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公開番号2025098506
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214673
出願日2023-12-20
発明の名称移動体追跡システム
出願人株式会社エネゲート
代理人個人,個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約【課題】簡単な構成で、広範囲の探索と追跡を高精度で行うことができる、移動体の追跡システムを提供する。
【解決手段】移動体追跡システム1は、移動する追跡の対象を撮影するための複数の固定カメラ部11,12,13と、対象を撮影するための複数の固定カメラ部11,12,13のそれぞれに関連付けられた複数の移動カメラ部21,22,23とを備え、固定カメラ部11,12,13が撮影した映像に、予め指定された対象の第1の特徴情報が含まれている場合、第1の特徴情報とは異なる第2の特徴情報に基づいて、第1の特徴情報が含まれる映像を撮影した固定カメラ11,12,13に関連付けられた移動カメラ部21,22,23が対象を探索および/または追跡するように構成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
移動する追跡の対象を撮影するための複数の固定カメラ部と、
前記対象を撮影するための複数の前記固定カメラ部のそれぞれに関連付けられた複数の移動カメラ部とを備え、
前記固定カメラ部が撮影した映像に、予め指定された前記対象の第1の特徴情報が含まれている場合、前記第1の特徴情報とは異なる第2の特徴情報に基づいて、前記第1の特徴情報が含まれる映像を撮影した前記固定カメラに関連付けられた前記移動カメラ部が前記対象を探索および/または追跡するように構成されている、移動体追跡システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記移動カメラ部の制御部を備え、
前記制御部は、前記固定カメラ部が撮影した映像に前記第1の特徴情報が含まれているとき、前記第1の特徴情報を含む映像を撮影した前記固定カメラ部に関連付けられた前記移動カメラ部を移動させるように制御することが可能であるように構成されている、請求項1に記載の移動体追跡システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記移動カメラ部が撮影した映像に前記第2の特徴情報が含まれているとき、前記移動カメラ部が前記第2の特徴情報を追跡するように前記移動カメラ部を制御することが可能であるように構成されている、請求項2に記載の移動体追跡システム。
【請求項4】
前記固定カメラ部が撮影する映像と前記移動カメラ部が撮影する映像を表示する映像表示部に、前記移動カメラ部が前記第2の特徴情報を検出するまでは少なくとも前記固定カメラ部が撮影する映像を表示させ、前記移動カメラ部が前記第2の特徴情報を検出した後は少なくとも前記移動カメラ部が撮影する映像を表示させるように構成されている、請求項1に記載の移動体追跡システム。
【請求項5】
前記第2の特徴情報は、前記固定カメラ部が撮影した前記第1の特徴情報が含まれている映像から抽出された情報である、請求項1に記載の移動体追跡システム。
【請求項6】
前記映像表示部に表示された映像から前記第2の特徴情報を使用者が選択して抽出するための入力部からの信号を受信するように構成されている、請求項5に記載の移動体追跡システム。
【請求項7】
前記第2の特徴情報は、予め指定されている、請求項1に記載の移動体追跡システム。
【請求項8】
複数の前記固定カメラ部がそれぞれ関連付けられる複数の情報処理装置を備える、請求項1に記載の移動体追跡システム。
【請求項9】
前記情報処理装置は、前記固定カメラ部が撮影した映像が前記第1の特徴情報を含むか否かを判断することが可能であるように構成されている、請求項8に記載の移動体追跡システム。
【請求項10】
前記情報処理装置は、前記固定カメラ部が撮影する映像と前記移動カメラ部が撮影する映像を表示する映像表示部と通信を行うように構成されており、
前記情報処理装置は、前記固定カメラ部が撮影した映像が前記第1の特徴情報を含むと判断したとき、前記対象の候補が検出されたことを前記映像表示部に表示するように構成されている、請求項9に記載の移動体追跡システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的には移動体の探索および/または追跡を行う移動体追跡システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、迷子のような移動体を探索したり追跡したりするために、複数の監視カメラ装置を連携させて移動する監視カメラ装置が提案されている。
【0003】
特開2003-324720号公報(特許文献1)には、広い場所や入り組んだ場所など、カメラを網羅的に設置することが困難な場所で、移動体を追跡監視することを目的として、監視カメラが映像をネットワーク接続されたモニター装置に伝送し、移動体の特徴情報が認識されなくなった場合には、他の監視カメラ装置に追跡対象として移動体の特徴情報を伝送し、撮影した映像の中に移動体の特徴情報を認識した他の監視カメラ装置はその映像をネットワーク接続されたモニター装置に伝送するように構成された、複数の監視カメラが連携して移動体の映像を捕捉する監視システムが記載されている。
【0004】
また、特開2017-163511号公報(特許文献2)には、サーバと通信ネットワークで接続された無人移動体が移動しながらカメラで観察し、カメラで観察している画像から生体固体の特徴部分が検出されたときに、観察画像を画像処理し、サーバに記録されている個体識別情報と対比して、観察画像の生体固体が被探索体か否かを判別する生体探索システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-324720号公報
特開2017-163511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の監視システムでは、入り組んだ場所では、監視カメラを狭い間隔で多数設置しなければ、移動体を追跡することができない。
【0007】
また特許文献2に記載の生体探索システムでは、無人移動体が移動している間に探索対象の移動体も移動してしまうので、探索対象の移動体が単調に直線上を歩行していて、固定された複数の監視カメラを組み合わせればいずれかの監視カメラで捕捉されるような場合であっても、無人移動体の移動経路や移動速度によっては探索対象の移動体を発見することができない場合がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、簡単な構成で、広範囲の探索と追跡を高精度で行うことができる、移動体の追跡システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に従った移動体追跡システムは、移動する追跡の対象を撮影するための複数の固定カメラ部と、対象を撮影するための複数の固定カメラ部のそれぞれに関連付けられた複数の移動カメラ部とを備え、固定カメラ部が撮影した映像に、予め指定された対象の第1の特徴情報が含まれている場合、第1の特徴情報とは異なる第2の特徴情報に基づいて、第1の特徴情報が含まれる映像を撮影した固定カメラに関連付けられた移動カメラ部が対象を探索および/または追跡するように構成されている。
【0010】
このようにすることにより、簡単な構成で、広範囲の探索と追跡を高精度で行うことができる、移動体の追跡システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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