TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025100110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217228
出願日
2023-12-22
発明の名称
投射方法、システムおよびプログラム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
H04N
5/74 20060101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】プロジェクターの種々の調整を可能とする。
【解決手段】投射方法は、第1カメラによる第1撮像画像における複数の第1座標と第2カメラによる第2撮像画像における複数の第2座標との第1対応関係を生成し、第1カメラの第1内部ラメーターと第2カメラの第2内部パラメーターと第1対応関係とに基づいて第1カメラに対する第2カメラの位置および/または姿勢を示す第1外部パラメーターを算出し、第1内部パラメーターと第2内部パラメーターと第1対応関係と第1外部パラメーターとに基づいて投射画像において投射面における3次元座標である複数の第3座標を求め、複数の第1座標と複数の第3座標との第2対応関係を生成し、プロジェクターの表示パネルにおける複数の第3画素の座標である複数の第4座標と複数の第1座標との第3対応関係を生成し、第2対応関係と第3対応関係とに基づいて複数の第3座標と複数の第4座標との第4対応関係を生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
投射面にプロジェクターから投射画像を投射することと、
第1内部パラメーターを有する第1カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第1撮像画像を取得することと、
第2内部パラメーターを有する第2カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第2撮像画像を取得することと、
前記第1撮像画像における複数の第1画素の座標である複数の第1座標と、前記第2撮像画像において前記複数の第1画素と対応する複数の第2画素の座標である複数の第2座標とが対応付けられた第1対応関係を生成することと、
前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係とに基づいて、前記第1カメラに対する前記第2カメラの位置および姿勢のうちの一方または両方を示す第1外部パラメーターを算出することと、
前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係と前記第1外部パラメーターとに基づいて、前記投射画像において前記第1撮像画像および前記第2撮像画像の両方に含まれる第1部分画像の前記投射面における3次元座標である複数の第3座標を求めることと、
前記複数の第1座標と前記複数の第3座標とが対応付けられた第2対応関係を生成することと、
前記プロジェクターの表示パネルにおける複数の第3画素の座標である複数の第4座標と、前記複数の第1座標とが対応付けられた第3対応関係を生成することと、
前記第2対応関係と前記第3対応関係とに基づいて、前記複数の第3座標と前記複数の第4座標とが対応付けられた第4対応関係を生成することと、
を含む投射方法。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記第4対応関係に基づいて、前記第1カメラに対する前記プロジェクターの位置および姿勢のうちの一方または両方を示す第2外部パラメーターと、前記プロジェクターの内部パラメーターである第3内部パラメーターと、を算出すること、を含む、
請求項1に記載の投射方法。
【請求項3】
前記第2外部パラメーターと前記第3内部パラメーターと前記第3対応関係とに基づいて、前記投射画像において前記第2撮像画像に含まれずに前記第1撮像画像に含まれる第2部分画像の前記投射面における3次元形状を示す形状情報を得ること、を含む、
請求項2に記載の投射方法。
【請求項4】
前記第1外部パラメーターを第1期間ごとに更新すること、を含む、
請求項1に記載の投射方法。
【請求項5】
前記プロジェクターの光学系を調整した場合に、前記光学系を調整した後に投射される前記投射画像を前記第1カメラおよび前記第2カメラで撮影した結果に基づいて、前記第2外部パラメーターおよび前記第3内部パラメーターのうちの一方または両方を更新すること、を含む、
請求項2に記載の投射方法。
【請求項6】
前記投射画像における複数の基準点の表示パネルにおける座標である複数の第5座標を特定することと、
前記第4対応関係に基づいて、前記複数の第5座標を3次元座標に変換することと、
前記第2対応関係に基づいて、第1タイミングにおけるマーカーの3次元座標を取得することと、
前記第2対応関係に基づいて、前記第1タイミングよりも後の第2タイミングにおける前記マーカーの3次元座標を取得することと、
前記第1タイミングにおける前記マーカーの3次元座標と前記第2タイミングにおける前記マーカーの3次元座標と前記複数の第5座標を3次元座標に変換した座標と前記第2内部パラメーターと前記第2外部パラメーターとに基づいて、前記投射画像を調整することと、を含む、
請求項2に記載の投射方法。
【請求項7】
前記投射画像の形状を調整するために前記複数の基準点を移動する操作をユーザーから受け付けること、を含み、
前記操作の後に前記複数の第5座標を特定する、
請求項6に記載の投射方法。
【請求項8】
プロジェクターの光学装置と、
第1カメラと、
第2カメラと、
前記光学装置と前記第1カメラと前記第2カメラとの動作を制御する処理装置と、を備え、
前記処理装置は、
投射面に前記プロジェクターから投射画像を投射することと、
第1内部パラメーターを有する前記第1カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第1撮像画像を取得することと、
第2内部パラメーターを有する前記第2カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第2撮像画像を取得することと、
前記第1撮像画像における複数の第1画素の座標である複数の第1座標と、前記第2撮像画像において前記複数の第1画素と対応する複数の第2画素の座標である複数の第2座標とが対応付けられた第1対応関係を生成することと、
前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係とに基づいて、前記第1カメラに対する前記第2カメラの位置および姿勢のうちの一方または両方を示す第1外部パラメーターを算出することと、
