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公開番号2025097837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023214281
出願日2023-12-19
発明の名称硬貨処理装置
出願人ローレルバンクマシン株式会社,ローレル機械株式会社,ローレルプレシジョン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 5/02 20060101AFI20250624BHJP(チェック装置)
要約【課題】硬貨の識別精度を向上することが可能となる硬貨処理装置を提供する。
【解決手段】硬貨Cが搬送される硬貨通路25と、硬貨通路25の硬貨Cに向け光を照射する照明部91と、照明部91が照射した光の反射により硬貨を撮像する撮像部92と、撮像部92が出力する硬貨画像データを補正する補正部と、補正部が行う補正の指標となるチャート部101と、を備え、補正部は、撮像部92が出力する画像データに含まれるチャート部101の画像データに基づき、硬貨画像データを補正する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
硬貨が搬送される硬貨通路と、
前記硬貨通路の硬貨に向け光を照射する照明部と、
前記照明部が照射した光の反射により硬貨を撮像する撮像部と、
前記撮像部が出力する硬貨画像データを補正する補正部と、
前記補正部が行う補正の指標となるチャート部と、
を備え、
前記補正部は、前記撮像部が出力する画像データに含まれる前記チャート部の画像データに基づき、前記硬貨画像データを補正する
ことを特徴とする硬貨処理装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記チャート部は、前記撮像部の硬貨撮像時の撮像対象エリア内に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記チャート部は、前記撮像部の硬貨撮像時の撮像対象エリア内であり、且つ硬貨が通過するエリアの外に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記硬貨通路は、硬貨を案内する搬送ガイド部を有し、
前記チャート部は、前記搬送ガイド部の前記撮像部に対向する面に設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記補正部は、前記撮像部が硬貨を撮像する毎に補正を行う
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、硬貨処理機においては、硬貨を識別する識別装置が設けられており、識別装置の識別結果に基づいて、選別等を行った上で、種々の処理を行うようになされている。一般的に、硬貨の識別装置においては、硬貨の径、厚み、材質、模様、色、孔、ギザなど、種々の識別要素の二つ以上を検出し、それらの識別結果を総合的に判断して、真偽、金種、正損などの識別結果を出力できるように構成されている。硬貨の識別装置には、これら識別要素のうち、模様や色などの硬貨表面上の特徴を検出するために、CCDカメラ等のエリアセンサで硬貨を撮像するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007―058617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、硬貨処理装置において、硬貨の識別精度を向上することが望まれている。
【0005】
本発明は、硬貨の識別精度を向上することが可能となる硬貨処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る一態様は、硬貨が搬送される硬貨通路と、前記硬貨通路の硬貨に向け光を照射する照明部と、前記照明部が照射した光の反射により硬貨を撮像する撮像部と、前記撮像部が出力する硬貨画像データを補正する補正部と、前記補正部が行う補正の指標となるチャート部と、を備え、前記補正部は、前記撮像部が出力する画像データに含まれる前記チャート部の画像データに基づき、前記硬貨画像データを補正することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、硬貨の識別精度を向上することが可能となる硬貨処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る一実施形態の硬貨処理装置を示す斜視図である。
本発明に係る一実施形態の硬貨処理装置の内部構成を示す平面図である。
本発明に係る一実施形態の硬貨処理装置の要部を示す平面図である。
本発明に係る一実施形態の硬貨処理装置の要部を示す断面図である。
本発明に係る一実施形態の硬貨処理装置の硬貨識別部の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態の硬貨処理装置を図面を参照して以下に説明する。以下の説明において、「前」は硬貨処理装置10の操作者側、「後」は硬貨処理装置10の操作者とは反対側である。
【0010】
図1に示すように、硬貨処理装置10は、その上面10Aの前面10B側に、操作者による操作が入力される操作部11と、操作者に情報を表示する表示部12とを有している。また、硬貨処理装置10は、その上面10Aの操作部11の後側に、操作者によりバラの硬貨が投入される硬貨投入部21を有している。また、硬貨処理装置10は、この硬貨投入部21の下側に、図2に示すように、硬貨投入部21に投入された硬貨を一枚ずつ繰り出す繰出機構22を有している。この繰出機構22は、硬貨投入部21に投入された硬貨を受け入れるとともに鉛直軸回りに回転可能に設けられた回転円盤23と、この回転円盤23の側方にあって回転円盤23の回転により生じる遠心力によって外側に移動する硬貨を通過させることにより一枚ずつ分離して繰り出す分離部24とを有している。
(【0011】以降は省略されています)

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