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公開番号
2025100344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024185058
出願日
2024-10-21
発明の名称
トリガされたアイテムの識別
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/12 20060101AFI20250626BHJP(チェック装置)
要約
【課題】本発明は、動きアクティブ化アイテム識別のためのコンピュータシステムおよび方法を説明する。
【解決手段】コンピュータシステムは、メモリと、メモリに通信可能に結合されたプロセッサとを含む。プロセッサは、ユーザのビデオに基づいて、アイテムのバーコードをスキャンする間、ユーザの動きを検出し、ユーザの動きに基づいて、バーコードが不正確にスキャンされたと決定する場合、アイテムの画像をキャプチャする。プロセッサはまた、アイテムの画像に基づいて、アイテムのアイデンティティを決定し、アイテムのアイデンティティに基づいて、アイテムをチェックアウトトランザクションに追加する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
メモリと、
前記メモリに通信可能に結合されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、
ユーザのビデオに基づいて、アイテムのバーコードをスキャンする間前記ユーザの動きを検出し、
前記ユーザの前記動きに基づいて、前記バーコードが不正確にスキャンされたと決定する場合、前記アイテムの画像をキャプチャし、
前記アイテムの前記画像に基づいて、前記アイテムのアイデンティティを決定し、
前記アイテムの前記アイデンティティに基づいて、前記アイテムをチェックアウトトランザクションに追加する、
ように構成される、コンピュータシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ユーザの前記動きは、前記ユーザが前記バーコードを複数回スキャンすることを試行することを示す、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項3】
前記ユーザの前記動きは、前記ユーザが前記アイテムをひっくり返すことを示す、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項4】
前記プロセッサは、前のアイテムのスキャンからタイムアウトが生じたことを決定するようにさらに構成され、ここで、前記バーコードが不正確にスキャンされたと決定することは、前記タイムアウトが生じたことにさらに基づく、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記バーコードの画像に基づいて、前記バーコードが損なわれていると決定するようにさらに構成され、ここで、前記バーコードが不正確にスキャンされていると決定することは、前記バーコードが損なわれていると決定することにさらに基づく、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記ユーザのアイデンティティを決定するようにさらに構成され、ここで、前記バーコードが不正確にスキャンされたと決定することは、前記ユーザの前記アイデンティティにさらに基づく、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記ユーザの前記アイデンティティに基づいて、前記ビデオをキャプチャしたカメラを調節するようにさらに構成される、請求項6に記載のコンピュータシステム。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記ユーザの前記アイデンティティに基づいて、タイムアウトを調節するようにさらに構成され、ここで、前記バーコードが不正確にスキャンされたと決定することは、前記タイムアウトが生じたことにさらに基づく、請求項6に記載のコンピュータシステム。
【請求項9】
前記アイテムの前記アイデンティティを決定することは、前記バーコードが不正確にスキャンされたと決定する応答である、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記バーコードが不正確にスキャンされたと決定することに応答して、前記アイテムの前記画像をキャプチャするように配置されたカメラをアクティブ化するようにさらに構成される、請求項1に記載のコンピュータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
[0001]本発明はチェックアウトシステムに関し、より具体的には、チェックアウトシステムのためのトリガされたアイテム識別に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【図面の簡単な説明】
【0002】
[0002]図1は、例示的なシステムを図示している。
[0003]図2は、図1のシステムによって実行されるアイテムをスキャンして識別するための例示的な動作を図示している。
[0004]図3は、図1のシステムによって実行される不正確なバーコードスキャンを決定するための例示的な動作を図示している。
[0005]図4は、図1のシステムによって実行されるシステムコンポーネントを調節するための例示的な動作を図示している。
[0006]図5は、図1のシステムによって実行されるアイテム識別をアクティブ化するための例示的な動作を図示している。
[0007]図6は、図1のシステムによって実行されるアイテムを識別するための例示的な動作を図示している。
[0008]図7は、図1のシステムによって実行されるアイテムをスキャンして識別する例示的な方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0003】
[0009]チェックアウトの間、ユーザはアイテム上のバーコードをスキャンできる。チェックアウトシステムは、スキャンされたバーコードによって、アイテムのアイデンティティを決定してもよく、チェックアウトシステムは、アイテムおよびアイテムの価格のトランザクションに追加してもよい。時折、しかしながら、アイテム上のバーコードは、損なわれているか分かりにくいかもしれない。例えば、プリントされたバーコードを有するパッケージングは、折り畳まれるか破れているかもしれない。別の例として、インクまたは他のマーキングは、バーコードの部分をカバーするか歪めるかもしれない。結果として、チェックアウトシステムは、バーコードをスキャンすることができないかもしれず、これは、システムがアイテムを認識することを妨げる。システムは、トランザクションを完了できないかもしれず、またはシステムは、トランザクションを処理することを遅延させるかもしれない。
