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公開番号
2025096058
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212541
出願日
2023-12-15
発明の名称
自動取引装置、自動取引方法及び自動取引プログラム
出願人
富士通フロンテック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07D
11/60 20190101AFI20250619BHJP(チェック装置)
要約
【課題】利便性を向上させる自動取引装置、自動取引方法及び自動取引プログラムを提供する。
【解決手段】グラフィック処理部115は、個人情報を含む取引情報を取引状態に応じて操作画面に表示させる。電気的プライバシーフィルム122は、操作画面に重畳させて配置され、かつ、視野角の変更が可能である。視野角制御部116は、取引状態に応じて電気的プライバシーフィルム122の視野角を変化させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
個人情報を含む取引情報を取引状態に応じた操作画面を表示部に表示させる表示制御部と、
前記表示部に重畳させて配置された、視野角の変更が可能な視野角制御フィルムと、
前記取引状態に応じて前記視野角制御フィルムの視野角を変化させる視野角制御部と
を備えたことを特徴とする自動取引装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記視野角制御部は、前記操作画面における公開可能な領域を除いた一部領域に対応する前記視野角制御フィルムの領域の視野角を狭くすることを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
【請求項3】
前記視野角制御部は、前記操作画面における前記個人情報を含む領域を前記一部領域として特定することを特徴とする請求項2に記載の自動取引装置。
【請求項4】
利用者による入力装置を用いた入力情報を基に前記取引状態を判定する取引制御部をさらに備え、
前記視野角制御部は、前記取引制御部により判定された前記取引状態に応じて前記一部領域を特定し、特定した前記一部領域に対応する前記視野角制御フィルムの領域の視野角を狭くする
ことを特徴とする請求項2に記載の自動取引装置。
【請求項5】
前記操作画面が向く方向の周囲を撮影するカメラと、
前記カメラで撮影された情報を基に、前記取引状態を判定する取引制御部とを更に備え、
前記視野角制御部は、前記取引制御部により判定された前記取引状態に応じて前記一部領域を特定し、特定した前記一部領域の視野角を狭くする
ことを特徴とする請求項2に記載の自動取引装置。
【請求項6】
自動取引装置が、
個人情報を含む取引情報を取引状態に応じて操作画面に表示し、
前記操作画面に重畳させて配置された、視野角の変更が可能な視野角制御フィルムの視野角を、前記取引状態に応じて変化させる
処理を実行することを特徴とする自動取引方法。
【請求項7】
個人情報を含む取引情報を取引状態に応じて操作画面に表示させ、
前記操作画面に重畳させて配置された、視野角の変更が可能な視野角制御フィルムの視野角を、前記取引状態に応じて変化させる
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする自動取引プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動取引装置、自動取引方法及び自動取引プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
顧客が現金やキャッシュカード等を用いて取引を行う自動取引装置が、金融機関の店舗やコンビニエンスストア等といった様々な場所に設置されている。自動取引装置は、顧客に対してタッチパネル付き液晶画面に操作画面を表示して、暗証番号や口座番号等の顧客情報を入力させる。
【0003】
近年、顧客による顧客情報の入力の際に、背後に立つ第三者等が、操作画面を覗き見して暗証番号等を不正に手に入れる事件が多発している。暗証番号が漏洩すると、キャッシュカードや通帳が盗まれた時に容易に預金が引き出される等の危険がある。そこで、自動取引装置では、このような不正行為を防止するために、様々な防止対策が採られている。
【0004】
例えば、自動取引装置において、液晶画面とタッチパネルとの間に視野角が変化しない静的なプライバシーフィルムを差し込み、利用者以外の視野を制限して、他者からの覗き込みを防止するといった防止対策が採用されている。他にも、装置の表示画面に設けた視野角制御フィルムにより、表示画面の視野角を制御する技術が提案されている。また、液晶の各画素に対する電圧の印加により広視野モードと低視野モードとを切り替え、低視野モードの場合に画素の一部を通常表示とする技術が提案されている。また、視野角制御フィルタを表示画面に設けて、取引中に画面の視野角を狭くする自動取引装置が提案されている。
【0005】
さらに、自動取引装置には、広告や重要なインフォメーションの表示等の入出金以外の要素も求められている。広告や重要なインフォメーション等の表示物は、操作画面を利用する顧客だけでなく、自動取引装置の近傍に立つ他人にも見えることが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-137631号公報
特開2011-175301号公報
特開2007-257501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、静的なプライバシーフィルムを用いて視野を制限する技術では、常に全画面の視野角が制限されており、広告表示等を顧客以外の第三者に見せることは難しく、自動取引装置の液晶画面を有効的に活用することが困難である。また、視野角制御フィルムにより表示画面の視野角を変更する技術では、全画面の視野角をまとめて制限する制御が行われており、操作時に広告表示等を顧客以外の第三者に見せることは難しく、自動取引装置の液晶画面を有効的に活用することが困難である。これは、視野角制御フィルタを用いた技術でも同様である。また、液晶の各画素に対する電圧の印加により視野角制御を行う技術では、各画素への印加のための機構を組みこむこととなり、実現が容易ではない。このように、従来の技術では、広告や重要なインフォメーション等の表示を柔軟に行うことは難しく、自動取引装置の利便性を向上させることは困難であった。
【0008】
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、利便性を向上させる自動取引装置、自動取引方法及び自動取引プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願の開示する自動取引装置、自動取引方法及び自動取引プログラムの一つの態様において、表示制御部は、個人情報を含む取引情報を取引状態に応じて操作画面に表示させる。視野角制御フィルムは、視野角の変更が可能であり、かつ、前記操作画面に重畳させて配置される。視野角制御部は、前記取引状態に応じて前記視野角制御フィルムの視野角を変化させる。
【発明の効果】
【0010】
1つの側面では、本発明は、利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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