TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025099981
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217038
出願日
2023-12-22
発明の名称
駐車管理システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
E04H
6/42 20060101AFI20250626BHJP(建築物)
要約
【課題】第一予約車両の出庫直後に、第二予約車両が入庫するスイッチング駐車が、円滑に実行できる駐車管理システムを提供する。
【解決手段】駐車管理システム10は、上昇状態と下降状態とに変更可能なように構成された駐車ロック部材13と、駐車コントローラ30と、駐車スペースPpにおける車両Vの有無を検知する駐車センサ20と、前記車両Vの前記駐車スペースPpへの接近を検知する接近センサ22と、を備え、前記駐車コントローラ30は、スイッチング駐車が発生すると予測した場合、第一予約車両Vfが出庫した後も、前記駐車ロック部材13を前記下降状態で維持し、前記第一予約車両Vfが前記駐車スペースPpに駐車している期間中に、前記第二予約車両Vsの接近が検知された場合、前記スイッチング駐車が発生すると予測する、ように構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
駐車スペースに設けられた駐車ロック部材であって、車両の進入を阻害する上昇状態と、前記車両の進入を許容する下降状態と、に変更可能なように構成された駐車ロック部材と、
前記駐車スペースの利用予約を管理するとともに、前記駐車ロック部材の状態変更を制御するように構成された駐車コントローラと、
前記駐車スペースにおける前記車両の有無を検知する駐車センサと、
前記車両の前記駐車スペースへの接近を検知する接近センサと、
を備え、前記駐車コントローラは、
第一予約車両が前記駐車スペースから出庫した直後に、第二予約車両が前記駐車スペースに入庫するスイッチング駐車が発生すると予測した場合、前記第一予約車両が出庫した後も、前記駐車ロック部材を前記下降状態で維持し、
前記第一予約車両が前記駐車スペースに駐車していることが前記駐車センサにより検知されている期間中に、前記第二予約車両の接近が前記接近センサにより検知された場合、前記スイッチング駐車が発生すると予測する、
ように構成されている、駐車管理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の駐車管理システムであって、
前記駐車コントローラは、前記スイッチング駐車の発生が予測されていない場合、前記駐車スペースから前記車両が出庫すれば、前記駐車ロック部材を前記上昇状態に変化させる、ように構成されている駐車管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の駐車管理システムであって、
さらに、駐車ロックユニットを備え、
前記駐車ロックユニットは、
前記駐車ロック部材と、
前記駐車スペースにおける前記車両の有無を検知する車両センサと、
APIを介して入力されたリクエストに基づいて前記駐車ロック部材の状態を制御するように構成されたユニットコントローラと、
を有し、
前記駐車コントローラは、前記スイッチング駐車が発生すると予測した場合、APIを介して前記ユニットコントローラに下降維持リクエストを送信し、
前記ユニットコントローラは、
前記下降維持リクエストが有効な期間中、前記車両センサにより前記車両の前記駐車スペースからの出庫が検知された後も、前記駐車ロック部材を前記下降状態に維持し、
前記下降維持リクエストが解除されている期間中、前記車両センサにより前記車両の前記駐車スペースからの出庫が検知されれば、前記駐車ロック部材を前記下降状態から前記上昇状態に変更させる、
ように構成されている、駐車管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の駐車管理システムであって、
前記駐車コントローラは、前記下降維持リクエストを出力した後、前記第一予約車両の利用可能時間を越えても、前記第一予約車両の出庫が確認されない場合、前記下降維持リクエストを解除する、ように構成されている駐車管理システム。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の駐車管理システムであって、
前記接近センサは、前記車両が規定の検知ポイントを通過したことを検知し、
前記検知ポイントは、前記検知ポイントから前記駐車スペースまでの前記車両の移動時間が、前記駐車ロック部材が前記上昇状態から前記下降状態に変化するために要する遷移時間以上となる位置であり、
前記駐車コントローラは、前記駐車スペースの他の車両が駐車していない場合、前記接近センサにより前記車両の接近が検知されたタイミングで、前記駐車ロック部材の前記下降状態への変更を開始させる、ように構成されている、
