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公開番号2025098360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214444
出願日2023-12-20
発明の名称ETC用プログラム、通信システム、および、通信方法
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07B 15/00 20110101AFI20250625BHJP(チェック装置)
要約【課題】高速道路を利用するユーザにとっての負担を低減する。
【解決手段】実施形態の車両が高速道路の出入口を通過する場合に前記出入口の路側システムと通信する通信システムで使用されるETC用プログラムであって、前記通信システムは、前記車両の乗員によって所持されている携帯端末と、前記路側システムと間で通信可能な通信モジュールと、を備え、車検証の情報である車検証情報と、決済に用いられる情報である決済情報と、を記憶する記憶部を備える前記携帯端末であるコンピュータを、前記車両が前記出入口を通過する場合、前記通信モジュールを介して、前記路側システムに前記車検証情報と前記決済情報とを送信し、前記路側システムから前記出入口のIDデータを受信する処理部として機能させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両が高速道路の出入口を通過する場合に前記出入口の路側システムと通信する通信システムで使用されるETC用プログラムであって、
前記通信システムは、前記車両の乗員によって所持されている携帯端末と、前記路側システムと間で通信可能な通信モジュールと、を備え、
車検証の情報である車検証情報と、決済に用いられる情報である決済情報と、を記憶する記憶部を備える前記携帯端末であるコンピュータを、
前記車両が前記出入口を通過する場合、前記通信モジュールを介して、前記路側システムに前記車検証情報と前記決済情報とを送信し、前記路側システムから前記出入口のIDデータを受信する処理部として機能させるためのETC用プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記通信モジュールは、前記携帯端末が対応している通信周波数を前記路側システムで使用されている通信周波数に変換する通信部、を備える請求項1に記載のETC用プログラム。
【請求項3】
前記携帯端末は、スマートフォンであり、
前記ETC用プログラムは、ETC用アプリケーションプログラムである、請求項1に記載のETC用プログラム。
【請求項4】
前記ETC用アプリケーションプログラムは、電子車検証に格納されている車検証情報と前記車両に記憶されている車検証情報との照合を実行して照合結果を記憶する機能と、通行履歴情報、車検証情報、既存ETCID(Identifier)を記憶する機能と、を有する請求項3に記載のETC用プログラム。
【請求項5】
前記ETC用アプリケーションプログラムは、前記スマートフォンに登録されているクレジットカード番号を含む前記決済情報を前記路側システムに送信する機能を有する、請求項3に記載のETC用プログラム。
【請求項6】
車両が高速道路の出入口を通過する場合に前記出入口の路側システムと通信する通信システムであって、
前記通信システムは、前記車両の乗員によって所持されている携帯端末と、前記路側システムと間で通信可能な通信モジュールと、を備え、
前記携帯端末は、
車検証の情報である車検証情報と、決済に用いられる情報である決済情報と、を記憶する記憶部と、
前記車両が前記出入口を通過する場合、前記通信モジュールを介して、前記路側システムに前記車検証情報と前記決済情報とを送信し、前記路側システムから前記出入口のIDデータを受信する処理部と、を備える通信システム。
【請求項7】
車両が高速道路の出入口を通過する場合に前記出入口の路側システムと通信する通信システムによる通信方法であって、
前記通信システムは、前記車両の乗員によって所持されている携帯端末と、前記路側システムと間で通信可能な通信モジュールと、を備えており、
前記携帯端末は、
車検証の情報である車検証情報と、決済に用いられる情報である決済情報と、を記憶する記憶部と、処理部と、を備えており、
前記処理部は、前記車両が前記出入口を通過する場合、前記通信モジュールを介して、前記路側システムに前記車検証情報と前記決済情報とを送信し、前記路側システムから前記出入口のIDデータを受信する、通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ETC用プログラム、通信システム、および、通信方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、一般に、車両が高速道路の出入口を通過する場合のために、車両にETC(Electronic Toll Collection System)車載器を搭載することが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-097012号公報
【0004】
しかしながら、車両でETC車載器を使用する場合、最初の導入時だけでなく、例えば、引っ越しなどに伴ってナンバープレートを変更した場合や、車両に牽引装置を付けた場合などにも、セットアップ作業を行う必要があり、ユーザにとって負担となる。また、ETCのためだけのETC車載器を使用すること自体がユーザにとって負担になっているとも言える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明の実施形態は、高速道路を利用するユーザにとっての負担を低減可能なETC用プログラム、通信システム、および、通信方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の車両が高速道路の出入口を通過する場合に前記出入口の路側システムと通信する通信システムで使用されるETC用プログラムであって、前記通信システムは、前記車両の乗員によって所持されている携帯端末と、前記路側システムと間で通信可能な通信モジュールと、を備え、車検証の情報である車検証情報と、決済に用いられる情報である決済情報と、を記憶する記憶部を備える前記携帯端末であるコンピュータを、前記車両が前記出入口を通過する場合、前記通信モジュールを介して、前記路側システムに前記車検証情報と前記決済情報とを送信し、前記路側システムから前記出入口のIDデータを受信する処理部として機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の車両システムの全体構成の概要を示すブロック図である。
図2は、第1実施形態における事前登録時の車両システムの処理を示すシーケンス図である。
図3は、第1実施形態における高速道路入場時の車両システムの処理を示すシーケンス図である。
図4は、第1実施形態における高速道路退場時の車両システムの処理を示すシーケンス図である。
図5は、第2実施形態の車両システムの全体構成の概要を示すブロック図である。
図6は、第2実施形態における事前登録時の車両システムの処理を示すシーケンス図である。
図7は、第2実施形態における高速道路入場時の車両システムの処理を示すシーケンス図である。
図8は、第2実施形態における高速道路退場時の車両システムの処理を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付の図面を用いて、本発明のETC用プログラム、通信システム、および、通信方法の実施形態(第1実施形態、第2実施形態)について説明する。
【0009】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の車両システムSの全体構成の概要を示すブロック図である。車両システムSは、スマートフォン1と、電子車検証2と、車3と、クレジットカード4と、通信モジュール5と、を備える。また、路側システム6は、高速道路の出入口に設置されていて、高速道路の料金支払いを自動的に行うためのシステムである。
【0010】
スマートフォン1と通信モジュール5は、車3(車両)が高速道路の出入口を通過する場合に出入口の路側システム6と通信する通信システムの構成要素である。つまり、スマートフォン1と通信モジュール5が連携することで、従来のETC車載器と同等の機能を実現する(詳細は後述)。
(【0011】以降は省略されています)

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