前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係と前記第1外部パラメーターとに基づいて、前記投射画像において前記第1撮像画像および前記第2撮像画像の両方に含まれる第1部分画像の前記投射面における3次元座標である複数の第3座標を求めることと、
前記複数の第1座標と前記複数の第3座標とが対応付けられた第2対応関係を生成することと、
前記プロジェクターの表示パネルにおける複数の第3画素の座標である複数の第4座標と、前記複数の第1座標とが対応付けられた第3対応関係を生成することと、
前記第2対応関係と前記第3対応関係とに基づいて、前記複数の第3座標と前記複数の第4座標とが対応付けられた第4対応関係を生成することと、
を実行するシステム。
【請求項9】
投射面にプロジェクターから投射画像を投射することと、
第1内部パラメーターを有する第1カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第1撮像画像を取得することと、
第2内部パラメーターを有する第2カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第2撮像画像を取得することと、
前記第1撮像画像における複数の第1画素の座標である複数の第1座標と、前記第2撮像画像において前記複数の第1画素と対応する複数の第2画素の座標である複数の第2座標とが対応付けられた第1対応関係を生成することと、
前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係とに基づいて、前記第1カメラに対する前記第2カメラの位置および姿勢のうちの一方または両方を示す第1外部パラメーターを算出することと、
前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係と前記第1外部パラメーターとに基づいて、前記投射画像において前記第1撮像画像および前記第2撮像画像の両方に含まれる第1部分画像の前記投射面における3次元座標である複数の第3座標を求めることと、
前記複数の第1座標と前記複数の第3座標とが対応付けられた第2対応関係を生成することと、
前記プロジェクターの表示パネルにおける複数の第3画素の座標である複数の第4座標と、前記複数の第1座標とが対応付けられた第3対応関係を生成することと、
前記第2対応関係と前記第3対応関係とに基づいて、前記複数の第3座標と前記複数の第4座標とが対応付けられた第4対応関係を生成することと、
をコンピューターに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、投射方法、システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、プロジェクターから被投写物に投写された画像と撮像装置によって被投射物を撮像した撮像画像とに基づいて、被投写物に投写された画像上の位置と撮像画像上の位置との対応関係を特定するシステムが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-69176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プロジェクターが種々の調整を行うには、プロジェクターの表示パネル上の位置を表す2次元座標系とスクリーンにおける投射画像の3次元座標とがどのような対応関係を有するのか特定する必要がある。しかし、特許文献1には、この点について開示がない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る投射方法は、投射面にプロジェクターから投射画像を投射することと、第1内部パラメーターを有する第1カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第1撮像画像を取得することと、第2内部パラメーターを有する第2カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第2撮像画像を取得することと、前記第1撮像画像における複数の第1画素の座標である複数の第1座標と、前記第2撮像画像において前記複数の第1画素と対応する複数の第2画素の座標である複数の第2座標とが対応付けられた第1対応関係を生成することと、前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係とに基づいて、前記第1カメラに対する前記第2カメラの位置および姿勢のうちの一方または両方を示す第1外部パラメーターを算出することと、前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係と前記第1外部パラメーターとに基づいて、前記投射画像において前記第1撮像画像および前記第2撮像画像の両方に含まれる第1部分画像の前記投射面における3次元座標である複数の第3座標を求めることと、前記複数の第1座標と前記複数の第3座標とが対応付けられた第2対応関係を生成することと、前記プロジェクターの表示パネルにおける複数の第3画素の座標である複数の第4座標と、前記複数の第1座標とが対応付けられた第3対応関係を生成することと、前記第2対応関係と前記第3対応関係とに基づいて、前記複数の第3座標と前記複数の第4座標とが対応付けられた第4対応関係を生成することと、を含む。
【0006】
本開示の一態様に係るシステムは、プロジェクターの光学装置と、第1カメラと、第2カメラと、前記光学装置と前記第1カメラと前記第2カメラとの動作を制御する処理装置と、を備え、前記処理装置は、投射面に前記プロジェクターから投射画像を投射することと、第1内部パラメーターを有する前記第1カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第1撮像画像を取得することと、第2内部パラメーターを有する前記第2カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第2撮像画像を取得することと、前記第1撮像画像における複数の第1画素の座標である複数の第1座標と、前記第2撮像画像において前記複数の第1画素と対応する複数の第2画素の座標である複数の第2座標とが対応付けられた第1対応関係を生成することと、前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係とに基づいて、前記第1カメラに対する前記第2カメラの位置および姿勢のうちの一方または両方を示す第1外部パラメーターを算出することと、前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係と前記第1外部パラメーターとに基づいて、前記投射画像において前記第1撮像画像および前記第2撮像画像の両方に含まれる第1部分画像の前記投射面における3次元座標である複数の第3座標を求めることと、前記複数の第1座標と前記複数の第3座標とが対応付けられた第2対応関係を生成することと、前記プロジェクターの表示パネルにおける複数の第3画素の座標である複数の第4座標と、前記複数の第1座標とが対応付けられた第3対応関係を生成することと、前記第2対応関係と前記第3対応関係とに基づいて、前記複数の第3座標と前記複数の第4座標とが対応付けられた第4対応関係を生成することと、を実行する。
