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公開番号
2025100453
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024221332
出願日
2024-12-18
発明の名称
ピリド[4,3-d]ピリミジン化合物
出願人
ファイザー・インク
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/519 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】より広い範囲のがんを処置するために使用することができる新しいKRAS阻害薬を提供する。
【解決手段】本発明は、式(V)~(VII)で表される化合物、またはその薬学的に許容できる塩、医薬品におけるそれらの使用、並びにそれらを含有する組成物を提供する。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(V)の化合物:
TIFF
2025100453000085.tif
94
89
またはその薬学的に許容できる塩と、少なくとも1つの薬学的に許容できる添加剤とを含む医薬組成物
[式中、
R
1
は、
TIFF
2025100453000086.tif
53
157
からなる群から選択され、
R
2
は、C
1
アルキル、C
3
アルキル、-(C
1
アルキレン)-OH、または-(C
3
アルキレン)-OHであり、
R
3
は、
TIFF
2025100453000087.tif
148
142
からなる群から選択され、
R
4
は、ClまたはFであり、
R
5
は、-(C
1
アルキレン)-OH、またはC
1
アルキルであり、R
2
およびR
5
は、一緒になって、1個のヘテロ原子Oを含む7員ヘテロシクロアルキルを形成していてもよく、
R
6
は、H、-OH、ハロゲン、-(C
1
~C
6
アルキレン)-OH、-CN、-(C
1
~C
6
アルキレン)-CN、C
1
~C
6
アルキル、C
3
~C
6
シクロアルキル、C
1
~C
6
フルオロアルキル、C
3
~C
6
フルオロシクロアルキル、およびC
1
~C
6
アルコキシからなる群から選択される1または2個の置換基を表し、
Lは、-O-、-S-、-NR
7
-、および-CR
8
R
9
-からなる群から独立に選択される1、2または3員を含むリンカーであり、
R
7
、R
8
、およびR
9
は、それぞれ独立に、HまたはC
1
~C
3
アルキルであり、
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
R
1
が、
TIFF
2025100453000088.tif
53
133
からなる群から選択される、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
R
1
が、
TIFF
2025100453000089.tif
41
37
である、請求項2に記載の医薬組成物。
【請求項4】
R
2
が、C
3
アルキルであり、R
5
が、-(C
1
アルキレン)-OHである、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項5】
R
2
が、-(C
3
アルキレン)-OHであり、R
5
が、C
1
アルキルである、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項6】
R
2
およびR
5
が一緒になって、1個のヘテロ原子Oを含む7員ヘテロシクロアルキルを形成している、請求項4に記載の医薬組成物。
【請求項7】
R
3
が、
TIFF
2025100453000090.tif
74
97
である、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項8】
R
4
がFである、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項9】
Xが、Oであり、lが、1である、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項10】
式(V)の化合物が、式(VI):
TIFF
2025100453000091.tif
110
145
を有する化合物である、請求項1に記載の医薬組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、Kirstenラット肉腫ウイルス癌遺伝子ホモログ(KRAS)阻害薬としての新規のピリド[4,3-d]ピリミジン化合物に関する。本発明はまた、その化合物の調製およびその調製において使用される中間体、その化合物を含有する組成物、ならびにがんなどのKRAS関連疾患を処置するためのその化合物の使用に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
KRAS、HRAS(Harveyラット肉腫ウイルス)およびNRAS(神経芽腫RASウイルス癌遺伝子ホモログ)は、複雑なシグナル伝達カスケードを通じた細胞の生存および増殖において非常に重要であるGTPアーゼの群に属する。すべてのがんのうちのおよそ30%において、変異RAS遺伝子が見出される(Hyunら、2021 Int.J.Mol.Sci.22(22)、12142)。KRASが、がん細胞において最も頻繁に変異しているRASアイソフォーム(最高85%)であり、非小細胞肺癌(NSCLC)、結腸直腸および膵臓癌を含むがんの発生をもたらし、それらは集団でも個人でも、罹患した患者にとって著しく満たされていない医学的必要性を有する。KRAS変異は、膵臓管状腺癌(PDAC)において広く見られる。肺癌の主な形態(80%)であるNSCLC症例の30%において、KRASにおける変異が観察されている。NSCLCにおいて見られるKRAS変異は、G12Cを39%、G12Vを18~21%、およびG12Dを17~18%含む。KRAS変異は、結腸癌の35~45%において起こり、薬物耐性をもたらす。
