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公開番号
2025099951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216973
出願日
2023-12-22
発明の名称
乾燥模造エビ
出願人
イビデン物産株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
A23L
17/40 20160101AFI20250626BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】天然エビが持つ咀嚼するほどに醸し出される多様な食感を有する乾燥模造エビを提供すること。
【解決手段】グルコマンナン、多糖類(グルコマンナンを除く)および色素を含む基材で形成された多孔質体と、上記多孔質体の一部の細孔内に存在する調味材と、を有する、乾燥模造エビ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
グルコマンナン、多糖類(グルコマンナンを除く)および色素を含む基材で形成された多孔質体と、
前記多孔質体の一部の細孔内に存在する調味材と、
を有する、乾燥模造エビ。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記多糖類としてカードランを含む請求項1に記載の乾燥模造エビ。
【請求項3】
前記多糖類としてセルロースを含む請求項1または2に記載の乾燥模造エビ。
【請求項4】
前記多孔質体の表面部に前記調味材が存在する請求項1または2に記載の乾燥模造エビ。
【請求項5】
前記基材100重量部に対して、乾燥重量換算で前記調味材が10~200重量部含まれる請求項1または2に記載の乾燥模造エビ。
【請求項6】
前記調味材は、調味料と油分とが乳化したものを含む請求項1または2に記載の乾燥模造エビ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥模造エビに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
エビはプリプリした独特の食感があり、アジア諸国をはじめとする世界の国々の人々に好まれる食材の1つである。近年の需要の急増等によりその価格が高騰しているため、エビの代替として使用することのできるエビ様食感を有する食品の開発が行われている。
【0003】
エビは乾燥食品の具材の1つとして用いられる場合があり、例えば、即席麺や即席スープなどの具材として利用されている。このような用途において乾燥食品の湯戻りの良さは必要であり、乾燥食品の湯戻りに関する検討がされてきている。
【0004】
特許文献1では、乾燥重量に対して、澱粉を22~60重量%、グルコマンナン含有素材を15~28重量%、セルロースを12~55重量%、および、メチルエステル化度が45%以下である水溶性大豆多糖類または水溶性エンドウ多糖類を5~15重量%含有する、湯戻しした後に海老様食感を有する乾燥物が開示されている。
【0005】
特許文献2では、加熱凝固性β-1,3-グルカン(カードラン)の繊維状ゲルを成形してなるかに・えび・貝柱様食品に乾燥処理を施すことで、乾燥物が得られることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許6562231号公報
特開平8-238075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1および2に開示された技術では、湯戻しした乾燥物は食感が単調で、天然エビの持つ咀嚼するほどに醸し出される多様な食感が感じられない。特許文献1および2では、そもそも調味材を混合していないか、または調味材を乾燥物の基材中に均一混合しており、湯戻し時に乾燥物が均等に含水して膨潤してしまうことが、食感が不充分になる原因であることを本発明者は突き止めた。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされた発明であり、本発明の目的は、天然エビが持つ咀嚼するほどに醸し出される多様な食感を有する乾燥模造エビを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明の乾燥模造エビは、グルコマンナン、多糖類(グルコマンナンを除く)および色素を含む基材で形成された多孔質体と、上記多孔質体の一部の細孔内に存在する調味材と、を有することを特徴とする。
本発明の乾燥模造エビは、調味材が多孔質体の一部の細孔に存在することにより、湯戻ししたときに、含水しやすい箇所と含水しにくい箇所があるため食感に差が生じ、咀嚼するほどに醸し出される多様な食感を有する。
【0010】
本発明の乾燥模造エビは、上記多糖類としてカードランを含むことが好ましい。
カードランは熱不可逆性多糖類であるので加熱調理しても溶けず、乾燥模造エビを湯戻ししても食感を保つことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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