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公開番号2025100464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024223442
出願日2024-12-18
発明の名称通信シャドウ環境における無線通信のための無線通信システム及び無線通信方法
出願人ゼットエヌテクノロジーズカンパニーリミテッド
代理人弁理士法人東和国際特許事務所
主分類H04W 16/26 20090101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信シャドウ環境における無線通信のための無線通信システム及び無線通信方法が開示される。
【解決手段】無線通信システムは、第1通信チャネルを介して第1無線装置と無線通信する第1通信中継装置、及び前記第1通信チャネルと異なる第2通信チャネルを介して第2無線装置と無線通信する第2通信中継装置を含む。第1通信中継装置及び第2通信中継装置は、金属体を通信媒質として用いて互いに通信を行い、通信チャネル情報を含むパイロット信号をブロードキャストする。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項１】
無線通信方法であって、
第１通信中継装置が、第１通信チャネルを介して第１無線装置から音声データを受信する動作と、
前記第１通信中継装置が、金属体を通信媒質として用いて第２通信中継装置に前記音声データを送信する動作と、
前記第１通信中継装置が、前記第１通信チャネルに関する通信チャネル情報を含む第１パイロット信号をブロードキャストする動作と、
前記第２通信中継装置が、金属体を通信媒質として用いて前記第１通信中継装置から前記音声データを受信する動作と、
前記第２通信中継装置が、第２通信チャネルを介して第２無線装置に前記音声データを送信する動作と、
前記第２通信中継装置が、前記第２通信チャネルに関する通信チャネル情報を含む第２パイロット信号をブロードキャストする動作と、
を含む無線通信方法。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記第１パイロット信号をブロードキャストする動作は、前記第１通信中継装置の待機状態時間中に前記第１パイロット信号を周期的にブロードキャストする動作を含み、
前記第２パイロット信号をブロードキャストする動作は、前記第２通信中継装置の待機状態時間中に前記第２パイロット信号を周期的にブロードキャストする動作を含む、請求項１に記載の無線通信方法。
【請求項３】
前記第１通信中継装置及び前記第２通信中継装置のそれぞれは、予め設定された信号強度のパイロット信号をブロードキャストする、請求項１に記載の無線通信方法。
【請求項４】
前記第１通信中継装置は、前記第１無線装置との通信過程で、送信又は受信される信号の信号強度よりも低い信号強度の第１パイロット信号をブロードキャストし、
前記第２通信中継装置は、前記第２無線装置との通信過程で、送信又は受信される信号の信号強度よりも低い信号強度の第２パイロット信号をブロードキャストする、請求項１に記載の無線通信方法。
【請求項５】
前記第１通信中継装置及び前記第２通信中継装置は、船舶に配置されている、請求項１に記載の無線通信方法。
【請求項６】
前記第１無線装置は、前記第２パイロット信号を受信する場合、前記受信した第２パイロット信号に含まれている前記第２通信チャネルに関する通信チャネル情報に基づいて、通信しようとする現在通信チャネルを前記第２通信チャネルに変更する、請求項１に記載の無線通信方法。
【請求項７】
前記第２無線装置は、前記第１パイロット信号を受信する場合、前記受信した第１パイロット信号に含まれている前記第１通信チャネルに関する通信チャネル情報に基づいて、現在通信チャネルを前記第１通信チャネルに変更する、請求項１に記載の無線通信方法。
【請求項８】
ハードウェアと結合して請求項１に記載の方法を実行させるために、コンピュータで読み出し可能な記録媒体に格納されるコンピュータプログラム。
【請求項９】
無線通信システムであって、
第１通信チャネルを介して第１無線装置と無線通信する第１通信中継装置と、
前記第１通信チャネルと異なる第２通信チャネルを介して第２無線装置と無線通信する第２通信中継装置を含み、
前記第１通信中継装置及び前記第２通信中継装置は、金属体を通信媒質として用いて互いに通信を行い、通信チャネル情報を含むパイロット信号をブロードキャストする、無線通信システム。
【請求項１０】
前記第１通信中継装置及び前記第２通信中継装置のそれぞれは、待機状態時間中に前記パイロット信号を周期的にブロードキャストする、請求項９に記載の無線通信システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、通信シャドウ環境における無線通信のための無線通信システム及び無線通信方法に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
一般的な通信アンテナは、鉄のような金属表面上に置かれられたり、接触すると共振特性及び放射特性が低下する傾向がある。
従って、金属によりシャドウされた環境（例、コンテナボックス又は船舶など）のような通信シャドウ環境において、内部に配置されているアンテナと外部に配置されているアンテナとの間の通信を設定することは、技術的な困難が存在する。
従って、金属シャドウされている環境を克服して電磁波を伝搬し、データ通信を行う装置及び方法に対する新たな研究が必要な実状である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【０００３】
一実施形態に係る無線通信方法は、第１通信中継装置が第１通信チャネルを介して第１無線装置から音声データを受信する動作と、前記第１通信中継装置が、金属体を通信媒質として用いて第２通信中継装置に前記音声データを送信する動作と、前記第１通信中継装置が、前記第１通信チャネルに関する通信チャネル情報を含む第１パイロット信号をブロードキャストする動作と、前記第２通信中継装置が、金属体を通信媒質として用いて前記第１通信中継装置から前記音声データを受信する動作と、前記第２通信中継装置が、第２通信チャネルを介して第２無線装置に前記音声データを送信する動作と、前記第２通信中継装置が、前記第２通信チャネルに関する通信チャネル情報を含む第２パイロット信号をブロードキャストする動作とを含む。
【０００４】
前記第１パイロット信号をブロードキャストする動作は、前記第１通信中継装置の待機状態時間中に前記第１パイロット信号を周期的にブロードキャストする動作を含むことができる。
【０００５】
前記第２パイロット信号をブロードキャストする動作は、前記第２通信中継装置の待機状態時間中に前記第２パイロット信号を周期的にブロードキャストする動作を含むことができる。
【０００６】
前記第１通信中継装置及び前記第２通信中継装置のそれぞれは、予め設定された信号強度のパイロット信号をブロードキャストすることができる。
【０００７】
前記第１通信中継装置は、前記第１無線装置との通信過程で、送信又は受信される信号の信号強度よりも低い信号強度の第１パイロット信号をブロードキャストすることができる。
【０００８】
前記第２通信中継装置は、前記第２無線装置との通信過程で、送信又は受信される信号の信号強度よりも低い信号強度の第２パイロット信号をブロードキャストすることができる。
【０００９】
前記第１通信中継装置及び前記第２通信中継装置は、船舶に配置されていてもよい。
【００１０】
前記第１無線装置は、前記第２パイロット信号を受信する場合、前記受信した第２パイロット信号に含まれている前記第２通信チャネルに関する通信チャネル情報に基づいて、通信しようとする現在通信チャネルを前記第２通信チャネルに変更することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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