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公開番号2025099007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2025057662,2022016326
出願日2025-03-31,2022-02-04
発明の名称天井埋込型室内ユニット
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類F24F 13/22 20060101AFI20250625BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】本開示は、フラップの側壁に付着した結露水の滴下を抑制することのできる天井埋込型室内ユニットを提供する。
【解決手段】本開示における天井埋込型室内ユニット10は、吹出口34を有する室内ユニット本体14と、室内ユニット本体14内に設けられたファンと、室内ユニット本体14に回動可能に支持され吹出口34を開閉するフラップ35と、を備え、フラップ35の側壁36には、複数の第1凹凸部40が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吹出口を有する室内ユニット本体と、前記室内ユニット本体内に設けられたファンと、前記室内ユニット本体に回動可能に支持され前記吹出口を開閉するフラップと、を備えた天井埋込型室内ユニットにおいて、
前記フラップの側壁には、複数の第1凹凸部が形成されている
天井埋込型室内ユニット。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記第1凹凸部は、前記第1凹凸部で形成される溝が前記フラップの厚さ方向に延在するよう形成される
請求項1に記載の天井埋込型室内ユニット。
【請求項3】
前記フラップの下側翼面の側部に複数の第2凹凸部が形成され、
前記第2凹凸部は、前記第2凹凸部で形成される溝が前記下側翼面の長手方向に延在するよう形成される
請求項2に記載の天井埋込型室内ユニット。
【請求項4】
前記第1凹凸部と前記第2凹凸部とは、連続して形成されている
請求項3に記載の天井埋込型室内ユニット。
【請求項5】
前記室内ユニット本体は、前記室内ユニット本体の下面側に配置される化粧パネルを備え、
前記化粧パネルには、前記吹出口が形成されるとともに、前記吹出口に至る吹出風路に対向する内壁面が設けられ、
前記内壁面の少なくとも一面には、複数の第3凹凸部が形成され、
前記第3凹凸部は、前記第3凹凸部で形成される溝が前記化粧パネルの上下方向に延在するよう形成されている
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の天井埋込型室内ユニット。
【請求項6】
前記化粧パネルは、前記吹出口の外側に立設する外壁面を備え、
前記外壁面には、複数の第4凹凸部が形成され、
前記第4凹凸部は、前記第4凹凸部で形成される溝が前記化粧パネルの上下方向に延在している
請求項5に記載の天井埋込型室内ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、天井埋込型室内ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、第1水平フラップが、第1水平フラップの中央軸部、左軸部、右側軸受部を含む風上側の翼部分と、風上側の翼部分からやや上方に屈曲した風下側の翼部分とを有し、風下側の翼部分の下側翼面に、第1水平フラップの長手方向に沿って断面V字形状の複数の溝を形成している空気調和機を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-091260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、フラップの側壁に付着した結露水の滴下を抑制することのできる天井埋込型室内ユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における天井埋込型室内ユニットは、吹出口を有する室内ユニット本体と、前記室内ユニット本体内に設けられたファンと、前記室内ユニット本体に回動可能に支持され前記吹出口を開閉するフラップと、を備えた天井埋込型室内ユニットにおいて、前記フラップの側壁には、複数の第1凹凸部が形成されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示における天井埋込型室内ユニットは、第1凹凸部により、フラップの側壁に付着した結露水の水滴同士が互いに接触して集合することを抑制されるので、結露水の水滴は大きくなることを抑制される。そのため、フラップの側壁に付着した結露水が滴下してしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における天井埋込型室内ユニットの内部構造を示す断面図
実施の形態1における天井埋込型室内ユニットの斜視図
実施の形態1における化粧パネルのフラップが閉じた状態を示す斜視図
実施の形態1における化粧パネルのフラップが開いた状態を示す斜視図
実施の形態1におけるフラップの一端部分を示す斜視図
実施の形態1におけるフラップの上面翼部を示す斜視図
実施の形態1における化粧パネルの吹出口部分を示す一部の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、第1水平フラップの下側翼面に長手方向に沿って断面V字形状の複数の溝を設けて凹凸を形成することによって、第1水平フラップの下側翼面に結露が生じても、凹凸により結露水を保持することができ、水飛びを防止できるという技術があった。
しかしながら、冷房運転時において、フラップの側壁に冷気が滞留した場合、側壁箇所に結露水が付着することがあるが、前述の従来の技術では、結露水を保持することができず、結露水の滴下を招くおそれがあるという課題を発明者らは発見し、この課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、フラップの側壁に付着した結露水の滴下を抑制することのできる天井埋込型室内ユニットを提供する。
【0009】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態1)
以下、図1~図5を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.室内ユニットの構成]
図1は、本開示の実施の形態1に係る空気調和装置の天井埋込型室内ユニット10の内部構造を示す断面図である。図2は、天井埋込型室内ユニット10の斜視図である。
なお、以下の説明において、上下、内外とは、天井に設置された天井埋込型室内ユニット10を基準として説明している。また、空調後の空気が吹き出される空間を被調和室としている。
(【0011】以降は省略されています)

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