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公開番号2025098487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214638
出願日2023-12-20
発明の名称プログラム、情報処理装置及びシステム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類H04L 69/08 20220101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約【課題】イーサネット通信に関する知識を有していないユーザーが、イーサネット通信からシリアル通信への変換を容易に行えるようにするためのプログラム、情報処理装置及びシステムを提供する。
【解決手段】端末2とイーサネット通信で接続される情報処理装置1に、イーサネット通信内でのブロードキャストにより、端末2との通信に関する第1の設定情報を取得し、イーサネット通信とシリアル通信とを変換するための第2の設定情報を情報処理装置1から取得し、取得した第1の設定情報と第2の設定情報を出力する、ことを実行させるためのプログラムである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
端末とイーサネット通信で接続される情報処理装置に、
前記イーサネット通信内でのブロードキャストにより、前記端末との通信に関する第1の設定情報を取得し、
前記イーサネット通信とシリアル通信とを変換するための第2の設定情報を前記情報処理装置から取得し、
取得した前記第1の設定情報と前記第2の設定情報を出力する、
ことを実行させるためのプログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
取得した前記第1と第2の設定情報をネットワーク設定ファイルへ出力することを、前記情報処理装置に実行させる請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記第1の設定情報にはIPv6のリンクローカルアドレスとポート番号が含まれる請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記第2の設定情報には前記情報処理装置のシリアルポート名とネットワークアダプタに関する情報が含まれる請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項5】
端末とイーサネット通信で接続される情報処理装置であって、
前記イーサネット通信内でのブロードキャストにより、前記端末との通信に関する第1の設定情報を取得する第1の取得手段と、
前記イーサネット通信とシリアル通信とを変換するための第2の設定情報を自装置から取得する第2の取得手段と、
取得した前記第1の設定情報と前記第2の設定情報を出力する出力手段と、
を備えた情報処理装置。
【請求項6】
前記出力手段は、取得した前記第1と第2の設定情報をネットワーク設定ファイルへ出力する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1の設定情報にはIPv6のリンクローカルアドレスとポート番号が含まれる請求項5または6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第2の設定情報には前記情報処理装置のシリアルポート名とネットワークアダプタに関する情報が含まれる請求項5または6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
イーサネット通信を行う端末と、
前記イーサネット通信により前記端末と通信し、請求項1に記載のプログラムがインストールされた情報処理装置と、
を備え
前記情報処理装置は、前記第1の設定情報と第2の設定情報が記述されたネットワーク設定ファイルを備え、
前記情報処理装置には、前記ネットワーク設定ファイルを用いて前記端末とのイーサネット通信をシリアル通信へ変換する変換ドライバがインストールされているシステム。
【請求項10】
前記プログラムは、前記変換ドライバを前記情報処理装置にインストールすることを前記情報処理装置に実行させる請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、端末とイーサネット通信で接続される情報処理装置に、イーサネット通信からシリアル通信への変換に必要な処理を実行させるためのプログラム、情報処理装置及びシステムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
端末としての測色装置等の測定器をコンピュータ等からなる情報処理装置に接続し、情報処理装置と測定器との間で通信を行いながら、測定を行うことが従来より行われている。
【0003】
このような情報処理装置と測定装置との間で行われる通信プロトコルとして、イーサネット通信が知られている。イーサネット通信は標準的に使用されるシリアル通信よりも、通信距離、通信速度、ノイズ耐性で優れており、安定した遠隔制御が可能である。
【0004】
しかし、測定器のユーザーにはシリアル通信の利用実績が多いユーザーが存在する。このようなユーザーは、イーサネット通信の設定がなされていても、シリアル通信への変更を望む場合がある。また、このようなユーザーは、シリアル通信に関する知識は有しているが、イーサネット通信に関する知識を有していない場合も多い。
【0005】
そこで、イーサネット通信に関する知識を有していないユーザーであっても、シリアル通信への変換を容易に行えるようにすることが望まれる。
【0006】
特許文献1には、コマンドとデータをそれぞれ異なる通信コネクションで伝送するシリアルデバイスサーバーが提案されている。具体的には、このサーバーは、ネットワークインタフェースとシリアルインタフェースを備えている。このサーバーは、当該ネットワークインタフェースを介して信号を送受信すると共に、当該シリアルインタフェースを介して信号を送受信する。また、サーバーは、当該ネットワークインタフェースを介して送受信する信号のうちコマンドを送受信するためのコマンド用ソケットを備えている。さらにサーバーは、当該ネットワークインタフェースを介して送受信する信号のうちデータを送受信するためのデータ用ソケットとを有するTCP/IP部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2012-23511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザーは、シリアル通信とイーサネット通信(TCP/IP)の両方の設定を行う必要があった。また、両方の通信を理解している必要があった。
【0009】
このため、特許文献1に記載の技術は、イーサネット通信に関する知識を有していないユーザーが、イーサネット通信からシリアル通信への変換を容易に行えるようにするという要請に対して、解決策を提供することはできない。
【0010】
この発明の目的は、イーサネット通信に関する知識を有していないユーザーが、イーサネット通信からシリアル通信への変換を容易に行えるようにするためのプログラム、情報処理装置及びシステムの提供にある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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