【0007】
本開示の一態様に係るプログラムは、投射面にプロジェクターから投射画像を投射することと、第1内部パラメーターを有する第1カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第1撮像画像を取得することと、第2内部パラメーターを有する第2カメラにより前記投射画像を撮像することにより、第2撮像画像を取得することと、前記第1撮像画像における複数の第1画素の座標である複数の第1座標と、前記第2撮像画像において前記複数の第1画素と対応する複数の第2画素の座標である複数の第2座標とが対応付けられた第1対応関係を生成することと、前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係とに基づいて、前記第1カメラに対する前記第2カメラの位置および姿勢のうちの一方または両方を示す第1外部パラメーターを算出することと、前記第1内部パラメーターと前記第2内部パラメーターと前記第1対応関係と前記第1外部パラメーターとに基づいて、前記投射画像において前記第1撮像画像および前記第2撮像画像の両方に含まれる第1部分画像の前記投射面における3次元座標である複数の第3座標を求めることと、前記複数の第1座標と前記複数の第3座標とが対応付けられた第2対応関係を生成することと、前記プロジェクターの表示パネルにおける複数の第3画素の座標である複数の第4座標と、前記複数の第1座標とが対応付けられた第3対応関係を生成することと、前記第2対応関係と前記第3対応関係とに基づいて、前記複数の第3座標と前記複数の第4座標とが対応付けられた第4対応関係を生成することと、をコンピューターに実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る投射方法に用いるシステムの概略を示す図である。
第1実施形態に係るシステムに用いるプロジェクターのブロック図である。
第1実施形態に係る投射方法の流れを示すフローチャートである。
投射面の形状の計測の流れを示すフローチャートである。
投射画像の表示パネルにおける座標と第1撮像画像および第2撮像画像における座標との関係を説明するための図である。
投射画像の第1部分画像および第2部分画像を説明するための図である。
投射画像の第2部分画像の形状計測を説明するための図である。
投射画像の調整の流れを示すフローチャートである。
投射画像の表示パネルにおける複数の基準点を説明するための図である。
第1タイミングにおけるマーカーの3次元座標を説明するための図である。
復元の流れを示すフローチャートである。
第2タイミングにおけるマーカーの3次元座標を説明するための図である。
第1タイミングおよび第2タイミングにおけるマーカーの3次元座標を説明するための図である。
投射画像の調整を説明するための図である。
第2実施形態に係る投射方法に用いるシステムの概略を示す図である。
第2実施形態に係るシステムに用いるプロジェクターのブロック図である。
投射面に対する投射画像の投影を説明するための図である。
投射画像の表示パネルにおける座標と第1撮像画像および第2撮像画像における座標との関係を説明するための図である。
投射画像の第3部分画像の形状計測を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
【0010】
1.第1実施形態
1-1.システムの概要
図1は、第1実施形態に係る投射方法に用いるシステム100の概略を示す図である。システム100は、投射画像G1を投射面SCに投射するプロジェクションシステムである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
1か月前
電気興業株式会社
無線中継器
16日前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
9日前
キヤノン株式会社
撮影システム
1か月前
キヤノン株式会社
通信システム
24日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
29日前
リオン株式会社
電気機械変換器
1か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
25日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
株式会社クーネル
音響装置
1か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
26日前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
9日前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
1か月前
シャープ株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン株式会社
移動体
23日前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
17日前
あけび動作の学校株式会社
端末保持具
26日前
株式会社ダイフク
搬送設備
11日前
キヤノン株式会社
測距装置
3日前
17LIVE株式会社
サーバおよび方法
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
株式会社ダイフク
搬送設備
11日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
9日前
日本放送協会
良撮影位置推定装置
19日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
16日前
株式会社JVCケンウッド
音響システム
2日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
16日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
16日前
続きを見る
他の特許を見る