【0003】
KRASの阻害薬が、数十年間にわたって捜し求められており、最近の前進は、試験においてソトラシブおよび後続のKRAS G12C標的化合物の承認が見られたことである(Palmerら、2021 NPJ Precision Oncology、5、98)。ソトラシブは、12位にある変異体システインの共有結合修飾によりKRASの変異を特異的に標的とする。そのため、同じ作用機序に依存するソトラシブおよび他の現在公知のKRAS阻害薬は、G12VおよびG12Dなどの他の主なKRAS変異を考慮すると、処置範囲が狭く、使用が限られ得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、より広い範囲のがんを処置するために使用することができる新しいKRAS阻害薬が依然として必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は一部では、式(I)から式(VII)の化合物、それらの薬学的に許容できる塩を提供する。本発明の化合物は、KRAS G12C、KRAS G12D、および KRAS G12V受容体のすべての活性を阻害することができ、KRAS G12C、KRAS G12D、およびKRAS G12V受容体、またはそれらの組合せのいずれかにより媒介されるがん、障害および病態などの疾患の処置、予防、抑制、および寛解において有用であり得る。本発明の化合物または塩を単独で、または追加の抗がん治療薬との組合せで含む医薬組成物も提供する。本発明はまた一部では、本発明のそのような化合物、薬学的に許容できる塩および組成物を調製する方法、ならびに上述のものを使用する方法を提供する。この概要は、詳細な説明で下でさらに記載される概念のうちの選択されたものを、簡略化された形態で導入するために提供されている。この概要は、特許請求の範囲に記載された主題の重要な特徴または必須の特徴を同定するために意図されたものではなく、また、特許請求の範囲に記載された主題の範囲を決定する際の助けとして孤立して使用されることを意図されたものでもない。
【0006】
本発明の一実施形態により、式(I)の化合物
【0007】
TIFF
2025100453000001.tif
80
100
またはその薬学的に許容できる塩を提供する
[式中、
R
1
は、C
3
~C
10
シクロアルキルまたはN、O、およびSからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含む4~12員ヘテロシクロアルキルであり、C
3
~C
10
シクロアルキルまたは4~12員ヘテロシクロアルキルはそれぞれ、-OH、-CN、ハロゲン、C
1
~C
3
アルキル、C
1
~C
3
フルオロアルキル、およびC
1
~C
3
アルコキシからなる群から独立に選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく、
R
2
は、
【0008】
TIFF
2025100453000002.tif
52
136
からなる群から選択され、
R
2
は、-OH、-CH
2
OH、-CN、-CH
2
CN、ハロゲン、C
1
~C
3
アルキル、C
1
~C
3
フルオロアルキル、およびC
1
~C
3
アルコキシからなる群から独立に選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく、
R
3
は、C
6
~C
10
アリールまたは1、2、3、もしくは4個のN原子を含む4~12員ヘテロアリールであり、C
6
~C
10
アリールまたは4~12員ヘテロアリールは、-OH、ハロゲン、-CN、C
1
~C
3
アルキル、C
1
~C
3
フルオロアルキル、C
1
~C
3
アルコキシ、およびC
2
~C
3
アルキニルからなる群から独立に選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R
4
は、水素、ハロゲン、C
1
~C
3
アルキル、またはC
1
~C
3
フルオロアルキルであり、
Lは、-O-、-S-、-NR
5
-、および-CR
6
R
7
-からなる群から独立に選択される1、2または3員を含むリンカーであり、
R
5
、R
6
、およびR
7
はそれぞれ独立に、HまたはC
1
~C
3
アルキルであり、
XおよびYはそれぞれ、O、S、-SO
2
-、およびC
1
~C
2
アルキレンからなる群から独立に選択され、
Zは、結合、C
1
~C
2
アルキレン、O、S、または-SO
2
-であり、
ZがOである場合、R
【0009】
TIFF
2025100453000003.tif
87
40
である場合、ピペラジニル環は、-OH、-CH
2
OH、-CN、-CH
2
CN、ハロゲン、C
1
~C
3
アルキル、C
1
~C
3
フルオロアルキル、およびC
1
~C
3
アルコキシからなる群から独立に選択される1、2または3個の置換基で置換されている]。
【0010】
本発明の実施形態を下に記載するが、便宜的に、実施形態1(E1)は、上に提示された式(I)の実施形態と同一である。
(【0011】以降は省略されています)
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