駐車管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車スペースにおける車両の駐車状態を管理する駐車管理システムを開示する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、駐車スペースにおける車両の駐車状態を管理するための技術が多数提案されている。例えば、特許文献1には、駐車スペースに設置されたフラップ板の昇降を制御することで、駐車状態を管理する技術が開示されている。特許文献1では、駐車スペースへの車両の駐車を検知した場合にフラップ板を上昇させ、当該駐車に関する料金が決済された場合にフラップ板を下降させる。かかる技術によれば、不特定多数のユーザが、予約無しで駐車スペースを利用できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-186616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、駐車スペースの利用を予約制にすることが考えられる。予約制の場合、予約車両以外の車両の駐車を防止するために、駐車スペースが空いている期間中、フラップ板等の駐車ロック部材を上昇させる必要がある。したがって、予約制の場合、通常、予約車両が駐車スペースから出庫すれば、即座に、駐車ロック部材を上昇させる。
【0005】
しかし、この場合、一つの予約車両(以下「第一予約車両」と呼ぶ)が出庫した直後に、次の予約車両(以下「第二予約車両」と呼ぶ)が入庫しようとすると、上昇した駐車ロック部材が邪魔になって、第二予約車両が円滑に駐車スペースに進入できないおそれがある。
【0006】
そこで、本明細書では、第一予約車両の出庫直後に、第二予約車両が入庫するスイッチング駐車が、円滑に実行できる駐車管理システムを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示する駐車管理システムは、駐車スペースに設けられた駐車ロック部材であって、車両の進入を阻害する上昇状態と、前記車両の進入を許容する下降状態と、に変更可能なように構成された駐車ロック部材と、前記駐車スペースの利用予約を管理するとともに、前記駐車ロック部材の状態変更を制御するように構成された駐車コントローラと、前記駐車スペースにおける前記車両の有無を検知する駐車センサと、前記車両の前記駐車スペースへの接近を検知する接近センサと、を備え、前記駐車コントローラは、第一予約車両が前記駐車スペースから出庫した直後に、第二予約車両が前記駐車スペースに入庫するスイッチング駐車が発生すると予測した場合、前記第一予約車両が出庫した後も、前記駐車ロック部材を前記下降状態で維持し、前記第一予約車両が前記駐車スペースに駐車していることが前記駐車センサにより検知されている期間中に、前記第二予約車両の接近が前記接近センサにより検知された場合、前記スイッチング駐車が発生すると予測する、ように構成されている。
【0008】
この場合、前記駐車コントローラは、前記スイッチング駐車の発生が予測されていない場合、前記駐車スペースから前記車両が出庫すれば、前記駐車ロック部材を前記上昇状態に変化させる、ように構成されてもよい。
【0009】
また、駐車管理システムは、さらに、駐車ロックユニットを備え、前記駐車ロックユニットは、前記駐車ロック部材と、前記駐車スペースにおける前記車両の有無を検知する車両センサと、APIを介して入力されたリクエストに基づいて前記駐車ロック部材の状態を制御するように構成されたユニットコントローラと、を有し、前記駐車コントローラは、前記スイッチング駐車が発生すると予測した場合、APIを介して前記ユニットコントローラに下降維持リクエストを送信し、前記ユニットコントローラは、前記下降維持リクエストが有効な期間中、前記車両センサにより前記車両の前記駐車スペースからの出庫が検知された後も、前記駐車ロック部材を前記下降状態に維持し、前記下降維持リクエストが解除されている期間中、前記車両センサにより前記車両の前記駐車スペースからの出庫が検知されれば、前記駐車ロック部材を前記下降状態から前記上昇状態に変更させる、ように構成されてもよい。
【0010】
また、前記駐車コントローラは、前記下降維持リクエストを出力した後、前記第一予約車両の利用可能時間を越えても、前記第一予約車両の出庫が確認されない場合、前記下降維持リクエストを解除してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
住宅
2か月前
個人
キャチクランプ
1か月前
個人
水害と共にある家
1か月前
個人
地下型マンション
1日前
個人
壁断熱パネル
28日前
株式会社タナクロ
テント
4日前
個人
津波と共にある漁港
1か月前
個人
鋼管結合資材
1日前
個人
地滑りと共にある山荘
1か月前
個人
パーティション
1か月前
積水樹脂株式会社
フェンス
2か月前
GHL株式会社
建物
2か月前
個人
循環流水式屋根融雪装置
3日前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
大成建設株式会社
合成柱
1か月前
三協立山株式会社
構造体
16日前
三協立山株式会社
構造体
24日前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
鹿島建設株式会社
補強構造
2か月前
ミサワホーム株式会社
躯体
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
個人
ペグ
1か月前
株式会社永徳
建築用下地材
25日前
文化シヤッター株式会社
階段
2か月前
株式会社竹中工務店
建物構造
1か月前
藤本貴昭株式会社
養生ボード
15日前
鹿島建設株式会社
外断熱構造
2か月前
株式会社竹中工務店
改築工法
8日前
株式会社竹中工務店
制振構造
1日前
株式会社竹中工務店
アーチ架構
4日前
個人
耐火構造材及び建物
8日前
ニチレイマグネット株式会社
施工器具
3日前
ニチレイマグネット株式会社
施工方法
3日前
株式会社竹中工務店
梁構築方法
3日前
有限会社守矢建設
建築物
2か月前
続きを見る
他の特許を見る