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公開番号2025092149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207845
出願日2023-12-08
発明の名称放流操作装置および放流操作方法
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約【課題】操作者への負担を軽減することが可能な放流操作装置および放流操作方法を提供すること。
【解決手段】一実施形態に係る放流操作装置は、ダムの管理に関わる装置である。放流操作装置は、ダムの管理に関わる演算処理を実行する制御手段と、演算処理に用いられる定数を変更するための画面を表示する表示手段と、を備える。制御手段は、操作者の操作に応じて、定数の変更がダムの管理にどのような影響を与えるかと、定数の変更に関連して変更する必要のある関連定数とを、画面上に表示させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ダムの管理に関わる放流操作装置であって、
前記ダムの管理に関わる演算処理を実行する制御手段と、
前記演算処理に用いられる定数を変更するための画面を表示する表示手段と、
を備え、
前記制御手段は、操作者の操作に応じて、前記定数の変更が前記ダムの管理にどのような影響を与えるかと、前記定数の変更に関連して変更する必要のある関連定数とを、前記画面上に表示させる、
放流操作装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記定数を変更する旨の操作に応じて、前記定数を変更するか否か確認するための情報を前記画面上に表示させる、
請求項1に記載の放流操作装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記定数が変更された場合、前記関連定数を変更するか否か確認するための情報を前記画面上に表示させる、
請求項1に記載の放流操作装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記関連定数を変更する旨の操作に応じて、前記関連定数を変更するための画面を前記表示手段に表示させる、
請求項1に記載の放流操作装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記関連定数を変更する旨の操作に応じて、前記関連定数を変更するための画面において、前記関連定数を強調表示させる、
請求項4に記載の放流操作装置。
【請求項6】
ダムの管理に関わる放流操作装置が実行する放流操作方法であって、
前記放流操作装置が、前記ダムの管理に関わる演算処理を実行することと、
前記放流操作装置が、前記演算処理に用いられる定数を変更するための画面を表示することと、
前記放流操作装置が、操作者の操作に応じて、前記定数の変更が前記ダムの管理にどのような影響を与えるかと、前記定数の変更に関連して変更する必要のある関連定数とを、前記画面上に表示させることと、
を備える放流操作方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、放流操作装置および放流操作方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ダム管理用制御処理設備(以下、「ダムコン」と称す)は、放流設備を操作規則等に基づき確実かつ容易に操作するために、ダムの流水管理に関わる演算処理や放流設備の操作ならびに操作の支援を行うための設備である。
【0003】
ダムコンは、様々な定数を用いて、上記した流水管理に関わる演算処理等、各種演算処理を実行する。このような演算処理に用いられる定数には、他の定数と関連性のある定数や、変更可能性のある定数等もある。変更可能性のある定数の値がダムコンの操作者によって変更された場合、当該定数の変更はダムコンに大きな影響を与える可能性がある。また、変更可能性のある定数の値が変更された場合、当該定数と関連性のある定数の値も変更する必要がある。
【0004】
ところで、ダムコンに含まれる放流操作装置には、変更可能性のある定数の一覧を表示する機能が搭載されている。しかしながら、どの定数をどのように変更するかは、操作者の判断に委ねられているため、操作者は、変更可能性のある定数を変更したことによる影響や、当該定数と関連性のある他の定数の存在を把握していなければならない。これは操作者にとって大きな負担であり、このような負担を軽減可能な新たな技術の実現が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-70637号公報
特開2021-12288号公報
特開2022-47729号公報
【非特許文献】
【0006】
国土交通省「ダム管理用制御処理設備 標準設計仕様書・同解説(平成28年8月)」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、操作者への負担を軽減することが可能な放流操作装置および放流操作方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係る放流操作装置は、ダムの管理に関わる装置である。前記放流操作装置は、前記ダムの管理に関わる演算処理を実行する制御手段と、前記演算処理に用いられる定数を変更するための画面を表示する表示手段と、を備える。前記制御手段は、操作者の操作に応じて、前記定数の変更が前記ダムの管理にどのような影響を与えるかと、前記定数の変更に関連して変更する必要のある関連定数とを、前記画面上に表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係るダム管理システムのハードウェア構成の一例を示す図。
同実施形態に係る放流操作装置の機能構成の一例を示す図。
同実施形態に係る詳細情報表示処理の手順の一例を示すフローチャート。
同実施形態に係る定数変更画面の一例を示す図。
同実施形態に係る定数変更画面上に表示されるポップアップウィンドウの一例を示す図。
同実施形態に係る定数変更画面の別の例を示す図。
同実施形態に係る定数変更処理の手順の一例を示すフローチャート。
同実施形態に係る定数変更画面上に表示されるポップアップウィンドウの一例を示す図。
同実施形態に係る定数変更画面上に表示されるポップアップウィンドウの一例を示す図。
同実施形態に係る定数変更画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る放流操作装置を含むダム管理システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係るダム管理システムは、入出力処理装置1と、遠方手動操作装置2と、制御系LAN(Local Area Network)3と、情報系LAN4と、情報入力・提供装置5と、訓練装置6と、第1放流操作装置10と、第2放流操作装置20と、を含むシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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