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公開番号2025099394
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216029
出願日2023-12-21
発明の名称液体供給装置
出願人株式会社 ゼンショーホールディングス
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類A23L 23/00 20160101AFI20250626BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】適量の味噌汁を素早く提供することことが可能な液体供給装置を提供する。
【解決手段】液体供給装置100は、味噌汁を貯留するためのタンク11と、内外を連通する通過孔12aを有してタンク11内に収容されると共にタンク11内の湯に溶解される味噌Mを収容する収容部12と、タンク11内の味噌汁が自重によって導かれる液体通路21a及び液体通路21aに導かれる味噌汁を吐出する吐出口21bを有する、外力によって弾性変形可能な吐出部21と、吐出部21を弾性変形させて液体通路21aを開閉するバルブ部22と、バルブ部22の作動を制御して吐出部21からの味噌汁の吐出を制御する制御部60と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
味噌汁を貯留するためのタンクと、
内外を連通する通過孔を有して前記タンク内に収容されると共に前記タンク内の湯に溶解される味噌を収容する収容部と、
前記タンク内の前記味噌汁が自重によって導かれる液体通路及び前記液体通路に導かれる前記味噌汁を吐出する吐出口を有する、外力によって弾性変形可能な吐出部と、
前記吐出部を弾性変形させて前記液体通路を開閉するバルブ部と、
前記バルブ部の作動を制御して前記吐出部からの前記味噌汁の吐出を制御する制御部と、を備える液体供給装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
請求項1に記載の液体供給装置であって、
前記バルブ部は、
電動モータと、
前記電動モータによって回転駆動され回転角に応じて前記吐出部を押圧して変形させる押圧量が変化する弁体部と、を有する液体供給装置。
【請求項3】
請求項1に記載の液体供給装置であって、
前記収容部に挿入され前記収容部内を攪拌する攪拌部と、
前記収容部内の前記味噌を押さえる押圧部と、をさらに備える液体供給装置。
【請求項4】
請求項3に記載の液体供給装置であって、
前記押圧部は、前記タンク外に突出する突出部を有し、
前記タンクの外部には、前記タンクからの前記突出部の突出量に基づいて前記収容部内の前記味噌の容量を検出するための容量検出部が設けられる液体供給装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液体供給装置であって、
前記タンク内に湯を注入する注入部をさらに備え、
前記制御部は、前記容量検出部によって検出された前記味噌の容量に対応する量で前記湯を前記タンク内に注入するように前記注入部を制御する液体供給装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一つに記載の液体供給装置であって、
前記吐出部において前記バルブ部によって開閉される部分よりも前記吐出口側には、前記液体通路の流路抵抗よりも大きな抵抗を前記味噌汁に付与する絞り部が設けられる液体供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体供給装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、飲食店等で用いられるみそ汁の液体供給装置が開示されている。この液体供給装置は、みそタンク内のみそと湯とが供給されてみそと湯とを混合する第1混合部と、第1混合部において混合されずに残ったみそを保持する第2混合部と、を有し、第2混合部において第1混合部から流れてくる湯によりさらに混合する構造を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-33150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される液体供給装置では、お湯と味噌を混合部にて都度混合し、味噌汁を供給する構成である。提供の都度、お湯と味噌とを混合する構成では、味噌汁の提供に時間がかかってしまう。
【0005】
また、液体供給装置では、味噌汁を吐出するポンプや味噌汁を導く液体通路を開閉するバルブを制御することで、適量の味噌汁を供給する。このような場合は、味噌汁の吐出を停止するようポンプやバルブを制御しても、ポンプやバルブから吐出口までの液体通路に残存する味噌汁が吐出されるまで待つ必要があり、これによって提供時間が増加することがある。
【0006】
飲食店では、適量の味噌汁を素早く提供することが求められており、液体供給装置には改良の余地があった。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、適量の味噌汁を素早く提供することが可能な液体供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のある態様によれば、液体供給装置は、味噌汁を貯留するためのタンクと、内外を連通する通過孔を有してタンク内に収容されると共にタンク内の湯に溶解される味噌を収容する収容部と、タンク内の味噌汁が自重によって導かれる液体通路及び液体通路に導かれる味噌汁を吐出する吐出口を有する、外力によって弾性変形可能な吐出部と、吐出部を弾性変形させて液体通路を開閉するバルブ部と、バルブ部の作動を制御して吐出部からの味噌汁の吐出を制御する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
このような態様によれば、収容部内で味噌を湯に溶解させて味噌汁を予め生成し、タンク内の味噌汁を吐出するものであるため、味噌とお湯を都度混合する装置と比較して、素早く味噌汁を提供できる。また、ディスペンサ装置では、バルブ部によって吐出部を弾性変形させることで味噌汁の吐出を制御する構成であるため、吐出口に近い位置で液体通路を開閉することができる。これにより、適量の味噌汁を吐出したら直ちに液体通路を閉じることで、液体通路内の味噌汁が吐出されるまで待つ必要がなく、提供時間を短縮できる。したがって、適量の味噌汁を素早く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る液体供給装置の斜視図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置の構成を示す図であり、図1のII-II線に沿った断面図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置のタンクの内部構造を示す断面図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置の供給部を示す構成図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置のバルブ部を示す図であり、(a)はバルブ部が全閉となった状態を示し、(b)はバルブ部が全開となった状態を示す。
本発明の実施形態に係る味噌汁の提供方法の調理工程を示すフロー図である。
本発明の実施形態に係る味噌汁の提供方法の供給工程を示すフロー図である。
本発明の実施形態に係る味噌汁の提供方法の洗浄工程を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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