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公開番号2025098741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215075
出願日2023-12-20
発明の名称スピーカ
出願人フォスター電機株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H04R 9/06 20060101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約【課題】第一駆動部と第二駆動部とを備えるスピーカであって、軸方向に小型なスピーカを提供する
【解決手段】スピーカ10は、軸方向一方側へ向けて音を出すための第一駆動部30と、第二駆動部40と、を備える。非作動状態において、第二駆動部40の少なくとも一部は、第一ボビン33の内側空間に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸方向一方側へ向けて音を出すための第一駆動部と、
第二駆動部と、
を備えるスピーカであって、
前記第一駆動部は、
第一磁気ギャップを形成する第一磁気回路と、
前記第一磁気ギャップに配置される第一コイルと、
前記第一コイルが設けられる第一ボビンと、
を備え、
前記第二駆動部は、
第二磁気ギャップを形成する第二磁気回路と、
前記第二磁気ギャップに配置される第二コイルと、
を備え、
非作動状態において、前記第二駆動部の少なくとも一部は、前記第一ボビンの内側空間に配置される、
スピーカ。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第二磁気回路は、前記第二駆動部の可動子として機能する、
請求項1に記載のスピーカ。
【請求項3】
前記第一磁気回路と前記第二磁気回路とは、別体として形成され、
前記第一磁気回路は、前記第一磁気ギャップよりも径方向内側に位置する内側空間を有し、
前記第二駆動部の少なくとも一部は、前記第一磁気回路の前記内側空間に配置される、
請求項1に記載のスピーカ。
【請求項4】
前記第一磁気回路の前記内側空間は、前記第一磁気回路の軸方向一方側及び他方側に開放された空間である、
請求項3に記載のスピーカ。
【請求項5】
前記第一磁気回路は、第一マグネットを備え、
前記第一マグネットは、径方向において前記第一磁気ギャップよりも外側に位置する、
請求項1に記載のスピーカ。
【請求項6】
前記第二磁気回路は、前記第二磁気ギャップが軸方向他方側に開放される向きで配置される、
請求項1に記載のスピーカ。
【請求項7】
前記第二駆動部は、
可動子を弾性的に支持する第二ダンパと、
前記第二ダンパを保持する保持部材と、を備え、
前記保持部材は、前記第二ダンパ及び前記可動子を内部に収容する、
請求項1に記載のスピーカ。
【請求項8】
前記保持部材は、当該保持部材の内部と外部とを繋ぐ少なくとも一つの通気孔を有する、
請求項7に記載のスピーカ。
【請求項9】
前記保持部材は、前記第一磁気回路に対して軸方向他方側の空間に露出する他方側部を有し、
前記他方側部は、前記通気孔を有しない、
請求項8に記載のスピーカ。
【請求項10】
前記第二駆動部は、前記第一駆動部によるスピーカ全体の振動を相殺するための駆動部である、
請求項1に記載のスピーカ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スピーカに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたスピーカは、音を出すための第一駆動部のほかに、第二駆動部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/090124号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、第一駆動部と第二駆動部とを備えるスピーカであって、軸方向に小型なスピーカを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様に係るスピーカは、軸方向一方側へ向けて音を出すための第一駆動部と、第二駆動部と、を備えるスピーカであって、前記第一駆動部は、第一磁気ギャップを形成する第一磁気回路と、前記第一磁気ギャップに配置される第一コイルと、前記第一コイルが設けられる第一ボビンと、を備え、前記第二駆動部は、第二磁気ギャップを形成する第二磁気回路と、前記第二磁気ギャップに配置される第二コイルと、を備え、非作動状態において、前記第二駆動部の少なくとも一部は、前記第一ボビンの内側空間に配置される。
【0006】
本態様では、スピーカは、軸方向一方側へ向けて音を出すための第一駆動部と、第二駆動部と、を備える。
【0007】
ところで、スピーカが第二駆動部を備えるので、スピーカには、第二駆動部を配置する空間が必要となる。ここで、仮に第一駆動部と第二駆動部とを単に軸方向に並べて配置すると、スピーカが軸方向(高さ方向)で大型化してしまう。
そこで、本態様では、非作動状態において、第二駆動部の少なくとも一部は、第一ボビンの内側空間に配置される。
このため、軸方向に小型化なスピーカを実現しやすい。
【0008】
なお、後述の実施形態では、第二駆動部が、第一駆動部によるスピーカ全体の振動を相殺するための駆動部であるが、本態様の第二駆動部はこれに限定されない。本態様の第二駆動部は、例えば高音域の音を出すための駆動部であってもよいし、その他の機能のための駆動部であってもよい。
また、後述の実施形態では、第二磁気回路が、第一磁気回路とは別体として形成されるが、本態様の第二磁気回路はこれに限定されない。
また、後述の実施形態では、第二磁気回路が、第二駆動部の可動子として機能するが、本態様の第二磁気回路はこれに限定されない。
また、後述の実施形態では、非作動状態において、第二磁気回路の少なくとも一部が、第一ボビンの内側空間に配置されるが、本態様はこれに限定されない。
【0009】
第2の態様に係るスピーカは、第1の態様において、前記第二磁気回路は、前記第二駆動部の可動子として機能する。
【0010】
本態様では、第二磁気回路は、第二駆動部の可動子として機能する。
このため、第二駆動部の高い加振力を容易に実現できる。
(【0011】以降は省略されています)

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