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公開番号
2025098630
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214891
出願日
2023-12-20
発明の名称
車両ドアロック装置
出願人
株式会社ハイレックスコーポレーション
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
E05B
81/18 20140101AFI20250625BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】プランジャに大きな横荷重が働いても、サポート部材の変形を抑制すること。
【解決手段】車両のドアを閉めた際に、ドアに設けられた凹部に先端部が係合するプランジャと、プランジャをその軸方向へ移動可能に支持する支持穴を有したサポート部材と、を備え、支持穴におけるプランジャの先端部側の部位に、プランジャの先端方向に向かって拡径する第1テーパ部が形成されている。支持穴におけるプランジャの基端部側の部位に、前記先端方向に向かって縮径する第2テーパ部が形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のドアを閉めた際に、前記ドアに設けられた凹部に先端部が係合するプランジャと、
前記プランジャをその軸方向へ移動可能に支持する支持穴を有したサポート部材と、を備え、
前記支持穴における前記プランジャの先端部側の部位に、前記プランジャの先端方向に向かって拡径する第1テーパ部が形成されている、
車両ドアロック装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記支持穴における前記プランジャの基端部側の部位に、前記先端方向に向かって縮径する第2テーパ部が形成されている、
請求項1に記載の車両ドアロック装置。
【請求項3】
前記支持穴は、前記第1テーパ部と前記第2テーパ部との間に、前記軸方向に沿って同径のストレート部を有する、
請求項2に記載の車両ドアロック装置。
【請求項4】
駆動機構の駆動により回動するリンク部材を更に備え、前記リンク部材は、前記プランジャの基端部に対して相対移動可能に接続される、
請求項1に記載の車両ドアロック装置。
【請求項5】
前記プランジャの基端部又は前記リンク部材のうちの一方に設けられた環状の接続部と、
前記プランジャの基端部又は前記リンク部材のうちの他方に設けられ、前記接続部の内側に前記軸方向に直交する方向に前記接続部に対して相対移動可能に遊嵌するボス部と、を更に備える、
請求項4に記載の車両ドアロック装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両ドアロック装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両ドアロック装置の先行技術として、例えば特許文献1に示すものが知られている。この車両ドアロック装置は、プランジャと、プランジャをその軸方向へ移動可能に支持する支持穴を有したサポート部材とを備える。サポート部材は、車両の左右に開く2つのドアの一方に設けられる。ドアを閉めた後に、プランジャがサポート部材から突出する方向へ移動して、2つのドアの他方に設けられた凹部と係合することで、ドアを全閉状態にロックすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2009/0249844号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、強盗が例えばバール等によってドアをこじ開けようとした際、プランジャに大きな荷重(軸方向に対して交差する方向からの荷重)が働くと、プランジャとの接触によってサポート部材の支持穴の縁部に応力が集中して、サポート部材が変形する可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、サポート部材の変形を抑制することができる車両ドアロック装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明に係る車両ドアロック装置は、車両のドアを閉めた際に、前記ドアに設けられた凹部に先端部が係合するプランジャと、前記プランジャをその軸方向へ移動可能に支持する支持穴を有したサポート部材と、を備え、前記支持穴における前記プランジャの先端部側の部位に、前記プランジャの先端方向に向かって拡径する第1テーパ部が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、プランジャに大きな横荷重が働いても、サポート部材の変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る車両ドアロック装置を備えた車両を示す模式的な図であって、スライドドアを閉めた様子を示している。
図2は、本実施形態に係る車両ドアロック装置を備えた車両を示す模式的な図であって、スライドドアを半開きにした様子を示している。
図3は、本実施形態に係る車両ドアロック装置を示す模式的な図であって、スライドドアを全閉状態でロックした様子を示す図である。
図4は、本実施形態に係る車両ドアロック装置を示す模式的な図であって、スライドドアを全開状態でロックした様子を示す図である。
図5は、図3における部分Vの拡大図である。
図6は、図4における部分VIの拡大図である。
図7は、図5におけるVII-VII線に沿った拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面中、「FD」は車両の前方向、「RD」は車両の後方向、「UD」は上方向、「DD」は下方向をそれぞれ指している。
【0010】
図1及び図2を参照して、本実施形態に係る車両10の概要について説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る車両ドアロック装置26を備えた車両10を示す模式的な図である。図1は、スライドドア16を閉めた様子を示しており、図2は、スライドドア16を半開きにした様子を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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