲートは第4端子と電気的に接され、
前記第5トランジスタのゲートは第5端子と電気的に接され、
前記第5トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第6端子と電気的に接続され、
前記第6トランジスタのソースまたはドレインの一方は第7端子と電気的に接続され、
前記第6トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第7トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第7トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第9トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第8トランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第6トランジスタのソースまたはドレインの他方と電気的に接続され、
前記第6トランジスタのゲートは第8端子と電気的に接続され、
前記第8トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第10トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第7トランジスタのゲートおよび前記第9トランジスタのゲートは、前記第10トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第8トランジスタのゲートおよび前記第10トランジスタのゲートは、前記第9トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第11トランジスタのソースまたはドレインの一方は、第9端子、および前記第9トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第12トランジスタのソースまたはドレインの一方は、第10端子、および前記第10トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第9トランジスタのソースまたはドレインの他方、前記第10トランジスタのソースまたはドレインの他方、前記第11トランジスタのソースまたはドレインの他方、および前記第12トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第11端子と電気的に接続され、
前記第11トランジスタのゲートは、前記第3トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続され、
前記第12トランジスタのゲートは、前記第4トランジスタのソースまたはドレインの一方と電気的に接続された、半導体装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第1トランジスタと、前記第2トランジスタと、前記第3トランジスタと、前記第4トランジスタと、前記第5トランジスタと、前記第11トランジスタと、前記第12トランジスタとは、第1の層に配置され、
前記第6トランジスタと、前記第7トランジスタと、前記第8トランジスタと、前記第9トランジスタと、前記第10トランジスタとは、第2の層に配置され、
前記第1の層は、前記第2の層の上方に配置される、半導体装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、
前記酸化物半導体は、インジウムまたは亜鉛の少なくとも一方を含む、半導体装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
前記単体の半導体はシリコンである、半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【0002】
本明細書等で開示する発明の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。
【0003】
より具体的には、本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野として、半導体装置、表示装置、液晶表示装置、発光装置、蓄電装置、撮像装置、記憶装置、信号処理装置、プロセッサ、電子機器、システム、それらの駆動方法、それらの製造方法、またはそれらの検査方法を一例として挙げることができる。なお本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。
【背景技術】
【0004】
2つのアナログ信号、もしくは、1つのアナログ信号と基準信号の比較結果をHighまたはLowの2値データとして出力するコンパレータが知られている。コンパレータは、連続型コンパレータと同期型(ダイナミック型)コンパレータが知られている。連続型コンパレータは待機期間中も電流が流れる。同期型コンパレータは、プリチャージ期間と評価期間を切り替えながら動作し、必要なときにのみ電流が流れる。よって、同期型コンパレータは、連続型コンパレータよりも消費電力が少ない。
【0005】
また、コンパレータは、アナログ情報(「アナログ信号」ともいう。)をデジタル情報(「デジタル信号」ともいう。)に変換するアナログ-デジタル変換回路(ADC:Analog-to-Digital Converter)などにも用いられる。
【0006】
コンパレータなどの半導体装置は、Si(シリコン)など1種類の元素を主成分として用いる単体の半導体や、Ga(ガリウム)とAs(ヒ素)など複数種類の元素を主成分として用いる化合物半導体などを用いて作製される。さらに近年、金属酸化物の一種である酸化物半導体が注目されている。
【0007】
酸化物半導体では、単結晶でも非晶質でもない、CAAC(c-axis aligned crystalline)構造およびnc(nanocrystalline)構造が見出されている(非特許文献1および非特許文献2参照)。
【0008】
非特許文献1および非特許文献2では、CAAC構造を有する酸化物半導体を用いてトランジスタを作製する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0009】
S. Yamazaki et al., “SID Symposium Digest of Technical Papers”, 2012, volume 43, issue 1, p.183-186
S. Yamazaki et al., “Japanese Journal of Applied Physics”, 2014, volume 53, Number 4S, p.04ED18-1-04ED18-10
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
コンパレータなどの半導体装置には、さらなる消費電力の低減が求められている。Siプロセスでは、微細化により漏れ電流が増加しやすく、消費電力の低減が難しい。また、漏れ電流の増加は、入力データの保持期間が短くなるという問題も生じやすい。また、微細化により電源電圧が小さくなると、半導体装置に入力する信号の振幅も小さくする必要がある。入力電圧の振幅が小さいと、コンパレータを用いたADCの分解能低下に繋がる。
(【0011】以降は省略されています)
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