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公開番号
2025100412
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024214533
出願日
2024-12-09
発明の名称
床暖房マット
出願人
三菱ケミカルインフラテック株式会社
,
株式会社長谷工コーポレーション
代理人
個人
,
個人
主分類
F24D
3/16 20060101AFI20250626BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】小根太配置省略部分に温水パイプ配置用溝が存在しないタイプの床暖房マットにおける温度ムラを小さくすることができる床暖房マットを提供する。
【解決手段】基板2と、溝4に伝熱部材7を介して収容された温水パイプ3と、均熱シート5とを有する床暖房マット1において、小根太配置省略部分A以外における温水パイプ3の配列ピッチが40~65mmで303mmの範囲内に配管が6本配置されており、小根太配置省略部分の幅bは70~85mmの間であり、均熱シート5の厚さが70~130μmであり、伝熱部材7のフランジ部7fの幅wが溝の幅4の60~120%であり、前記小根太配置省略部分の幅bと、該小根太配置省略部分以外における温水パイプの配列ピッチaとの比b/aが1.1以上であり、均熱シート5の厚さt(μm)を前記ピッチa(mm)で除した値t/bが1.1(μm/mm)以上である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上面に配管収容用の溝が設けられた基板と、
該溝に収容された温水パイプと、
該基板の上面及び該温水パイプの上側を覆うように設けられた均熱シートと
を有する床暖房マットにおいて、
小根太を配置していない小根太配置省略部分が設けられており、
前記温水パイプは、一部配列ピッチが異なるように並列に配置されており、
該小根太配置省略部分以外における前記温水パイプの配列ピッチaが40~65mmで303mmの範囲内に配管が6本配置されており、40~65mmの間であれば一部ばらつきがあってもよく、
小根太配置省略部分の幅bは70~85mmの間であり、
前記均熱シートの厚さtが70~130μmであり、
前記溝に伝熱部材が設けられており、
該伝熱部材は、該溝内に配置される部分と、該基板の上面に重なるフランジ部とを有しており、該フランジ部の幅wは前記溝の幅の60~120%である
ことを特徴とする床暖房マット。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記小根太配置省略部分の幅bと、該小根太配置省略部分以外における温水パイプの配列ピッチaとの比b/aが1.1以上であり、
前記均熱シートの厚さt(μm)を前記ピッチa(mm)で除した値t/bが1.1(μm/mm)以上であることを特徴とする請求項1の床暖房マット。
【請求項3】
厚さ40mmの断熱材(発泡ポリスチレン、熱伝導率0.040W/(m・K))の上に厚さ12mmの合板を配置して構成した床下地に前記床暖房マットが敷設され、該床暖房マットを覆うように厚さ13.5mmの防音床が設けられて床暖房システムを構成した場合、室温20℃において通湯温度60℃、パイプ1本あたりそれぞれに流れる流量0.5L/minの条件で運転した際、前記小根太配置省略部分を中心とした30cm角の領域を赤外線サーモグラフィカメラ(日本アビオニクス株式会社製 型式:InfReC R450S)で高さ120cmから撮影した床表面温度ムラ(高温部-低温部)が4℃以内となる請求項1又は2の床暖房マット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、温水を通水することによって建物の床の暖房を行うための床暖房マットに係り、特に小根太を設けないタイプの床暖房マットに関する。
続きを表示(約 840 文字)
【0002】
なお、以下の説明において、床暖房マットの上面とは、該床暖房マットを床上に敷設したときの上面をいい、床暖房マットの下面とは、該床暖房マットを床上に敷設したときの下面をいう。
【背景技術】
【0003】
温水を利用した床暖房マットとして、発泡合成樹脂製の基板の上面の溝に温水パイプを配置したものが広く用いられている。
【0004】
通常、基板は長方形状であり、溝は基板の長辺方向と平行方向に延在するように設けられている。温水パイプを溝内に配置した後、アルミ箔製のシートよりなる均熱シートが基板の上面を覆うように設けられる。
【0005】
溝には、アルミ箔よりなるU字アルミと称される伝熱部材が配設される場合もあり、この場合は、伝熱部材を介して温水パイプが溝内に配設される。
【0006】
床暖房マットとして小根太を有するものと小根太を有しないものとがある。
【0007】
小根太を設けない床暖房マットは、接着剤等を用いて床下地に固定される。小根太を設けた床暖房マットの場合、小根太を通して床下地に釘打ちして床暖房マットを床下地に固定することができる。なお、小根太の幅は通常45mmである。
【0008】
小根太を有しない床暖房マットの一例として、特許文献1の図1に溝を略均一なピッチで設けたものが図示されている。特許文献1には、配列ピッチは30~60mmが好ましいと記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2020-24062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
床暖房マットの基板は、金型を用いて発泡成形することにより製造される。金型の内面には、溝を形成するための凸条が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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