【0004】
[0010]本開示は、バーコードが不正確にスキャンされたときを検出し、アイテム識別システムまたはプロセスをトリガするシステムを説明する。システムは、バーコードが不正確にスキャンされたことを示す動きをユーザが実行するときを検出するための(例えば、コンピュータビジョン技術を使用する)ビデオをモニタしてもよい。例えば、システムは、ユーザが同じアイテムを繰り返しスキャンすることを試行したとき、または、ユーザがアイテムを繰り返しひっくり返したときを検出することができる。システムは、その後、アイテム識別システムまたはプロセスをアクティブ化してもよい。例えば、システムは、アイテムの画像をキャプチャする2次カメラをアクティブ化してもよい。システムは、アイテムを識別するために、これらの画像を分析してもよい。アイテムが識別された後、システムは、アイテムをトランザクションに追加し、アイテム識別システムまたはプロセスを非アクティブ化してもよい。
【0005】
[0011]ある実施形態では、システムは、いくつかの技術的利点を提供する。例えば、システムは、アイテム上のバーコードが不正確にスキャンされたときを自動的に識別できる。システムはまた、アイテムを識別するために、アイテム識別プロセスを自動的にトリガできる。この方法で、システムは、トランザクションを完了させるためにかかる時間の量を減らす。さらに、いくつかの事例では、損なわれたバーコードを有するアイテムは捨てられるが、システムは、損なわれたバーコードを有するアイテムを識別することによって無駄を減らし、アイテムがトランザクションに追加されることを可能にする。さらに、システムは、必要に応じて(例えば、バーコードが不正確にスキャンされたことをシステムが検出するとき)アイテム識別システムまたはプロセスをアクティブ化してもよく、これは、計算リソースの使用および電力消費を減らし、したがって、コンピュータの動作を改善させる。
【0006】
[0012]図1は、例示なシステム100を図示している。概して、システム100は、店舗のチェックアウトエリアであってもよい。ユーザは、アイテムをトランザクションに追加するためにチェックアウトエリアにおいてアイテムをスキャンしてもよい。例えば、各アイテムには、アイテムを識別するためにスキャンされることができるバーコードがついていてもよい。アイテムは、その後、トランザクションに追加されてもよい。図1に示すように、システム100は、チェックアウトシステム102、チェックアウトシステム104、コンピュータシステム106、およびカメラ105を含む。
【0007】
[0013]チェックアウトシステム120は、セルフチェックアウトシステムであってもよい。ユーザは、アイテムをスキャンして購入するために、アイテムをチェックアウトシステム102に持ってきてもよい。図1に示すように、チェックアウトシステム102は、スキャナ108、ディスプレイ110、1つ以上のカメラ112、および袋詰めエリア114を含む。概して、ユーザは、スキャナ108を使用して、アイテム上のバーコードをスキャンしてもよい。チェックアウトシステム102は、その後、スキャンされたバーコードに基づいてアイテムを識別し、アイテムをトランザクションに追加してもよい。ディスプレイ110は、トランザクションに追加されたアイテムを識別してもよい。ユーザは、その後、アイテムを袋詰めエリア114内に配置してもよい。いくつかの事例では、カメラ112は、アイテムがスキャンされると、アイテムの画像またはビデオをキャプチャしてもよい。
【0008】
[0014]チェックアウトシステム104は、アシステッドチェックアウトシステムであってもよく、店員または同僚がユーザのためにアイテムをスキャンしてもよい。図1に示すように、チェックアウトシステム104は、コンベヤ116、スキャナ118、ディスプレイ120、1つ以上のカメラ112、および袋詰めエリア124を含む。ユーザは、コンベヤ116上にアイテムを配置し、コンベヤ16は、アイテムをスキャナ118に向けて移動させてもよい。店員又は同僚は、アイテム上のバーコードをスキャンするためにスキャナ118を使用してもよい。チェックアウトシステム104は、スキャンされたバーコードに基づいてアイテムを識別し、アイテムをトランザクションに追加してもよい。ディスプレイ120は、トランザクションに追加されたアイテムを表示してもよい。店員または同僚は、その後、アイテムを袋詰めエリア124に配置してもよい。カメラ122は、アイテムがスキャナ118によってスキャンされると、アイテムの画像またはビデオをキャプチャしてもよい。
【0009】
[0015]カメラ105は、システム100全体を通じて位置付けられてもよい。例えば、カメラ105は、店舗の天井に位置付けられてもよい。カメラ105は、チェックアウトシステム102および104に向けられてもよい。例えば、カメラ105は、チェックアウトシステム104におけるスキャナ108または店員もしくは同僚に向けられてもよい。概して、カメラ105は、スキャナ108および118を使用してアイテムのバーコードをスキャンするユーザ(買い物客、店員または同僚)のビデオをキャプチャする。ビデオは、ユーザがアイテムのバーコードをスキャンするとユーザの移動を示してもよい。
【0010】
[0016]バーコードが損なわれているまたはわかりにくいとき、スキャナ108または118は、バーコードを正しくスキャンすることに失敗するかもしれない。例えば、バーコードが傷つけられる、カットされる、カバーされる、折り畳まれる等の場合、スキャナ108または118は、バーコードをスキャンし、アイテムを識別することができないかもしれない。バーコードが正しくスキャンすることに失敗するとき、ユーザは、バーコードが不正確にスキャンされたことを示す特定の動きを行うかもしれない。例えば、ユーザは、スキャナ108または118を使用して繰り返しスキャンすることを試行し、バーコードを再スキャンするかもしれない。別の例として、ユーザは、別のバーコードを探すためにユーザの手の中でアイテムをひっくり返すことを始めるかもしれない。カメラ105は、これらのタイプの動きを示すビデオをキャプチャすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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